大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【純ロマ・セカコイ・七つの大罪・その他】bl
日時: 2015/09/16 17:26
名前: 音夜 天

初めまして音夜です!
純情ロマンチカと世界一初恋のbl小説を
書いていこうと思います。
思いついたら書くので、カメ更新です……。

なおこの小説は妄想の結晶化です!
よろしくお願いします!

☆追加

追加で【hybridchild】のblも書くことにしました!
知っている方いらっしゃるでしょうか?
知らない腐女子の方は一度見てみてください!
泣けるblアニメと言ったらコレ!!な作品!
お試しあれ♪

☆追加

【七つの大罪】
多分バンキンOnlyですが………。
キング大好き♪

題名コロコロ変わりますよね……。ゴメンナサイ!

・純情ロマンチカ
・世界一初恋
・七つの大罪
・hybridchild
・暗殺教室
・LOVEless

増えるかも………。



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Re: 【純ロマ・セカコイ・hybridchild・七つの大罪】bl ( No.7 )
日時: 2015/08/30 01:43
名前: 音夜 天

○七つの大罪【バンキン】学パロです!

「わー!これすごい!」
「あ、キング様も使ってみますか?」
「え!?オイラは別に……」

教室の斜め後ろの席。
デイアンヌとエリザベスとキングは
何やら楽しそうに話している。

女子の中に混じっていても、誰も咎めるものはいない。
それがリップグロスなる化粧品の話であっても。

「使ってみなよ、ほら付けたげる!」
「ええっ!?!!///」

デイアンヌは少量を指につけるとキングの唇に
塗りたくった。

「いいじゃん!可愛いよ〜!」
「そう?//」
「いいと思いますよ!」

頬を赤らめ、ディアンヌの明るい笑顔に
素直に照れるキング。

そんな様子をバンは窓側の席から
不機嫌そうに見ていた。

チッ、と舌打ちをかますと、席を立ち
キング達の後ろのドアから出て行く。

何でイライラしているのかわからなかった。
例え女子共にキングが頬を赤らめようが、
キャッキャウフフと話していようがバンには関係ない。

そんなことを考えると、異様にむしゃくしゃした。
次は授業があることなどどうでもよくなり屋上に向かうと、先客がいた。

「よぉ、バンさんや」

そこにいたのはメリオダス。
いつもと変わらず、わかりやすくイライラしているバンに話しかける。
そんなことができるのはメリオダスともう一人だけ。

「欲求不満そうな顔しちゃって、一体何が……
なんて大体予想はつくけど。」
「……………。」

教室での出来事を思い出し、また眉間にシワが寄る。

「またキング絡みか?」
「……あぁ。」

またもチッと舌打ちをする。

「どうせキングがエリザベスあたりとキャッキャウフフしてたんだろう?」
「…………………………」
「その様子じゃデイアンヌも一緒か?」
「……団ちょはエスパーか何かか?」
「にしししっ!」

メリオダスは軽快に笑った。

「はぁ。授業始まるぞ?」
「どーでもいい♪」

そう答えたバンにメリオダスはう〜んと唸りながら
少し考えると、バンに言った。

「そんなバンにアドバイスだ」
「あ?なんだよ♪」
「キングも欲求不満なんだぜっ!」
「は?どーゆー意味………」

ガチャっと、屋上の扉が開き、息を切らしながら
キングが入ってきた。

「っはぁ、はぁ、バン……ここにいた……!」
「キング…?」

キングの様子を見るに、走ってきたらしい。
息を整えようと、はあぁーっと深く息を吐いていた。

「んじゃ、俺授業行くから。」
「あれっ!団長もいたの?」
「うまく言っとくから、仲直りしろよ〜?」

ひらひらと手を振ると、ドアを開き出て行った。
仲直りという言葉にキングは頭にハテナを浮かべていると
バンが口を開いた。

「授業始まるぜ?」
「バンだって同じでしょ!」

そう尖らせて言った唇には
デイアンヌのつけたリップグロスがついたままだった。
それにまた苛立ちが募り、キングに背を向けた。

「バン?」

屋上のドアを閉め、バンに駆け寄った。

「どうしたの?最近なんかイライラしてる……」
「………」

お前のせいだなんて嫉妬してると言っているようで言いたくない。
と、横目でキングを見下ろすとキングが気づいたように目を見開いた。

「あっ、もしかしてバン、嫉妬したの?」
「………!」
「えっ、バンがしっと………」
「ちげぇよ。」

いかにもびっくりしているキングにまたもイラつき
違うと言ってプイッと顔を逸らした。

二、三分沈黙な時間が流れ、先に口を開いたのはキングだった。

「……ごめんね?でもバンが何に怒っているのかわかんない……」
「………!」

むかっときた。
さっきまではイライラだったけど、自分でもわかった。
何にイライラしているのか。
キングの方へ向き直り、吐き捨てた。

「お前が俺以外の奴の前でヘラヘラしてんのが気にいらねぇんだよ!!!」
「えっ…!ば、バン?」
「いっつもいっつも誰に対しても笑いやがって………心底イラつく」
「そんなこと言われたって………」

