大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- アニメキャラのBLをゆっくり更新
- 日時: 2015/06/22 23:03
- 名前: 夜天 黒翼
どうも、夜天 黒翼(やてん こくしょう)と言います。別館では、バビロンとして、やらせてもらってます。
このスレは題名どおりのスレです。
自分の好きなアニメキャラのcpを、ゆっくり更新していくスレです。
アニメはこちら↓
ONEPIECE 黒子のバスケ
七つの大罪 デュラララ!!
進撃の巨人 カゲプロ
追加 FF(ファイルファンタジー)
ですね。
自分はネタを作るのが不得意なので、皆さんからのリクエストが頼りです…。
リクエスト、よろしくお願いします!
では、GO〜(・∀・)→→
- Re: アニメキャラのBLをゆっくり更新 ( No.6 )
- 日時: 2015/06/26 20:43
- 名前: ししゃも。
(ФωФ)ノシ←
- Re: アニメキャラのBLをゆっくり更新 ( No.7 )
- 日時: 2015/06/27 22:30
- 名前: 夜天 黒翼
ユキイチ
ありがとう。
今日更新するねー。(寝落ちしなければw)
ししゃも。さん
どうもありがとうございます!
駄文の集まりですが、よろしくお願いします…!
- Re: アニメキャラのBLをゆっくり更新 ( No.8 )
- 日時: 2015/07/02 23:49
- 名前: 夜天 黒翼
黒バス 宮地×森山
【ナンパも程々に、な】
人通りの多い道のど真ん中。
きっと、知り合いを探すのも困難であろう場合に、二人は出会った。
「ん…?アンタ…海常の森山由考…?」
「秀徳の宮地サンじゃないか」
海常の森山と秀徳の宮地。
意外すぎる面子が顔を会わせた。
「いや…ばったりこんなとこで会うなんてな」
「まったくだ」
他愛のない話をしながら、二人の距離は縮まっていく。
「そうだ、なんで宮地はここにいるんだ?」
森山は手を叩きながら聞く。
宮地は「あ、あぁ」と呟くと、肩にかけてあったバッグからポスターとうちわを取り出した。
「みゆみゆのコンサートがあったんだ」
「みゆみゆ!?」
驚きの声が思わず口から飛び出る。
その瞬間、宮地の顔が一気に黒いベールに包まれた。
「そんなでけぇ声出してんじゃねぇよ…恥ずかしいだろ?焼くぞ?」
「おっ、おぅ…?」
相手の形相に圧され、一歩後ろへたじろぐ。
「じゃあ、アンタはここで何してんだ…?」
少しだけ顔が緩んだのを確認しつつ、森山は答えた。
「フフ…お前も多分分かっているだろうが…答えは、ナンパだ!!」
「…。…?…!?」
答えを理解するのにかかった時間は、約15秒。
「ん?どうした、宮地」
宮地はこの瞬間のことをはっきりとは覚えていなかった。
しかし、後に彼が自分にとって、とんでもない存在になるとは、どうしても考えられなかった。
- Re: アニメキャラのBLをゆっくり更新 ( No.9 )
- 日時: 2015/07/03 00:16
- 名前: 夜天 黒翼
「ナンパって…マジかよ」
いつもならここで物騒な言葉のオンパレードの筈だが、同い年がナンパをしていることについて、相当混乱しているようだ。言葉が出てこない。
「そうだ!宮地も一緒にナンパしてみないか!?」
「ふざけんな、刺すぞ」
やっといつもの口調が戻ってくる。
しかし、乗りに乗った森山を止めるほどの威力はなく、むしろ彼をもっと駆り立てた。
「そう照れるな。ナンパでは自分を全面的に出すことがポイントだぞ?」
「いいって言ってんだろーが。マジで刺すぞ」
「いいのかっ!?」
「そっちのいいじゃねぇよ!!」
盛大なボケにそれ相応の対応をする。
周りで見ていた人たちは、怪奇な目で彼らを見つめる。
「おっ…おぉ…!見ろ宮地…視線が集まってきたぞ…まさかこれが…もふぇき…!?って…痛い痛い痛い…」
「モテ期でも何でもねぇよ」
笑みを浮かべながら森山のほほを引っ張る宮地。
伸ばしたほほはほんのりと赤みを帯びる。
「可愛い…」
「なんか言ったか?」
「…!何でもねぇよ!」
自分が男に対して「可愛い」と言ったことに、自分で悪寒を覚える宮地。
しかし、これが始まりだった。
「すみませ〜ん。そこのお兄さんたち少しいいですかぁ?」
変に間延びする声。
二人が後ろを振り返ると、そこには、三人の女子高生と思われる女子が立っていた。
「あの、秀徳の宮地サンと海常の森山サンですよね?今から私たちと遊びに行きませんか?」
一番前のポニーテールの女が話しかけてくる。
…これが逆ナンパってヤツか。
宮地は怒りを堪えながら、冷静に判断する。いや、怒りを堪えている時点で冷静ではないのかもしれないが。
答えはもちろん「No」に決まっている。
同意を得るため、森山の方へと振り向く宮地。
案の定、森山は目に力を入れながら、自分を立たせている。
「これが逆ナン…!」
挙げ句の果てには、何故かときめいていた。
「おい…!森山、何考えてんだよ!」
「宮地、オレは夢を見ているのか?そうなのか?」
呆れるしかなかった。
そうしているうちに、森山は三人の女子たちに連れてかれていた。
「おいっ…ちょっ…!!」
人混みへと消えそうになるなか、森山はぽつりと呟いた。
「でも…オレ、こんな女の子といるより、宮地といたいんだけど」
宮地にはしっかりと聞こえた。
その声は、人の話す声。足音。風の音。電子音。いろんなものにかき消され、隣にいた女子たちにも聞こえなかった。
でも、一番伝えたい相手にはしっかりと、届いていた。