大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【DRRR!!】本当の嘘【平和島 静雄×折原 臨也】
- 日時: 2015/06/05 16:07
- 名前: イザイザ
【はじめに】お詫びとお知らせ
この度は、クリックありがとうございます。
誠に勝手ながら、リレー小説だったものを普通の小説に変更いたしました。
また、前表記に誤字がありました。
正 シズイザ
誤 イザシズ
本当に、申し訳ございませんでした。
はじめまして。
電撃文庫より、成田良悟様の作品『デュラララ!!』の人気キャラクター、平和島 静雄×折原 臨也が繰り広げる、ちょっぴり切なく、大人なシズイザ小説です。
よって、皆様に、より一層この小説を楽しんで頂くためにいくつかの注意事項がございます。どうか、一度だけでも目をお通しください。
〜注意事項〜
▼荒しなど、他の方々がみて、不快になるような発言は、ご遠慮頂きますよう、ご協力お願い申し上げます
▼あくまでも本作品は二次創作であり、原作とは一切関係ございません
▼一部、過激な表現や流血表現などがあると思われます。お気をつけください
▼これは、基本R18指定でございます。これに関しましては、主も責任を負いかねます。自己責任でよろしくお願い致します
▼更新ペースは、主の都合で変わります。ご了承ください
以上。これからも、少しずつ追加していくと思われます。ご了承くださいませ。
感想コメントやアドバイスも、お待ちしております。
それでは、以上の点を了承した上で読んでくださる方は、少々お待ちください。
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- Re: 【DRRR!!】本当の嘘【平和島 静雄×折原 臨也】 ( No.4 )
- 日時: 2015/03/25 10:57
- 名前: もち@mochi
第一章(1)
池袋の中心部では、今日も戦争が起きている。
戦争とは言っても現代的であり、少し表し方が大袈裟だったかもしれない。
しかし、単なる喧嘩でもない。
いや、喧嘩には間違いないのだが。
戦い方が普通ではないのだ。
サングラスをかけた、金髪でバーテン服の青年____平和島 静雄。
この青年は、
池袋一、名前負けをしている男であり、池袋一の怪力を持つ喧嘩人形のような男でもある。
なぜ、彼にこんな呼び名をつけられたか。
別に、誰かが考えた、架空の武勇伝などが周りに知れわたった……という訳でもない。
これは、全て、本当なのだ。
偽りなど、一つもない。
彼は、キレやすい神経をしており、同時に、丈夫な体をしている。
鉄砲で撃たれても、
ナイフで身を引き裂かれようとも。
擦り傷程度で、済まされるのだ。
それどころか、きっと重傷を負うのは彼を襲ったものだろう。
殴られたりすることでケガをするのはもちろんのこと、ガードレールや自販機を投げつけられることも、彼と喧嘩するなら、珍しいことではない。
かえって、重傷を負わないほうが不思議なのかもしれない。
- Re: 【DRRR!!】本当の嘘【平和島 静雄×折原 臨也】 ( No.5 )
- 日時: 2015/05/24 11:03
- 名前: もち@mochi
第一章(2)静雄side
______うるせぇ
どいつもコイツも。
今日もまた、そこらのチンピラが俺のところへ集まってくる。
俺は、ただ。
平和で、静かに暮らしたいだけだ。
それなのによぉ、どうして毎日のように俺にまとわりつくんだ?
俺だって、決して好きでケンカに付き合っている訳じゃねぇんだ。
やっぱり俺は、暴力が嫌いだ。
何度、心の中でそう、ぼやいたことか。
でも実際、自分から暴力を取ってみたら何が残るのか。
それが、俺には不安で仕方がないのかもしんねぇ。
人通りがやけに少ない。
平日の昼過ぎ……だからか。
なんで、こんな平日の昼過ぎに、こうして暇をもて余しているかというと良くも悪くも、偶然仕事が休みだったからだ。
トムさんを誘おうか………いや、駄目だ。
折角の休日なのに、それを潰しちゃ悪い。
あまりにも暇だったので、タバコを取りだそうとするが、箱も空だ。
なんてついてねぇんだ。
「仕方ねぇ。家に帰って昼ドラでも見るか」
俺は外見と日頃の行動には似合わないことを呟きつつも、ベンチを立ち、公園を後にした。
- Re: 【DRRR!!】本当の嘘【平和島 静雄×折原 臨也】 ( No.6 )
- 日時: 2015/05/28 19:27
- 名前: もち@mochi
第一章(3)静雄Side
公園を後にし、歩いていると、見覚えのある顔が視界に映った。
______臨也
その名前は、決して思い出したくない奴の名前だ。
_____でも………アイツ、どうしたんだ?
相手は、俺の顔を認識しているはずだ。
なのに、ナイフや挑発は愚か、逃げることさえ、しねぇ。
何かがおかしい。
俺は、臨也の姿を見た瞬間、そう思った。
別に、心配してる訳じゃねぇ。
「これはノミ蟲を殺す最大のチャンスかもしれねぇな」
ただ、それだけだ。
それ以外の理由なんてない。
俺は、そこにあった自販機を目の前にいるアイツに躊躇いなく投げつけた。
いつものアイツなら、すぐ避けることのできるだろう。
『いつも』のアイツなら、だ。
俺に自販機を投げつけられた臨也はそのまま倒れ、自販機の下敷きとなった。
なんの抵抗もなく。
俺自身も、流石にこれには驚いた。
本来なら、喜ぶべき瞬間だろう。
しかし、どちらかと言うと、焦りの方が大きかった。
なぜだ?俺は、アイツのことが大嫌い………な、はずだ。
なのに……本当に臨也のことを殺してしまったのか、それが不安で仕方ねぇ。
あぁ、そうか。
簡単じゃねぇか。
俺は_______
俺は_________怖いんだろうな。
また、自分を嫌ってしまう俺のことが。
- Re: 【DRRR!!】本当の嘘【平和島 静雄×折原 臨也】 ( No.7 )
- 日時: 2015/05/24 11:16
- 名前: もち@mochi
第一章(4)
どうしたものか。
混乱により、真っ白になった頭で必死に考え込む。
すると、いいところまで考え付いたところで、頼れる人物の名前が思い浮かんだ。
____そうだ、新羅。アイツにならコイツを預けることができるかもしれねぇ
静雄は、そう思い立ったかと思うと、さっさと臨也を抱えて新羅と、その同居人である首なしライダー____セルティの住むマンションへと向かった。
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