大人二次小説(BLGL・二次15禁)

東京喰種〜半喰種の性〜 【r18】BLあり
日時: 2015/01/09 21:22
名前: 黒恋(羽& ◆SSStVhifyU

はじめ、まして……っ

黒恋、です………
本日付で、東京喰種の小説を書かせていただきますっ!

早速ですが、当スレについて…

当スレはヤングジャンプさんにて新章が大人気連載中の東京喰種および東京喰種:reに、スレ主がえろ要素を足してしまった残念なスレです。不快に思われる前に、ご退出をお勧めいたします。

腐エログロで、主に金木くんが受けたり攻めたりします。

リクエストも受け付けますので、よければ是非っ!!

それから、グールは漫画派ですが、アニメもちゃんと見てますよ!!
ルートエーで衝撃を受けています!金木がアオg……(気になる人は、アニメをチエック!)

もちろんネタバレも含みますのであしからず…

あと、スレ主はグールが大好きです!お気軽に声をかけてくださいね!漫画、ザッキ、小説、:re、アニメ すべてオーケーです!質問攻めにしてくだせえw


それではよろしくです!

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Re: 東京喰種〜半喰種の性〜 【r18】BLあり ( No.18 )
日時: 2015/06/09 23:25
名前: 黒恋

わぁぁーーー!!!!

みなさん、本当にありがとうございます!!
そして、投稿遅くなりまして誠に申し訳ございません!
さらに、名前が黒恋から恋患になっているところがございますが
同一人物です!不注意で間違えることがあるので、混乱させてしまったらごめんなさい………!

それでは、続きをどうぞ!!!!


『ハア……』

あの話から一週間。
カネキはなかなか決断できないまま、空腹感だけが募る一方だ。

……人を食べなくていいのは、助かるんだけどな。
……でも、その、、なんで……なんでセックスなんだろう?

店長に聞いてみようかとは、幾度となく考えた。
だが、なんていうか簡単に聞ける話じゃない。というか、恥ずかしい。
逆に質問に答えを返されても、反応に困ってしまう気がする。
もんもんと考えると余計にお腹が減ってきた。

……悪循環だ。とりあえず今は仕事に専念せねば!

気合いを入れ直して、カウンターに入る。トーカちゃんだろうか、ぶっきらぼうな字で書かれた注文の紙が置いてあった。
カネキは注文内容に目を通すと、珈琲豆を探す。注文された珈琲の豆の名称が書かれた瓶は棚の上の方にあった。

『届くかな』

……あまり自分が身長の高いほうではない。西尾先輩に頼もうか。いや、迷惑ばかりかけてはいけない。

カネキは手近にあったイスを、棚の下まで持って行ってその上に乗る。すると、目当ての珈琲豆の瓶はちょうどカネキの目線の高さにきた。あまり見たことのないラベルだ、何て事を考えながらその瓶を手にする。

突然、視界が歪んだ。目の前にあったはずの棚が遠のいていく。目眩、だろうか。鼻先をかすめる珈琲の匂いが、吐き気をもよおす。視界がまわる。ぐるぐると。渦巻いていく。ふわり、と身体が浮く。宙を舞う。これは夢?僕は落ちて……。

我にかえると、僕は腕の中にいた。その腕はあんていくの制服を着ていて、服の上からでも細身とわかる。あわてて顔を見る。
眼鏡の奥で、蛇のように切れ長の目が僕のことを心配そうに見ていた。

『西尾先輩……』

僕の声は驚きの色をしていた。それは、いつもクールな先輩がこんなにも焦って僕を見ているからだろうか。

『カネキ、平気か?』

西尾先輩が聞いてきて、僕はただ はい、とだけ答えた。いつもより上ずった先輩の声が何か言った。でも、もうなんだか聞こえない。
声が遠ざかっていく。トーカちゃんが僕を呼んだ気がする。一人また一人と人がやってくる。僕の意識は落ちた。


切ります!次回、やっと濡れ場??になります笑笑!!

Re: 東京喰種〜半喰種の性〜 【r18】BLあり ( No.19 )
日時: 2015/06/13 21:27
名前: 恋患

続けます!!

