大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- もっとアイして、コワして。【クロスオーバー/長編】
- 日時: 2016/11/19 16:36
- 名前: 玄蠢
ーこれは、とある少年少女たちのお話。ー
どうも、玄蠢ーゲンシュンーと言います。
此処を利用するのは初めてなので見苦しい所が有るかもしれませんが、宜しくお願いします。
<注意>
*クロスオーバー物です。原作・スレッドへの迷惑行為は止めて下さい。
*NL/BL/GL/R-18/その他変態要素が含まれます。
*戦闘/グロ要素が含まれます。
*ストーリーの進み具合が亀並み。
*更新は気紛れです。
*短編を詰め込んでいるかの様に見せた長編
<ジャンル>
カゲロウプロジェクト/終焉ノ栞/ボーカロイド
スマッシュ大乱闘ブラザーズ/東方puroject/Splatoon
<<目次>>
プロローグ.>>1
キャラ紹介!.>>6-10
□第一話...>>11-12 ■第二話…>>15-16
□第三話…>>17
- Re: もっとアイして、コワして。【クロスオーバー/長編】 ( No.8 )
- 日時: 2016/11/14 17:12
- 名前: 玄蠢
キャラ紹介
スマブラ編
*マルス
優しい。うん、優しい。少しSっぽい一面もある、だが優しい。
人への依存が激しい。簡単に言えばヤンデレ?
言っておくが男。
*ブラックピット
可愛い、素っ気なくて素直じゃない。プライドが高い。一人称安定しない。
発言がやけにカッコいい。
言っておくが男。
*リンク
時の勇者。優しいが強くて頼りになるカッコいいお兄ちゃんって感じ。
手先が器用。天然。
言っておくが男。
*ダークリンク
リンクの分身。リンクより声が低く、少しかっこよく見える(ぇ
実際はツンデレで少し抜けている。
言っておくが男。
*マリオ
勇敢で強くて、優しく、みんなを纏めるリーダー的存在。強い。
少し口が悪いがそこは愛嬌。
言っておくが男。
- Re: もっとアイして、コワして。【クロスオーバー/長編】 ( No.9 )
- 日時: 2016/11/14 19:13
- 名前: 玄蠢
キャラクター紹介
東方編
*霊夢
優しいがどことなく冷たい。差別しない性格。実はかなりのS。サディだわ。
不思議と人を惹き付ける。
言っておくが女。
*アリス
人に対してあまり心を開いていない?困っている人は積極的に助ける。
クーデレとツンツンが混ざっている。
言っておくが女。
*レミリア
プライドが高く、やや上から目線。だがノリは良く話の分かる奴で親しみやすい。
飽きっぽく気分屋。
言っておくが女。
*フランドール
レミリアの妹。レミリアを恨んでるのかそうじゃないのか分かりにくい。
憎まれ口や皮肉を叩くのが得意。こいつツンデレだ。
言っておくが女。
*映姫
白黒はっきりさせたがる性。少し説教臭く、説教好きなのかも知れない。
最早、武器は説教。
言っておくが女。
- Re: もっとアイして、コワして。【クロスオーバー/長編】 ( No.10 )
- 日時: 2016/11/14 19:26
- 名前: 玄蠢
キャラクター紹介
スプラ編
*ノワール
ランク50でスプラ界じゃ有名な奴。イカしていて、皆に平等がモットー。
少し冷めていて素っ気ない。実はビッチらしい。
言っておくが男。
*イカルゥ
ランク24と微妙なイカし具合だが、上手い回りこみでナワバリじゃ大活躍。
小さい子大好き。うん、大好き。
言っておくが女。
- Re: もっとアイして、コワして。【クロスオーバー/長編】 ( No.11 )
- 日時: 2016/11/15 18:58
- 名前: 玄蠢
- 参照: 修正
-第一話〜前編-【ノワール】
ーーーーーーー
「………此処何処だ」
***
とても暑く、まるで火で炙られているかの様。
チリチリチリンと、時折虫の声が混じって、ようやく涼みが取れる。
__そんな夏の夜。
「かぁー!あっちぃよぉ!!」
パタパタと団扇を勢いよく扇ぎ、天井を目を細め、仰ぐ少年の姿。
“元気良さ”を感じさせる声には、何処か冷めている様な、そんな不思議な
感覚を覚えさせた。
というか夜なのに暑い。
こんな事ってあるのか。いや、熱帯夜なのか?
とりあえず今は、早く夏が過ぎることを願うしかない。どうせなら冬が
良かった。寒い方が好きなんだけどなぁ、オレ。
「夜だってのになぁ!……ほんっと、熱帯夜は__」
「煩いよ、ノワール」
呆れと苛立ちを孕ませた呟きは、隣の少女によってピシャリ、と遮られる。
少女は“ノワール”と呼んだ少年の方をジッと見据えて言う。
「夏だよ?水……いや、インクが気持ちいい時期じゃない。冬は凍りそう
だし、何より風邪を引きやすいわ、で嫌だわ」
「そうか?いやでもよ、冬の方がアイスうめぇよ?」
ポリポリと少年__ノワールは焦げ茶色に染まった肌を掻きながら言う。
..何処となく指先の肌が腫れている様に見えるのは気のせいだろうか?
はぁ、と憎たらしく溜め息を少女は吐く。
そして、虫刺され用の塗り薬を手に取り出して、またもやピシャリと
冷たく言い放つ。
「ノワール..蚊に刺された?」
「あ?何で分かったんだよ、イカルゥの癖に」
「そう言うってことは刺されたんだね」
少女__イカルゥはノワールに目も合わせずに腫れぼったくなった患部に
遠慮せず薬を塗りたくっていく。
ピクリとノワールは反応して、これでもかと言うくらいに暴れ、体を捩らせた。
「あああああぁ!いってぇ!もっとソフトに塗れよぉ!!」
「そんなの自分が掻きすぎたからしみるだけでしょ。静かにしてよ、もう」
御機嫌斜めの様子でイカルゥは答える。
イカルゥの黄色の透き通った瞳からは今までに無いくらいの威圧感が
放たれていた。
「……すまなかった」
ビクゥッとノワールは身体を反らし、怖気づく。
すると、イカルゥの薬を塗りたくっていた手が不意に止まった。
「良いよ、もう終わったし。..に、しても本当暑いね」
「は、はぁ……」
本当にガールの心は分からねぇ。
まぁ、それでこそ会話が楽しいんだけど……。
呆れ混じりに返事をして、刺された所を指でゆっくりと触る。
__ヌメッ。
いや薬塗り過ぎだろ!?こんだけ塗らなきゃいけねぇのかよ!