大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- Re: [BL]おそ松さん[気分更新] ( No.4 )
- 日時: 2016/07/27 21:56
- 名前: ゆめりり@ペン太ちゃんファン☆
- 参照: http://しらす(°▽°)
うへへ、私もっす♪w
- Re: [BL]おそ松さん[気分更新] ( No.5 )
- 日時: 2016/07/27 23:00
- 名前: ゲロ娘
#おそ一「アンタのせいでしょ」:2
「暇なんだよねー…俺と付き合ってくれるよね一松は?」
ほんのちょっと悲しげなムードを漂わせながら無機質な笑顔を作ってみせる。一松は長男様のこの言葉と、この顔に弱いわけ。だって案外優しいんだもんね、コイツ。断れないんだよ弱いんだもん、コイツ。
ほらほら振り向いちゃったよ。実は一松もハマってたりしてな。まあ、嫌なんて言わせるも気もないケド。
「……また?」
ちょっと不安げに問うてくる。ホントは乗り気のくせにさ、
「うん。また」
取り敢えずニコニコして軽薄に答える。昔からさ、笑顔を作るのは得意なんだよね〜俺。言ってから、ズカズカ寄ってったら何が怖いのか分かんないけどそそくさに立って、「僕…今日は、その…」猫が居るしって逃げたそうな顔してる。弱るなァ。しょうがないし聞くかな、
「やっぱり嫌?」
「いや…嫌っていう訳じゃない…けど…」
ああー…。ゴメンね一松。
「別に兄ちゃんは誰でもいいんだけどネ?なんならもう断ってくれてもいいからさ〜…カラ松とか家居るかなァ?」
ん、ホントは俺そんな泣きたそうなお前の顔見たくないんだけどね?ズルい言い訳でも作らないとお前俺から逃げちゃうでしょ。だから、仕方ないよ。うん。俺から逃げたがる一松も悪いし。
ストックなんて幾らでも在るなんて嘘に決まってる。六つ子でもみんな違う、一松と俺は全く違う存在のように。ゴメン、俺お前の鈍さ利用してばっかだわ。
一松に背を向け歩きだそうとすれば、後ろから服の裾を引っ張ってくれるのは優しくて弱くて可愛くて可哀想な俺の一松。
「……嫌じゃない…いいよ……」
馬鹿だなァ、コイツ手ぇ震えてやがるよ。
「うん。やっぱり一松だけだわ」
この台詞も何回言ってきたっけ。優しく耳元で言ってやると、一松は口元緩めてくれるんだよ。ホント可哀想。
- Re: おそ松さん[気分更新] ( No.6 )
- 日時: 2016/07/28 13:09
- 名前: ゲロ娘
#おそ一「アンタのせいでしょ」:3
結局許してしまう自分が嫌いだ。兄の情けない笑顔が嫌いだ。僕以外の誰かに興味を持とうとする兄が嫌いだ。例え、その素振りが罠だとしても、おそ松兄さんが他の奴等と暇潰しをしてしまうくらいなら、僕は罠にだって掛かる事が出来る。
馬鹿で残酷な兄がいつ僕に興味を抱いてくれなくなるかなんて分かってるのかも知れない。でも認めたくない。確かめたくない。ゴミクズの僕を無視することなんて簡単なんだろうけど、それでも兄さんがこうやって僕を暇潰しに利用してくれる事で僕はほんの少しだけ求められてるって分不相応な感情に浸ることが出来た。
「どうする?家帰る?ああ、でも母さんたちいんだよね〜…」
兄さんはガキみたいな笑顔で聞いてきた。確かにこんなこと母さんだけには知られたくない。僕みたいな人間産んでもっと後悔しちゃうだろうし。
「ラブホは…?」
「馬鹿ッ、金欠だっつの。一松は?」
「僕も…さっき使った…」
後ろで餌をたいらげ、眠ってしまった猫たちと空になった缶を見やる。すると兄さんは思い付いたように目を丸くするとまた口元で笑顔を作って言った、
「ここでヤっちゃおうか」
ナイスアイデアとでも言いたげだ。でもこんな僕にも無駄な羞恥心があった。
「……あのさぁ。万が一にも人来たら公開処刑だよねこれ…」
あああ、身体あちぃ…
「は?何言ってんの」
ゾッとする程空気が変わった。兄さんは僕が喜ぶ事を知ってる。業とだとしても、これが本能的な言動なのだとしてもありがたいことに変わらない。
兄さんは眉間にしわを寄せて低音で僕に囁く。
「こんな話してる間にも、ココ反応させちゃってるホモマゾオナホ野郎に未来もクソも無いだろ。何処でやろうが、誰に見つかろうが、お前はお兄ちゃんの暇潰しに付き合ってくれるっつたんだから」
文句は言うな、と言わせないとばかりに布越しに湿った下半身の突起を掴まれた。変な声が出る。ああ、この顔…兄さんのこの恐い笑顔、ほんと好き…。掴む手にグッと力を入れられると僕は腰の力が抜けてガクンと膝から汚いコンクリの地面にへたれこむ。
兄さんに声かけられた時から、もう限界だったんだよね。こんな息子が生きててゴメンね母さん。
- Re: おそ松さん[気分更新] ( No.7 )
- 日時: 2016/07/28 16:33
- 名前: ゲロ娘
#おそ一「アンタのせいでしょ」:4
くせェ。正直なところ、こんな湿っててゴキブリとかネズミとか沸いてきそうなとこでセックスなんてしたくないんだけどさ。ほら、誰かに見つかっちゃって趣味悪とか思われたくないし??
あ、土地条件気にしてたらこっちの方がお暇になってたか。腰振っちゃって。うちの弟こんな変態だったのね(知ってた)。
物足りない、ですか。わるぅござんしたァ。
「ふ…ぁう…そこ、すごぃ…ひぁあ」
すんげぇ可愛い声。中指めっちゃくちゃ締め付けてくる。開発した俺のこと褒めてほしいくらいトロトロしてんの。オッサンみたいにニヤついちゃっても誰も邪魔させないからネ。
こんなにハマるなんて俺が一番想像してなかったわ。確か最初は、だぁれも俺に構ってくれなくていじけてたら、丁度一松が寝てて。んでレイプしたんだっけ。ははは。あいつ、あん時本当の本当は寝た振りしてたんじゃないかって思ったりしてる。だってあんな声出してさ。耐え性無いよねー。
あん頃こそ、ここまでやらかくなかったんだケドなァ。あああー…気持ちよさそー…。
「ねぇねぇ…一松ぅ。挿れていーよねェ」
「……へぁ」
お前には早かったかな。でもさぁ、俺もう余裕無かったんだよねー…。
驚いたみたいな顔しちゃってさァ…本当は欲しいくせに。
「……ほしぃっ」
ほらね。
「おそまぅにいさんのぉ…ちょおだぁい…」
言われ無くても、俺が飽きるまでお前をずっと代用してあげるよ。
安心してね。