大人二次小説(BLGL・二次15禁)

鬼灯の冷徹 鬼白 R-18
日時: 2016/04/05 22:15
名前: 紗代

だいぶ前に、こちらで鬼白小説を書いていたものです。
コメントまで頂いていたにも拘らず長く投げ出してしまっていたのですが、せっかくなので完結させようと思い、再掲いたします。
慣れないR-18描写ですが、お楽しみいただけると嬉しいです。

追記
利用規約に則ってタイトルを修正しました

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Re: 鬼灯の冷徹 鬼白 ( No.5 )
日時: 2016/04/04 05:13
名前: 紗代



>>黒龍さん
コメント頂けて嬉しいです、ありがとうございます!
遅筆ですが、是非最後までお付き合いくださいね

Re: 鬼灯の冷徹 鬼白 ( No.6 )
日時: 2016/04/04 17:03
名前: 黒龍

はい!
楽しみにしてます!!

Re: 鬼灯の冷徹 鬼白 ( No.7 )
日時: 2016/04/05 11:08
名前: 紗代




「そうですか、なら、どうしてほしいんですか?」

白澤は、駄々をこねるように首を振った。
羞恥に震えるその背後で、鬼灯が絶対に気づかれないよう一人ほくそ笑んでいることを白澤は知らない。
二人はしばらく押し黙っていたが、先に痺れを切らしたのは、やはり白澤の方だった。

「もう、我慢できな、から…!さっきみたいにナカ、いっぱい掻き回して…!!」

ほとんど自棄のように吐き出された言葉。
それでも、普段飄々とした態度で己を歯噛みさせる白澤のものだと思えば、鬼灯にとっては十分すぎるもので。
しっとりと汗ばんだ白い背中に口づけを一つ落とすと、白澤の腕を掴んで上体を起こさせ、抜けかけていたそれを一気に最奥まで突き入れた。

「や、ああ゛っ!!そんな、おく、だめえぇっ!!」

突然の快感に背が反り返り、それ以上の侵入を阻もうと無意識に逃げる体を、鬼の腕が抱きすくめる。
一筋の隙間もないように重ねられた胸の奥に、速く力強い心拍を感じて。
ああ、コイツも僕で興奮してるんだ、なんて。

そんな喜びが、頑なだった白澤を解きほぐし、鬼灯のものを痛いほどに締め付けていたそこが、うねりながら誘い込むように動きを変えた。
鬼灯が、小さく呻く声が、白澤の鼓膜を通じて、脳を、心を揺さぶる。

「動きますよ」

切羽詰まった声が聞こえたかと思うと、頷く間も無く抽送される。
奥深くを叩かれたかと思うと、腸ごしにしこりを擦り上げられ、時折ぐりぐりとかき回される。切っ先がいいところを抉るたび、滲み出た白濁がぱたぱたとシーツに染みを作った。

「ああっ、あっあっんっ、ほぉず、きぃ…!それ、気持ちぃ、あああっ!」

とろけた声で快感を口にした途端、それまで触れられていなかった前方を擦りあげられ、白澤は一際甲高い声を上げた。
濡れそぼる中心を痛いほどに掴まれ、乱暴に扱かれて、普段ならば不機嫌そうに苦情を言うであろう白澤は、今日ばかりは鬼灯の腕の中で、快感のやり場をなくし身悶えていた。
握りこまれた男根も、極限まで怒張してどくどくと脈打ち、自らの限界を切に訴えるが、無慈悲な狼藉者は素知らぬ顔で白澤を追い詰める。

「も、だめ、だめぇえ!あっ、無理っ、もう、でちゃいそ、だからあ!」
「そうですか、なら、一緒に…」

そう囁かれたと思うや否や、数回激しく腰を叩きつけられ、弱いところを巧みに責め立てられて。

「ぁあああああっ!!ほ、ずき!」

抱きとめる腕を押し返すほど、白澤の体が仰け反り、同時にナカを強く締め付けられ。
二人が絶頂に達したのは、ほとんど同時だった。
鬼灯の掌の中と、白澤の体内に、それぞれ熱い液体が迸る。
繰り返し押し寄せる快感の波に、否応なく痙攣する白澤の身体を鬼灯はしばらくそのまま抱きとめていたが、痙攣が弱まった頃合いに、そっと寝台へと横たえた。
潤んだ瞳は朧げに空を見つめ、薄く開かれた唇からは、吐息に混じり微かに喜悦の声が漏れ聞こえる。
鬼灯は、時折ひくつき未だ粘度の高い液体を滲ませている中心を軽く拭ってやると、汗でしとどに濡れた身体にバスタオルを放った。

「そのままでいると、風邪をひきますよ。さっさと拭いておしまいなさい」
「…ぅ、ん…。お前、どこ、行くの…?」

人に身体を拭けといいながら、自分はそのまま上着を羽織っている鬼灯に、白澤は上擦ったような、僅かに掠れた声で訪ねた。

「風呂ですよ。誰かのお蔭で、体中がべとべとなので」

お借りしますねとだけ声をかけ、ベッドサイドから立ち上がった鬼灯の服の裾を、白澤の手が捕らえた。

「やだ…行かないで。ここにいて…」

バスタオルに顔をうずめ、蚊の鳴くような声で呟く白澤を振り切れるはずもなく。
鬼灯は小さくため息をつくと、タオルで白澤の体を乱暴にこすったあと、いつの間にか跳ね除けられていた掛け布団と共にベッドに潜り込んだ。
体を白澤の方に向けると、嬉しそうに鼻を鳴らしながら腕の中に潜り込んできて、とろけそうな笑みで鬼灯の胸元に額を擦り付ける。
快楽に喘ぐ姿も愛おしいが、今のその姿が何より愛らしくて。

「鳴かなくても結局、可愛いんじゃないですか」

そう呟いて、白澤の艶やかな髪に口付けを落とした。


Re: 鬼灯の冷徹 鬼白 ( No.8 )
日時: 2016/04/05 15:24
名前: 黒龍

...........ゴハァッ(吐血)
白澤最高、マジ天使ですね.......!!!!!!!
そんな可愛い白澤を書ける紗代さん、神ですね....!!!!!!!!!!

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