困ったように眉を下げるキング。
キーンコーンと授業始まりを告げるベルが鳴り響く。

「あっ、授業………!!」

はっと顔を上げたキングを、屋上のフェンスに押しつけた。

「バン……!?」
「…………」

キングを見下ろす目つきは、狼のように鋭いように見えた。
ふいっと顔を下げても、バンの冷たい目つきは変わらなかった。

『仲直り』

喧嘩したつもりなんてなかったのに、
何か話しておかないといけないような気がして、
それは、高校の授業なんかよりも大切な気がして、
キングはゆっくり口を開いた。

「…………さっき、バンが教室から出てった時、なんていうか
怒ってるような気がして、オイラ、何かしたのかなって思って……。」

ボソボソと話し始めたキングをバンは変わらず見下ろす。

「ごめんね?でも、笑うなって言われても…その、困るというか」
「…………」
「…………ごめんなさい…。」

キングは着崩れたバンの制服のジャケットを
両手でキュッと握った。

「…………!」

ポタッとなにかが滴り、地面のコンクリートを濡らした。
キングは、バンを怒らせているのが自分であることに対して
涙を流した。

バンは、キングを泣かせてしまったことに対して、
罪悪感を感じた。
罪悪感、なんてそんなことを感じるのはキング以外には
誰一人いない。

「悪かった…………」
「…………んっ。」

涙で濡れた顔を上げると、目尻を指が這った。

「俺、なんかイライラして、もう泣くな。」
「イライラ?してたの?………何に……」
「〜〜!お前が、俺以外にもあんな顔してっから…っ!」
「あんなかお……?」

目を細めると、溜まっていた涙が頬を伝った。

「…………んっ///」

バンは、キングの目尻に舌を這わせた。
チュッと音を立てて離す。

「…………あのさ…」
「…?」
「リップグロス、つけ過ぎちゃったんだけど…………
…………取ってくれる……………?」

顔を真っ赤にしてキングが言う。
掴んでいたジャケットに力が入る。
バンは意味を理解するとニヤッと笑った。
ぐいっと顎を持ち上げると、バンはキングに唇を押し付けた。

「んんっ……ん、…ふぅ……っ!」

離して、また口付けるの繰り返し。

「っはぁ、はっ、……///」
「お前も言うようになったよなァ♪」
「こんなこと……バン以外になんて言わないんだからね…!///」
「ふぅん?」

まんざらでもなさそうにバンは笑った。

『欲求不満』か。
でなきゃこんなこと言えるわけねぇ。

「ふ、ぅん……………んぁ……ん///」

今度は深く口付けながら、そんなことを考えた。

「なぁ、キング。」
「ふぁ?//」
「誘ったのはお前だからな?」

ニヤッと悪く笑ってやる。
いつもは学校でヤるのは嫌だと全力で嫌がるくせに
今回はやけに素直だった。

「………好きにすれば。///」
「後悔させてやるぜ?」






「あれ?キングリップグロス落としたの?」
「あー、うん。ごめんねディアンヌ」
「ううん!でも落ちにくいやつなのに……」
「私、ティッシュでこすってもなかなか落ちなくて……
どうやって落としたんですか?」
「えっ!?えっと……」
「それはバンがなー……」
「わーーー!!!団ちょおおおお!!!!////」


ー終

Re: 【純ロマ・セカコイ・hybridchild・七つの大罪】bl ( No.8 )
日時: 2015/09/16 00:41
名前: 音夜 天

思いつきました!
共に高校生くらいな想像で、現代パロ!です!
なんかキングがキャラ違うかも………。
okですかー?


