大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 憂世ノ浪士のBL書きます※18禁あり
- 日時: 2016/03/20 16:43
- 名前: やまさち ◆zg5rBZ7Smw
はじめまして!
やまさちといいます!!
今回は思い切って憂世ノ浪士のBLを書こうかなと思って・・・書く事に致しました!((シラネーヨ
えーと・・・
どうでもいいですが私は好きなキャラが大体受けという癖があるので、
斎藤一、岡田以蔵受けが中心になると思います。
攻めは察してください←
ガッツリ18禁いくと思います。
カプ混合あるかもです。
近藤さん、トシさんあんまり出てきません。(ガムシンも)_(:3 」∠)_
沖田芳次郎は「絵師」「相棒」呼びされてます。
- Re: 憂世ノ浪士のBL書きます※18禁あり ( No.1 )
- 日時: 2016/03/20 17:53
- 名前: やまさち ◆zg5rBZ7Smw
「いてぇ・・・いてぇよ武市ぃ・・・」
君は僕の中で晴天の霹靂だったはずだ。
小舟の上で新選組監察方に攻撃され奉行所送り・・・。その後蟄居(ちっきょ)を強いられ、このざまである。
岡田以蔵と武市半平太は二人で屋敷の隅の個室で謹慎していた。
柳の木がさらさらと揺れ、書物に埋もれた部屋の中、埃っぽい空気が宙を舞う。
岡田は鬱屈とした態度で膝に顔をうずめ、武市は書に耽っている。
謹慎中なのでもちろん外出はできないし、外の景色を眺めるのも億劫になりつつある。
だが、二人はそんなことは気にしていなかった。
なぜなら・・・
二人は恋仲なのだから・・・。
- Re: 憂世ノ浪士のBL書きます※18禁あり ( No.2 )
- 日時: 2016/03/20 17:55
- 名前: やまさち ◆zg5rBZ7Smw
どうしても一人称が思い出せないっ!!((バカ←
だれか教えてください・・・。
新選組隊士は大丈夫です!
以蔵ちゃんと半平太が思い出せません(((
- Re: 憂世ノ浪士のBL書きます※18禁あり ( No.3 )
- 日時: 2016/03/20 21:41
- 名前: やまさち ◆zg5rBZ7Smw
あれ?どっちも俺だっけ・・・?www
すみません
続きは一人称俺でいきます。
- Re: 憂世ノ浪士のBL書きます※18禁あり ( No.4 )
- 日時: 2016/03/21 09:32
- 名前: やまさち ◆zg5rBZ7Smw
続き
「おい。ちょっとそこにある書物を取ってくれ、次それ読むから。」
「お、おう・・・。」
投げやりにも聞こえる武市の指示に岡田は従い、本を手渡した。
ずっと本ばっかり読んで飽きないのだろうか・・・?
なんて思ってしまう岡田は、やはり武市にとって”使えぬ莫迦 "なのか・・・。
「なあ、武市。」
「なんだ。」
「俺ってなんか役に立ってるのかな・・・。武市には怒られてばっかりだし、この前は新選組の
奴らに殺されかけるし・・・。存在価値なんてあるのかな・・・。」
むず痒くなって口から零れおちていた言葉は、普段の岡田からは考えられないような
内容であった。
武市のためなら己やほかの命などどうでもよく、武市に絶対忠誠を誓う岡田にも少しは思うところがあるのかもしれないが、
それがこんなことだとは武市も思っていなかった。
「・・・。お前は本当に使えぬ莫迦だ。」
「えっ・・・じゃ、じゃあ・・・お、俺は・・・やっぱり・・・。」
武市はこういうことに不器用だから別の意味で汲み取られてしまうのも無理はない、でも
彼なりの愛情表現だ。
まさに別の意味で汲み取り、半べそをかきだす岡田は、もう何も返せなくなっていた。
それを見兼ねたのか武市は本を傍らに置き、頭を掻きながら岡田に振り向いた。
「はあ・・・俺の顔を見てそんなことが言えるのか?」
「た、武市・・・」
そういった武市の頬は真っ赤だった。
言い終わらないまま影が重なる。もうこれっぽっちのことに満足なんてしていなかったはずなのに、なぜだか今日は満足してもしきれないくらい暖かかった。
糸が絡んで白昼の日差しがそれを照らす。
目をそらせないのはそのせいか。岡田は武市の肩へと手を回した。
不思議と涙が溢れてきて、武市の服にシミを作ってしまったが、武市は
それでも優しく岡田を包んだ。
「これから先のことが予想できるな?」
そういった武市の眼差しは強かった。