大人二次小説(BLGL・二次15禁)

君は彗星の如く【オリジナルBL】
日時: 2015/12/02 18:01
名前: 某メガネ



*君は彗星の如く*


こんばんわ、作者の某メガネです。


初めてで自信など皆無ですが、よろしくです。


でも、最初、違うとこに行ってたので、ここで仕切り直し。


(m。_。)m オネガイシマス

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Re: 君は彗星の如く【オリジナルBL】 ( No.4 )
日時: 2015/12/25 00:04
名前: 某メガネ



ギィィ…


少し錆び付いたドアがゆっくり開いた。


「やっぱ、誰もいないねー」


知らない女の子たちは、ドアの反対側で起こっていることに気がつかない。


いや、気づかないで。


お昼を食べるかどうか話している彼女たちの一枚はさんで、俺は今度は壁に押し付けられていた。


また、脳を快感が染めていくようなキスをする。


声が漏れないか、恥ずかしい水音が聞こえてないか。


突き放さなければいけないのに、手に力が入らない。


緊張のかわりになんかゾクゾクするものがやってくる。


まさか、俺、ばれたらどうしようってスリル…感じて……


そんな自分に嫌気がさしてくる。


もう、どうなってもいいのかもしれない。


その時、昼のチャイムがなった。


「あ!ダメだ!教室戻ろ!」


彼女たちが鍵を締める音が聞こえ、少しハッとした時、ジュルルルっと舌を吸われて噛まれた。


「えああ…っ!」


「ねえ、慶太。感じてたでしょ?意外。こういうの好きなんだ。」


ニヤニヤして、博が見つめてくる。


「…この、やろっ……」


一度、ぶん殴ってやろうかと思って手をあげたが、博にあっさり捕まった。


「だって、キスしてる時、慶太の顔、すっごいエロかった。もう、トロトロ〜!そのうち、僕なしではイけないくらい、ドロドロにしてあげるよ」


俺を残して、内側からは開く屋上の扉を開けて出て行った。


俺はというと、口元がよだれだらけで、羞恥心と戦っていた。

Re: 君は彗星の如く【オリジナルBL】 ( No.5 )
日時: 2015/12/27 02:08
名前: 某メガネ


「にいさん、どうしたの?」


昼に早退した俺は、引きこもりの弟の部屋でゴロゴロしていた。


「何でもない。」


ふあああ〜っと、あくびをしてベットにダイブする。


「嘘。本当は違うでしょ」


確信したかのように俺を見る弟の荒井 遼(あらい りょう)。


「あー…、お前の顔が見たかったの」


「そっかー…」


ダンッと机を叩いて遼が立ち上がった。


「今日、昼休みに同級生の古川 翔(ふるかわ しょう)に告白される。出て行ってしまったので、追いかけようとすると、それを目撃した同級生、佐藤 博にレイプされる。……以上、間違ってるとこないでしょ?」


今日は厄日だ。


ベットにゆっくり歩み寄ってくる遼を見ながら思った。


俺の環境はどうなってるんだ?


ビーーー


ビニールテープの音がして、手に巻かれる感触があった。


「……?!遼っ!なにして……んぐっ?!」


手で口を塞がれた。


「大丈夫だよ、にいさん。気絶しない程度にぐちゃぐちゃにしてあげる。それで、この家に監禁して、毎日僕だけを見て?毎日、24時間、僕の名前を呼んでよ。呼ばなかったら、気絶寸前まで突き上げて、止めてまた突き上げて…の繰り返しに溺れさせてあげる。ね、いいでしょ?」


俺がなにをしたんだろ。


でも、すぐにそんな考えは襲ってきた快感によって吹っ飛んだ。

Re: 君は彗星の如く【オリジナルBL】 ( No.6 )
日時: 2015/12/27 01:51
名前: 某メガネ


普通、乳首舐めないだろ。


って思ったのが、3秒前。


「…いっ…ふ、ぁ」


なのに、感じてしまって少し仰け反ったのが、


今。


ドカア!バリイ!ドオオオン!


で、ドアをぶち破って翔が泣きながら突入してきたのも、


今。


「……わああああああ!!!」


「翔っ!お、落ち着け!これっこれは、ちょっと遊んでただけだから!」


「遊びで脱ぐわけないし、舐めないだろーー!!遼くんとできてたんだ…。それだったら屋上で言ってくれれば良かったのに。そ、早退したって聞いて、もしかして僕が変なこと言ったからじゃないかって…(グス」


「な、泣くなって…」


俺は、巻かれた手で翔の肩を叩いた。


「手、巻かれてるーー!!ま、まさかそういうのが良かったの?」


「ちげえよ」


それまでじーっとこちらを見ていた遼が口を開いた。


「翔くん。大丈夫だよ。ヤンデレ弟をやって見ただけだから。」


「ヤンデレ弟?!」


「おい、俺にあんなことしておいて、やって見たかったぁ?」


兄ちゃん、怒るぞ、コラ。


「あんなことってなに?!何してたの?!」


キーワードに過敏に反応する翔。


「あーんなことやこーんなことだよ、翔くん。にいさんが好きな翔くんならわかるでしょ?」


え、翔があーんなことやこーんなことやりたいって思ってんの?


……………絶対受けだろ。


「べ、べべべべべべべ別にあーんなことやこーんなことしたいなんて思ってないよ!」


「べ、多いな。」


告白した時並に顔を赤くする翔をみたら、ちょっと笑えてきた。


Re: 君は彗星の如く【オリジナルBL】 ( No.7 )
日時: 2015/12/27 02:06
名前: 某メガネ



「…あ、明日、一緒に登校しない?」


ビニールテープを外して、玄関で翔を見送りしていたら、唐突に言われた。


「いや、翔の家はもっと先だろ。」


「いつもより早く出ればいいだけだから……ダメかな」


恐る恐るこちらの顔を見る。


「…別に、いいよ」


言うと、満面の笑みで帰って行った。



夕食。


あーんなことした遼を叱りながら、カレーライスを食べた。


「ねえ、にいさんはどっちにするの?」


「?なにが?」


「翔くんか佐藤 博」


ぶほっ!


思わず、カレーライスを吹いてしまった。


「きたなっ!ちょっ、にいさん?!」


「お前が博の名前をいうからだろ。」


カレーライスを片付けながら、遼を睨んだ。


「じゃ、翔くん?でも………絶対受けでしょ」


やっぱ、兄弟は思考回路一緒だな。


「翔くんも受けでにいさんも受けだから……どうするの?」


「真顔で聞くのやめて」


ってか、こいつは真剣に心配するところが違うだろ。


「じゃ、にいさんが攻め?」


こいつはなぜ、こんなに粘る。そろそろ兄ちゃんのメンタル、メタメタになりそうだけど。


「ま、攻めくらいできるさ………って、なんで翔と付き合う前提なんだよ!」


「えー、だって、さっき見たけど、にいさん絶対受けでしょ」


え、何この子。怖。


「じゃ、やって見る?」


グイッと手を引かれた。


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