『ん……』

目を開けると、そこは見覚えのない場所だった。あんていくではない。自分の家でも、ヒデの家でもない。

『ヒデ……』

いつから会ってないだろう。いつも隣にいたカネキの唯一の友達。
カネキにとってかけがえのない人だ。
声が聞きたい。あの笑顔に会いたい。温もりに触れたい。
涙がこぼれた。それが無性に恥ずかしくて、苦しくて、それでも止まらない。

『カネキ、起きたのか』

名前を呼ばれて我にかえる。ごしごしと乱暴に目元を拭い、声のする方に顔を向ける。そこには、ニシキがいて。手には二つ、マグカップが握られている。

『クソカネキ、お前が仕事中にぶっ倒れたから運んできたんだよ。散らかってるけど、まあ……落ち着くまでゆっくりしてけ』

少し恥ずかしそうに言うニシキの服はあんていくの制服のままだ。
ニシキはカネキにマグカップを手渡すと、自分も近くに腰掛けて珈琲をすする。

『……』

互いに口を開かぬまま、ただ珈琲を口に含む音だけが響く。
気まずい。これを飲んだら帰ろう。きっと、キミさんも来るかもしれないし迷惑な気がした。

『……今日、キミ来ないから』

カネキの考えを察してかニシキはこっちを見ることもせず、そんなことを言う。
それを聞いて、こころなしか身体がだるくなった気がした。
……本人もいいって言ってるし、もう少しだけ。
甘美な言葉が頭に響く。
ニシキは立ち上がると、中身の入っていないマグカップを持って台所に消えた。
カネキは残りの珈琲を飲み干すと、立ち上がろうとする。だけど、すぐに目眩が襲ってきてベッドに吸い付かれたように腰が上がらない。

『ったく、病人は寝てろよ…』

いつの間にか隣にいたニシキはカネキの手にあるマグカップを掴むと、呆れたようにため息をつく。

『すみません……』

口癖になったその言葉は、なんだか掠れていて。
……情けない。男なのに仕事中に倒れて、先輩に迷惑かけて。今日キミさんが来ないのも、もしかしたら先輩が気を使ったからかもしれない。
ほんとに僕は……。
また、涙がこぼれた。雫の一粒一粒が頬を伝い、シーツに斑点をつくる。

『すみません、僕っ……先輩に迷惑ばかりかけてっ……』

溢れ出した涙は止まらない。ポツリポツリとシーツの模様を広げていく。ふいに、ニシキがカネキの肩を抱いた。少し乱暴に。だけどどこかあったかい温もりに包まれる。

『脳みそにクソでもつまってんのか? 迷惑だったら家にあげねーよ』

ぶっきらぼうな声。なのにどうしてだろう。こんなにも落ち着くのは。
気づけば僕は口を開いていた。

『西尾、先輩。僕に喰べさせてください』

自分のものとは思えない艶っぽい声に、カネキは恥ずかしくなって俯く。一方のニシキは、あまりに突飛なカネキの言葉にしばし目を見開いていたが、それも一瞬のことで。
瞬きの間に、カネキの顎を細い指でそっと掴むと唇を落とした。
甘いキス。まるで、ヒトを喰べたときに味わえる甘美な香りが、カネキの脳裏は麻痺させ、身も心も落としていく。

『あっ、ああん……』

キスだけで淫らに喘ぐカネキに、ニシキのものは少しずつ硬さを帯びてきた。最初はぎこちなかった二人の接吻は、次第に激しさを増していく。唇は蕩け、絡み合う舌は互いの唾液でまみれていく。
長く、深く、深く。やがて、息ができなくなって朦朧とした視界で、ニシキの舌が遠のいていった。

『あ……』

名残惜しそうに漏れる声が情けない。だんだん開けていく視界の先でニシキはほくそ笑むように笑った。

『まかせろ。お前が、クソみたいにあんあん喘いで壊れるまで腹一杯喰わしてやるよ』

カネキの口元から垂れた唾液を親指で拭い、ベロリと舐める。
そんな仕草でさえ、今のカネキは感じさせるのには充分で。

夏の夜はまだまだ終わることを知らない。


一旦切ります!次回、濡れ場も佳境に!笑

Re: 東京喰種〜半喰種の性〜 【r18】BLあり ( No.20 )
日時: 2015/06/13 22:13
名前: 黒龍

ニシカネ展開ですか……
とても引き込まれますね…
名残惜しいです
続きお待ちしてます。

Re: 東京喰種〜半喰種の性〜 【r18】BLあり ( No.21 )
日時: 2015/06/13 22:47
名前: 黒恋=恋患

あ!また名前間違えました!!

すみません、恋患あらため黒恋です!(・_・;


黒龍さん、ありがとうございます!
とにかく照れるドSニシキと、可愛い誘い受けなカネキが書きたくて!
こんなスタートとなりました(・_・;
文法なんかにも至らぬ点が多いとはございますが、今後ともご愛読いただけたらな、と……思っております!

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