○七つの大罪【バンキン】

雨の日のことー。

バンの家は父家庭で、仕事で家を開けることが多かったし
仲が良い訳でもなかったのでほとんど家に一人だった。

夜になると家を抜け出し、ゲーセンやら路地裏などをまわり
喧嘩をしての繰り返し。

たまたま、喧嘩のあと
路地裏に座り込んでいた。

時刻は2時を回っていた。
さすがにうとうととして、喧嘩のキズに冷たい雨が
浮き刺さるようになった頃、ふと声が聞こえた。

「………丈夫?……ええっと…………。
…………わっ、赤……血が…!…ど……すれば……。」

雨の音と眠気でよく声が聞こえなかったし、聞く気にもならなかった。
それでもうっすらと目を開けて、
横を見ると、近くの高校の制服の男子生徒だと気がついた。

「…ねぇ!君!えっと、……こんなとこじゃ風邪ひいちゃうよ?
……………………………よかったらさーー

ーーーうちにおいでよ」




それからをよく覚えていない。
どうやったのか、近く(かどうかも知らないが)
マンションの一部屋にいた。

フローリングの上に、少年は首に回された手を
ゆっくり下ろして座らせてやる。

「……ふぅ。」

小柄な少年には重労働だったらしく、重く息を吐く。

「ちょっと待ってて」

そう言われ、顔を上げると
少年はパタパタと違う部屋へと駆けて行った。

生まれつき目つきの悪い眼を動かすと、やっぱり
変わったところはない、マンションの一部屋。
隣には食卓と、キッチン。テレビなんかはなかった。

チッと舌を鳴らす。
めんどくせぇ、そう思った。
喧嘩のあとの脱力感から身体は動かない。
しかも眠い。
なんだってこんな展開になっているんだ。
明日はもちろん授業日だったがサボりきっていたので問題はない。
父親だって帰ってきやしないだろう。

そう目を細めた時、少年は救急箱を持って駆け戻ってきた。
来ていたジャケットは濡れたからか脱いでいて、
ネクタイはビショビショだった。

「ごめんね」

そう言って、バンのシャツを脱がしていく。
ボタンを一つ一つ取っていく手つきを、変わらず眺めていた。
そこには打撲痕やら、根性焼きのあとやら、
刃物キズなどが開き血がにじんでいた。

一瞬ハッとしたようだが、慣れた手つきで手当をしていく。
左のアスファルトに擦れた手は、ボロボロと言うのが一番正しい。
あっという間に絆創膏だらけになった。
ぺりぺりと粘着面を剥がしてーー、少年は口を開いた。

「ねぇ、………バン?」
「…………………。」
「……だよね?いっつもここら辺で、ケンカしてるの。」

なぜ自分の名前を知っているのか、疑問には思ったが
口が開かない。
唇は寒さで固く閉じてしまっていた。

「えっと、おいらはキングって言うんだけど……。
………あ、お家の人、心配してない?」
「………。」
「………そっか、うん。」

キングは、一瞬ゆがんだバンの顔を見過ごさなかった。
何も言わず、同情の言葉もかけず、右手の手当にかかる。

「おいらは一人暮らしなんだ。
……何もないよね、よく言われるんだー。」

あはは、と苦笑しながら話を続けた。
気にいらない奴を片っ端から殴ってきたバンに、
なぜかキングの声は心に反照した。
嫌な気がしなかった。

制服は高校のものなのに、どことなく幼いキングの容姿。
それでいて、バンの小さな反応を見落とさず、
しっかり言葉を返してくれる。

ちら、とキングはバンに顔を上げた。
まだ絆創膏を巻いていない右手の人差し指。
腹の方から血が滴る。

ーーーキングはそれを口に含んだ。

舌の生温かい感触。キングの静かな吐息がキズにかかる。
ぺろっと舐めとると、ハンカチで拭いて絆創膏を巻く。

若干びっくりした様子のバンに柔らかく微笑むキング。
一瞬ーーーーーバンの心は高鳴った。

それを見落とさなかった故のキングの行動か、
左手を床に着くと、右手でバンの頬を覆った。
顔をあげると、それはバンの唇の上に重なったー。

うっすらと目を開けていたバンは、左手をキングの首の後ろに持って行き
くしゃっと髪を撫で、自分の方へよらせた。
同時にキングは顔を横にずらし、深く口付けようとする。
少し口を開けてやると、慣れた舌使いで入ってくる。

ふぅ、っはぁ………キングの吐息が響く。
グググっとバンの腕に力が入る。

「んんっ、……ぅんっ……んー……」

小さく喘ぎながら、両腕をバンの肩に回す。
すうっと、バンの手が降ろされると、ゆっくりと唇が離れていく。
唾液の糸が引くー、ちゅっと軽くキスをして
バンの上からゆっくり降りる。

