大人オリジナル小説

STORY イヴ
日時: 2020/02/14 17:54
名前: 山本蒼紫

どうも、山本蒼紫です。今回はTBOIことイヴの物語でございます。

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9



Re: STORY イヴ ( No.6 )
日時: 2020/02/14 17:59
名前: 山本蒼紫

ビトレイアー「ぐ…この俺が…貴様ごときに…!」
イヴ「……アポリオン…お前は何故、皆を裏切ったの…?」
ビトレイアー「…俺は、自分が良ければそれでいい…全て利用しただけだ」
イヴ「…なら、何故村長を引き受けたの…?」
ビトレイアー「……!!…」
イヴ「…お前は、自分でも気付いていないけど、心のどこかで皆の事を思っていた…」
ビトレイアー「…黙れ」
イヴ「この村を、良くしたいと、ずっと思っていた」
ビトレイアー「黙れ…黙れ…!」
イヴ「皆を、幸せにしたいと思っていた!」
ビトレイアー「黙れ!黙れ黙れ!!」
イヴ「この村を…皆を…幸せにしたかった…!!」
ビトレイアー「!!!黙れ黙れ黙れ黙れぇぇぇぇ!!!!」

グオッ!!!

イヴ「ハァァァァァァァァァァ!!!!!」
ビトレイアー「ズァァァァァァァァァァァ!!!!!」
イヴ「…アポリオン…お前は…お前はぁぁぁぁ!!!」

ズガァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!

イヴ「アポリオン!お前は何がしたかったの?奴らの手先になって、見せかけの権力を振りかざしたかったの!?」
ビトレイアー「違う!!俺は、全てを…貴様や親父からの期待に答えられるか、ある日心配になった…だから全てを投げ捨てたんだ!!プレッシャーも、期待も、信頼も、何もかも!!!」
イヴ「…なら、尚更よ…何故奴らに…」
ビトレイアー「うるさい!貴様に俺の気持ちが、分かってたまるかぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

グオッ! ゴゴゴゴゴゴゴ…

イヴ「ぐ…この力は……」
ビトレイアー「終わりにしてやる…貴様の命も、この村も!!!」
イヴ「…アポリオン………………アポリオォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!!!!!!!!!!」

ズォォォォ!!

ビトレイアー「!!!うわぁぁぁぁ…ぁ……ぁ…………」
イヴ「………アポリオン…………お前は…………………」

…アポリオンを倒した…でも、私の心には、巨大な空白が出来てしまった…

イヴ「…さようなら…アポリオン…」

…………

エンヴィー「……やはり、使い回しの部品ではあなたを倒せませんでしたか…」
イヴ「!…エンヴィー…」
エンヴィー「…あなたがビトレイアーと闘っている間に、この村の生き残りを5、6人捕まえました」
イヴ「…!」
エンヴィー「…彼らを解放してほしくば、大人しく投降しなさい。さもなくば…分かっていますね?」
イヴ「…くっ…!」

…そして、私は奴らに捕まった…投降せざるを得なかった…しかし、そのまま民はどうなったのか一切聞かされなかった…そして、私はバイオウェポン『スロウス』に改造された…でも…

ビーッ ビーッ

ゲドンコD1「また失敗だ!」
ゲドンコD2「マシンを緊急停止させろ!」
イヴ「うう…うぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

バキィ!!

幾度なく失敗し、暴走を繰り返していた…その時の意識はあった。でも、目も見えず、何かに触れても何も感じない。ただ、アポリオンを失った悲しみしか感じなかった…

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。