大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 文スト 旧双黒と新双黒の時間(R-18作品置き場)
- 日時: 2016/06/30 18:56
- 名前: アラサワ
どうも!
いつもは小説カキコBL・GLの文ストを書いているアラサワです!
ここでは、あっちでは書けないR-18作品を取り扱っております。
あっちより執筆のスピード激遅になりますが、こっちもよろしくお願いします。
現在、リク受付中です!
太中・芥敦だーい好き!という人、
中也さん受けが好きな人、その他もろもろ受け付けております!
よろしくお願いします!
- Re: 文スト 旧双黒と新双黒の時間(R-18作品置き場) ( No.11 )
- 日時: 2016/06/29 17:04
- 名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY
◆梅雨入り紫陽花
「ああ…」
中也は、朝から情けない声をあげていた。理由こそ下らなかったけど、中也には大問題なのだ。
その理由とは、
「髪が…直らねえ……」
中也は元々フワフワとした癖っ毛なため、こういった雨の日は髪のあちこちがハネまくっていた。
とは云え常時ハネてるから然程気にしなくとも善いのだが、本人曰く雨の日は迚可笑しい髪型になるから、と雨の日は外出を避けているのだ。
「本当、今日休みで善かった…」
しかし、そう安心もしていられない。
何故ならば、
「ん…着信?」
この世で一番の厄介、いや厄災。
それは、
「チッ…何で寄りによって太宰なンだよ…!」
太宰である。
着信拒否をしたいところなのだが、
一回それをやったら酷い目にあったのを思いだし、仕方なく出る。
「…もしもし」
「あっ、中也!いきなりなのだけどさ、中也の家行って善い?」
まるで雨の如く降ってくる厄介事。
疫病神か。
「はぁ?大体、仕事はどうした?今日は手前潜入捜査だろ?」
「それがねぇ、なくなったの。昨日別の組織が彼処殺ったみたいで」
「…」
「で、首領から今日は休みだって云われたから。今、その帰りなのだよ」
「で…俺の家に行くか、って…?」
「うん。」
脱力。
この、俺のタイミングの悪さと、そのときのこいつは本当に合う。
これは恋人だからか。だかしかし。
断ろう。
「来ないで」
「えー、中也、それ云って善いの?今日の夜覚悟しとけよ」
撤回。
「わかったよ!来いよ来いよ!!」
半ば泣きながらそう叫んだ。
一旦切ります
- Re: 文スト 旧双黒と新双黒の時間(R-18作品置き場) ( No.12 )
- 日時: 2016/06/29 23:25
- 名前: 黒兎
|ω・)チラッ黒兎です
なんで中也くんのエロ可愛さがぎゅぎゅっと1・2ページに収まるんですか?! すごく羨ましい……(^p^)
芥敦もキュンキュンだしご馳走様です♪
また来ます!
- Re: 文スト 旧双黒と新双黒の時間(R-18作品置き場) ( No.13 )
- 日時: 2016/06/29 23:55
- 名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY
あああああ黒兎さんご訪問ありがとうございます!
エロ可愛く書けてたんですね、中也。
良かったです(〃^__^〃)
今書いているのは…R-18は……行くのかな?
正直書いている本人さえ結末が判らない(汗)
まぁ、楽しんで頂けたら嬉しいです。
良かったらリクも受け付けます!
- Re: 文スト 旧双黒と新双黒の時間(R-18作品置き場) ( No.14 )
- 日時: 2016/06/30 21:27
- 名前: アラサワ ◆VhdwQ4NjzY
「……こんな感じか?」
とりあえずハネまくった髪を帽子で隠してみた。
これでバレたら……俺も本気で自殺考えようかな。
「中也ー?不用心だなあ。鍵開けたままだったよ」
太宰登場。バレないか?
「手前の為に開けといたンだよ」
「ふぅん。じゃあ、君は室内でもその悪趣味な帽子を被っているのかい?」
ギクリ。
こいつ、こういう時だけ勘善いな(泣)。
「別に、善いだろ」
「私としてはその中身が気になるのだが」
ふと太宰の肩を見ると、濡れていた。
今日は雨。梅雨の時期でもあるから、こういう事が多発しているのだ。
「手前肩濡れてンじゃねーか。おら、そのコート貸せ。洗濯しとくから」
「中也……なんか今日は親切だね」
…少しでもこいつに弱味を握られたくないからである。
「…………………………………中也」
「ん?」
くるっ
「はぁい!」
ひょいっ
頭が妙に涼しい。…ということは。
「あ!も手前太宰!!返せ!」
「えー、嫌だ。…って中也髪……」
(バレた。バレたバレたバレたバレたバレたバレたバレたああああああああ)
中也は恥ずかしくてうつむいた。
「えっ…真逆中也これバレるの嫌だったから帽子被ってたの?」
「っ、〜〜〜〜〜〜!!」
赤面。
何も云いたくない。
「うう…って、おわ!だ、太宰!?」
しゃがみこんで居た中也を太宰が押し倒す。
「ねぇ中也。可愛い過ぎだよ。何でそんなことするの?中也ってこういうの嫌なんじゃないの?それともシたいの?」
「〜〜…シたくない……」
「うぅん。でもね、中也。私もうここまでしたからヤりたいのだよ。その気じゃあ無いのならさせるしかないねえ。」
「な、何をする気だ…」
太宰はニヤリと笑った。
「イイこと」
×××
「ん、んっふ…んん」
現在の状況は、下半身の着衣だけはぎとられ、太宰に後ろをいじられていた。更に、
「あ、もっ…太宰、これ外してぇ…」
「えっ、でもまだ中也その気じゃあ無いのでしょ?外す訳には…」
中也の自身の根にそれくらいの円を描いた首輪の様なものが填められて居るのだ。
このせいで中也はイきたくてもイけない状況になって居た。
「ん、はっ…も、イけな……んあっ」
しかも太宰は中也の感じるところだけをいじってくる。
「ねぇ、中也。その気になった?」
「なって、なぁ、ぁい!か、らあぁ」
「頑張るね?じゃあ、んっ……と」
中也の中に太宰が入ってきた。
「な、ああ…あ、ぁう」
「まだその気にならない?」
そう云って太宰は、中也の自身と後ろを同時に弄り始めた。
「あ、ああ、あっ…ず、るぃい!」
「なった?」
「あ、もっ…なったから、だから、お願いぃ」
「ふふ、良いよ。ほら」
パチンと音をたててそれを外す。
「あ、イきそ!イく、あ、あ、」
「じゃあ、一緒にイこうか」
「あ、あう、んああーーーー!!」
「ふっ…中也、んっ」
「あ、あふ……」
「疲れた?」
「は、も、早く…放して」
息も絶え絶えに云う。
「わかったわかった」
「んあっ…ふ」
俺は梅雨が嫌いだ。じめじめするし、良くないこと秤起きる。まさに今みたいな。
「そうだ。中也にお土産」
「ん?これはー」
紫陽花のブローチ。
綺麗な菫色をしている。
「どうしたんだ、これ」
「中也に似合うかな、と思ってね」
「嬉しくねーよ、こんなモン」
「本当?すごく善い笑顔しているけど」
雨も、梅雨も嫌いだけど、たまには善いことも有るのかもしれない。
end