ぺろっと唇を舐める、その仕草が妖艶に映った。
クスッと笑うと、今度はバンの胸元のキズに舌をあてがった。

「………お前ってホモなの?」
「ん、んー。…人並み程度には経験あるかな。チュッ」
「………あっそ」

温められた唇が言葉を紡いだ。
バン自身、女との経験も少なからずあった。
年齢より上に見られる体型から、それなりに知識もある。

だが、男との性行為、ましてやキスなど考えたこともなかった。
ーーなかったのだが。

「……良かった?」
「…あ?」
「ちぅ…………きす。」
「……まぁまぁ。」
「そっか。」

嫌ではなかったし、手を伸ばした時点で「もっと」
と言っていたようなものだろう。
キングの容姿からは考えられないくらい、キスが美味かった。

女とのキスよりは感じるものがあったような気がする………。
考えていると、キングが口を離した。

「……今日、泊まってかない?」
「……いいぜ。」




ーその夜、バンはこの上ない円悦感を身を呈して味わったのだった。



ー(一応)終。






リクエストあれば、私が思いつけば、
続き書きたいなーと思います♪























Re: 【純ロマ・セカコイ・七つの大罪・その他】bl ( No.9 )
日時: 2015/11/09 00:59
名前: 音夜 天

二ヶ月ぶり!
思いついたので書きます!

○七つの大罪【バンキン】
吸血鬼パロです。あんましなかったので。
途中で飽きるかも?




バンがヴァンパイア、いわゆる吸血鬼だと知ったのは
入団してからかなりした時だった。
下のベッドで寝ていたはずのバンが、深夜に急にいなくなって
また何かやらかしているんじゃないかと気配を辿って行った先に
豹変したところを見たのだ。

街の路地裏にいて
バンが、女の人の首に噛み付いているのを見てしまった。
声が出なくて、じっと見ていたら
ズシャッと女の人が倒れた。

そのあと舌を出すバンは、月に照らされて血まみれだったけど
ずっとずっと綺麗に見えてー。

「バンが?全く……襲うのはやめろって言ったのになぁ。」
「え……。団長知ってたの?」
「団長だからな!」

にししっと軽快に笑って言った。

あのあと、店に帰ったら団長がいて、(もう寝てたはずなのに…)
バンについて聞いてみた。
案の定知っていて、いつから?と聞いたら最初っからと返された。

「バンは純潔族じゃないから、食料が血液なわけじゃないけど
まぁ、たま〜に補充しないといけないらしいんだ。」
「へ、え……。」
「酒って似てるんだってさ。血に。強くもないくせにあんなに飲んで。
でも最近はそれで我慢してたんだろー。誰彼構わず襲ったりはしなかったし。」

ガチャッと、店のドアが開いて
冷たい風と鉄の匂いが鼻をかすめた。

「あ、団ちょ………と、キング。」
「おー、バンさんや。まずはその鉄臭いのどうにかしてくれ。」
「カッカッカ、わりィ。あとで拭いとく☆」
「今。近くに湖あったろ、浴びてこい。」
「あー、めんど。」

舌打ちをしながらも、出かけて行った。
おいらはさっきから、なぜか憂鬱な気持ちでいた。

「おいキング?さっきからどうした。」
「なんでもない、おいらもう寝るね、おやすみ……」
「…………」


寝室のドアを閉めて、はあっとため息。
ユウウツ…………。

なんでこんな気持ちなのかよくわからない……。
バンのあんな姿を見るのは初めてだったから、びっくりしたのかも…。
それとは少し違う。
そうじゃなくて……………


「…………ばん………。」

ふと口にした言葉は、別の音にかき消された。
バンが帰ってきたらしかった。鉄の匂いはもうしない。

「あっれ、キング寝てんの?」

返事はしなかった。まだ憂鬱な気持ちは収まらない。

「………あの、女の人って………」
「あ?」
「…………」

憂鬱なのが、収まらない。

「なんだよ?」
「…………なんでもない……、おやすみ。」

満月だった。





ー入団してからかなりした頃、こんなことがあった。
次の日には、何事もなかったかのようにふざけあっていたし、
あの憂鬱の正体なんて知りたくもなかったので
しばらくは、そのことを考えないようにした。
していた。

それから、いろいろ、まぁいろいろあって。
今に至る。








ーーー明日書きます……。



























Re: 【純ロマ・セカコイ・七つの大罪・その他】bl ( No.10 )
日時: 2015/11/16 18:17
名前: 黒鵺魅

お久しぶりです!三か月ぶりに来ちゃいました!
相変わらず素敵な小説ですね!!
これからも応援しています☆頑張ってください(≧▽≦)

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