大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 『君に出会わなければ僕は死んでいた』
- 日時: 2015/11/04 18:09
- 名前: ▼ ◆sqQehfFaww
こんばんは。[梅夜]と名乗っているあほえろしょたこんです\(´o`°ネミィ...
えー…つい最近まで自分はショタコンではなくただのショタ好きだと思っていたのですが、段々とショタを好きであること(恋愛感情対象外)に羞恥心が芽生え始めてきまして。
そこで友達は俺に向かって、
「それでもお前はお前(異常)のままだ」と言われたのでショタコン(異常な奴)でもいいんだと開き直りました\(´o`°サミィ...
【注意】
※ヘタレ×ぼっち
※シリアスモイ
※BLです。苦手な方はブラウザバックせず好きになって下さい(嘘です)
【登場人物】
夢夜 零音(ユメミヤ レオ):高2
望月 悠馬(モチヅキ ユウマ):高2
【あらすじ的なやつ】
中学3年生だった2人は、別々の高校へ進学することになった。卒業式の日桜の木の下で零音の言葉に対して放った悠馬の一言がきっかけでお互い離れ離れになってしまったけれど__?
皆様閲覧ありがとうございました。
梅夜
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- Re: 『君に出会わなければ僕は死んでいた』 ( No.3 )
- 日時: 2015/11/03 20:14
- 名前: ▼梅夜:BY(腐)
暫くの間 僕と悠馬は重い空気に包まれていた。
なんでこんなことになったのだろう…
久々の再会で嬉しくてたまらない筈なのに、なんだか虚しい。
僕は魘されていたそうだ。
_心にぽっかりと空いた穴は、今でも塞がらない
苦しい
毎日が苦しい
平和過ぎて恐い
自分が恐い
辛い
僕には時間がない。
僕には残り僅かな時間しか無いのに、何も伝えることが出来ないまま終わるのは嫌だ。
こんな自分が嫌だ。
こんな自分が嫌いだ
こんな自分が見苦しい。
早く死にたい。
でも生きたい。
僕は、我が儘だ。
- Re: 『君に出会わなければ僕は死んでいた』 ( No.4 )
- 日時: 2015/11/03 20:46
- 名前: ▼梅夜:BY(腐)
そう、僕は死ぬ。
死ねない病気
だから死ぬ
生きられない病気
だから生きる
「光なんて…見えてこないよ…」
涙だけが出てくる
悔しさが滲み出てくる
苦しみも…
痛みも…
どうしてこんなに寂しいんだろう…
どうしてこんなに辛いんだろう…
どうして自分の気持ちを…
『』
- Re: 『君に出会わなければ僕は死んでいた』 ( No.5 )
- 日時: 2015/11/03 20:47
- 名前: ▼梅夜:BY(腐)
『素直に伝えられないんだろう…』
その日は一晩中泣いた。
僕は、悠馬が好きだ
でも、あの時なんで僕の言葉を否定したの…?
僕のこと、嫌いになっちゃったのかな
僕に残された時間は、後一週間_
- Re: 『君に出会わなければ僕は死んでいた』 ( No.6 )
- 日時: 2015/11/04 18:14
- 名前: ▼梅夜:BY(腐)
「悠馬…」
逃げちゃだめだ。
「何?」
逃げちゃだめだ。
「あのね、話がある…」
逃げちゃだめだ
逃げちゃだめだ
逃げちゃだめだ
「いいよ。」
悠馬は嬉しそうだった
「中学の時…ほら、進路の、さ…」
「うん」
「それでさ、僕達別々の高校行くことになったでしょ?」
「うん…」
「でさ、その時のことなんだけど…」
『なんであの時 僕と一緒に居るのは嫌だって言ったの?』
「え……?」
「一緒に居るのは嫌だ、って」
「……ごめん」
「別に謝って欲しいとかじゃない。なんで僕をこんなにしたの」
「……」
「せめて言葉だけでも良かったのに…!!」
「……」
「ねぇ、何か言ってよ…」
「……俺は」
「…」
「俺は零音と一緒に居たかった。だから一緒に居たくないんだ…」
「…どういう意味?」
「零音と一緒に居たら、俺が零音に迷惑かけちゃうから」
「なんで……?」
『我慢、きかなくなるから』
_そんなこと言わないでよ。
「俺、零音が好きだったんだ」
「…ッ//」
_なん、、で…
「可笑しいよな、俺男なのに…」
_言わなきゃ
_言わなきゃ
_このまま死ぬのは嫌だ
『好き』
このたった二文字に秘められた想いは無限大だ。
【END】
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