大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【ヒロアカ】腐向け
- 日時: 2016/07/31 23:38
- 名前: 去葉
初めましての方は初めまして、去葉(さりは)です。
ただの自己満足スレ2本目やったぜ。
このスレは恐らく、勝デクと轟出と轟爆の3CPが主になるかと思われます。\相出もあるかも/(あるとは言っていない)
それと、他スレと平行しての更新なのであまり早くはないかと。
そこらへんを踏まえての閲覧をお願いします。
(Rはそのうち)
終わったやつ
勝デク(肩慣らしのため低クオ、文章崩壊(自社調査に基づくry)、すけべなし)
次何書くか決めかねてるマンです あいであ(粉ミカン)をくれください
- お ( No.5 )
- 日時: 2016/07/28 18:25
- 名前: 去葉
今日夕飯餃子ので七時には更新できなさそうでしたw
- 勝デク2 ( No.6 )
- 日時: 2016/07/28 20:54
- 名前: 去葉
勝己はこの頃、自らのことがよくわからない。
出久のことになると、感情を抑えられなくなったり、はたまた何をしても寛容になってしまったり、出久を見て自然と笑みが浮かんだりと、不可解な感情が胸の中にわだかまっているのだ。
「そりゃ恋だろ。バクゴーってもしかしてドーテー?ウケるわ」
ぷーくすくす、と、切島が嫌味に笑う。勝己はそれに怒ることも忘れて、口の中で切島の言葉を反趨する。
恋。
「アレッもしかして図星…」
「あ゛ぁァ!? 図星じゃねえよ俺だってセックスの一回や十回したことあるわ死ねカス!!」
帰り道でそんな話をしたのが間違いだったのだろう。
「……へ、へぇ〜〜、かっちゃん、す、すごいねえ、経験豊富だぁ、大人だぁ」
勝己の後ろから、へにょへにょと情けのない声が聞こえ、振り向くと、そこには。
顔をゆでダコのように真っ赤にした、出久が立っていた。
- 勝デク 3 ( No.7 )
- 日時: 2016/07/29 01:07
- 名前: 去葉
「……で…く」
「あっ、あっ、かかか勝手に話に入っちゃってごめんね…! じゃ、じゃあ、僕、行き忘れたリカバリーガールのところに」
「デク」
出久が慌てて踵を返そうとすると、勝己が出久の細い手首を乱暴に掴んだ。
「いたっ、な、なに、やめてよかっちゃんっ」
「お、おいバクゴー!?」
勝己は切島には目もくれず、そのままずんずんと歩いていく。
「かっちゃん、やだ、どこ行くのっ」
勝己は何も答えない。
(クソッ、なんでこんな苛つくんだよ)
『経験豊富だぁ』
出久の放ったその言葉に、勝己は苛つきをくすぶらせていた。
「かっちゃん!!」
出久の出した大きな声に、勝己はふと我に帰る。
「かっちゃん、なんか変だよ…? どうしたの、何かあったの?」
(テメェはいつだってそうだ、自分のことは棚にあげて、人のことばかり)
「ぼ、僕が何かしたんなら、謝るし、何か相談に乗れることがあったら、僕でよかったら、話聞くよ?」
(あぁ、もう、)
「黙れよ」
見通しのきかない曲がり角、勝己は出久の唇を自らの唇で塞いだ。
- 勝デク 4 ( No.8 )
- 日時: 2016/07/31 01:36
- 名前: 去葉
「………っ、ん…!?かっひゃ、んくっ」
数秒間を空けたものの、キスをされていることに気づいた出久は、勝己に呼びかけようとした。
しかし、その僅かに開いた隙間から、勝己の熱い舌は出久の口内に滑り込んだ。
「んっ…!ん、っ、ふぁ…、ん」
出久はいつの間にやら自らの腰を掴まえていた勝己の手から逃げようとするも当然叶わず、ならばせめてと、舌を絡まさらないように必死に勝己の舌から逃げたが_______
「んっ、んんん、んゃ…ッ、んむ、」
『経験豊富』な勝己からは、逃げられるはずもない。
酸素が足りなくなり、出久が勝己の高校生にしては逞しい胸板を拳でぽかぽか叩くと、勝己の唇は離れていった。銀色に光る糸が、出久の目にはとても厭らしく映った。
「かっ、ちゃ……ん」
「俺は!!」
「!?」
肩で息をする出久に、勝己は唐突に声を荒げる。
「…最近、俺がわかんねえんだよ! テメェなんか大ッ嫌ェのはずなのに、見てたらなんか落ち着くし! なめプ野郎とかと一緒に居んの見てるとイラつくしよォ!」
「……かっ、ちゃん」
切島に指摘されずとも勝己は、本当はもう、この気持ちになんと名前を付けるべきか、心の底では解っていた。
それは、