大人オリジナル小説

STORY イヴ
日時: 2020/02/14 17:54
名前: 山本蒼紫

どうも、山本蒼紫です。今回はTBOIことイヴの物語でございます。

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Re: STORY イヴ ( No.8 )
日時: 2020/02/14 18:01
名前: 山本蒼紫

ザァー…

イヴ「…………」

イヴ「…アポ…リオン…?」
アポリオン「………」

ヅ…ヅヅ…

イヴ「?!…そんな…体が…アポ…リ…オ……ン………」

プシュゥゥ…

ゲドンコD1「やったぞ!成功だ!!」
ゲドンコD2「はぁ…やっと成功した…」
ゲドンコD3「しかし、この制御装置は大丈夫か?一番最初の試作ウェポンの制御装置だぞ?」
ゲドンコD1「仕方がないだろ?これしか残ってないんだから」
ゲドンコD3「…まぁ…いいか…」
イヴ(く…体が…動かない…視力以外…何も……………く……意識が…朦朧としてきた………もう………ここまで………な………の……?…)

そして、私の意識は完全に遮断された…ただ、空しく時が過ぎていく…
一ヵ月後…

ジッ ボンッ!! ピラッ

イヴ「!!ぐ…そ、装置が……壊れ……ん?これは…?…………………!!これは…!!!」

〜ゲドンコドクターメモ日記〜

○月○日
今日は風の村の制圧をする事にした。が、あいつらは危険だ…まともに戦っては勝てるかどうか…という訳で、今日、エレメントとウェポンの交換を申し込んだ、が案の定あっさり断られてしまった…こうなったらあれを…試作品だが、仕方ない…。

○月△日
今日、村長のアポリオンに洗脳装置のチップを取り付けておいた。さて、成功するだろうか…
追記:成功だ!アポリオンは我が軍の操り人形となった!これで村を制圧できるぞ!!

○月□日
しかし…プライド様も無茶を言われる…アポリオンをバイオウェポンにしろなどと…だが、使い回しの部品でいい、と言っていたな。それならば簡単だ…使い回しでも、余程のショックがなければ、元に戻る事はないだろう…

○月×日
しかし…改めてバイオウェポンの研究もしなおさなければならないな…今までの一人の人間を使った実験は、全て軽い心のショックで元に戻ってしまう…細胞を使うだけなら大丈夫だが…ビトレイアーは心配だ…一ヶ月ほど、様子を見る事にしよう。

△月○日
うむ、あの様子なら大丈夫そうだ。チップに仕掛けたカメラからの映像では、普通に生活しているようだ。これなら、何の心配もあるまい。そして、明日風の村を制圧する事が決定した。さて、風の村の村長の実力、見せてもらうとするか…。

△月△日
やはりあいつらの力は計り知れない…爆弾も何も使わずに村の大部分を吹き飛ばした…あれなら、今後も軍の兵器として使えそうだ…。
追記:何と言う事だ!ビトレイアーが破壊されてしまった!やったのは、イヴ…!う〜む…………。

△月□日
今日、改めてチップの録画映像を見てみたが…あの様子、どうやら破壊される直前に意識が元に戻ったようだ…その時には既に装置が不安定で、会話は聞こえないが…どうやらイヴに揺さぶり起こされたようだ……………。

〜終了〜

イヴ「これ…は…アポリオン…は…裏切った訳じゃ…なかった…の……?……………アポリオン…ごめん…ごめんね……私、分からなかった……ごめんね…ごめん……ね……」

…ドシャッ……………・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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