大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- まふくんとそらるさんで妄想【NL】
- 日時: 2017/01/08 17:07
- 名前: アリス
題名の通り、主の勝手な妄想です...笑
まふくん(そらるさん)はこんなこと言わない!!
ってことも多々あると思います...> <
それでもいいよ♪って方は読んでみてください笑
設定は...
どちらともお兄ちゃんです...(//∀//)←気持ちわる
まぁ、詳しいことは小説で書いていきます!!
が!ここで注意です!!
★歌い手さんという設定は無しです!!二人とも一般人という設定です(*^ ^*)
★もちろん現実通りイケメンでモテモテでございます笑←ここ重要
コメント下さると嬉しいです♪
どんどん糖度を高くしていきます(≧∇≦)
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- そらるさんとおやつ【1】 ( No.4 )
- 日時: 2017/01/08 17:56
- 名前: アリス
この家にきてもう3週間か...
机に頬杖をつきながら、ボケーっとそんなことを考える
そういえば、そらるさんとは全然話してないな...
でも、ずっと部屋にこもってるし...
まふまふさんが言ってた通り、ずっとゲームしてるのかな?
........
................
「き、気になる..!」
このまま、ずっと話せないのも悲しいもんね!
ちょっと様子見るだけ...!
私は、自分の部屋を出て隣のそらるさんの部屋の前に立った
「すぅーーー....はぁーー....」
深呼吸完了...!!
「..........」
でも、何て声かければ...??
『そらるさん、元気ですか?』
手紙か!!却下!!!
『そらるさん、何してるんですか?』
お前こそ何してる!!却下!!!
『そらるさん、私です』
いや、誰だよ!?却下!!!
「はぁ...はぁ...はぁ...」
ダメだ、全然良い案が見つからない...
なんかこう、もっと自然に!!
「おやつ...」
あ!おやつ!!!
『そらるさん、おやつありますけど食べますか?』
『丁度食べたいと思ってた』
『じゃあ入りますね?』
こ、れ、だ!!!
そうと決まればキッチンへgo!
- そらるさんとおやつ【2】 ( No.5 )
- 日時: 2017/01/08 18:29
- 名前: アリス
「えっと、なに作ろうかな...」
あのあと、麻衣子さんに許可をとってキッチンにいる私は、目の前のレシピ本とにらめっこをしていた
クッキー、パウンドケーキあたりが簡単だし無難だよね...
でも、クッキーは冷蔵庫で冷やす時間もあるし...
「パウンドケーキにしようかな...!」
私は必要な材料や器具を一通り並べて作業に移った
それから1時間後....
「んー!!良いにおい!!」
オーブンから取り出したケーキを見て思わず笑みがこぼれる
あとは冷ましてそらるさんに持っていくだけ...!
そらるさん、喜んでくれるかな...?
「あれ、ゆみちゃんなにしてんの?」
一人でウキウキしていると後ろからそんな声がした
「えっと、実はそらるさんのためにパウンドケーキ焼いてたんで.......」
振り向いた時、目の前にいたのはそらるさんで思わず固まる私
「え、俺のために?」
そらるさんはビックリしたような顔でこちらを見た
「........そうです」
サプライズのつもりだったのにな...
「なにその顔...もしかしてサプライズだった?」
「え...!」
今、心のなか読まれた!?
「あ、違うの?」
「え、いえ、そうです...!」
「あ、じゃあなんかごめん..。でも、誕生日じゃないよ?」
「えっと..なんていうか...そらるさんと全然話せてなかったので..そのきっかけといいますか...」
なんか自分で言ってて恥ずかしくなってきた...!!
ちらっとそらるさんを見れば
「そういうことね」
と笑って私の頭を撫でてきた
「っ!!そらるさん...!?」
「でも、それなら部屋にいるからいつでも話しかけてくれればいいよ」
なんか...私...かまってもらえなくて拗ねてた子供みたい...
「んー、じゃあ食べてもいいの?これ」
そらるさんの手が頭から離れてパウンドケーキを指差す
「あ、もちろんです...!今、切りますからちょっと待ってて下さい!」
私は包丁を取り出してひときれカットすると、そのひときれを皿に盛り付けた
「はい!どうぞ!」
「じゃあ、いただきます」
小さくカットされたパウンドケーキが、そらるさんの口に運ばれていく
「ど、どう..ですか?」
「ん!美味しいじゃん...!」
「本当ですか!!良かったです..!!」
そらるさん、喜んでくれたみたい...!
良かった...
次は頑張って話しかけてみようかな...?
パウンドケーキを食べるそらるさんを見ながらそんなことを思った
- 少しずつ家族に... ( No.6 )
- 日時: 2017/01/08 19:09
- 名前: アリス
「みんな、揃ったね?」
佑樹さんが家族全員を見渡しながら言った
現在午後3時
なぜか全員リビングに集められてます
「今回集まってもらったのはゆみちゃんのことを話し合うためよ」
え....私??
麻衣子さんと目があってドキッとする
「ど、どういうことですか...?」
リビングを重苦しい空気が包む
_____と、その時
「あらやだ!そんな顔しないで!そんな重たい話じゃないんだから!!」
麻衣子さんのテンションがいきなり変わって、私はポカンとしてしまった
..........え?
「ただ、こうしてゆみちゃんが来てから1ヵ月以上経つじゃない?そろそろ私たちの間にある壁を壊してほしいと思ったの」
「あ...」
私も気づいてた
自分から壁を作っていること...
「だから....ね!さん付けと敬語をやめてもらうわ!」
「え!?」
私はバッと顔を上げた
「それ賛成〜!」
隣からまふまふさんの声
見るとニコニコ楽しそうに笑っていた
「で、でも...!!」
「まぁ、ゆみちゃん、いえゆみの気持ちも分かるわ...。なかなか私たちのこと家族だなんて思えないかもしれないわね...」
「あ......」
麻衣子さんの悲しそうな笑顔に何も言えなくなる
そう...だよね...ずっと他人行儀なのも嫌だよね...
「えっと....お母さん...お父さん...お兄ちゃん......これでいいかな..?」
あまりの恥ずかしさに、俯いたままぎゅっと目をつむる
「っ...!!ゆみ.....!!!」
「きゃぁ!」
麻衣子さんに抱きつかれたのが分かった
目を開けば麻衣子さんと目があって、その瞳は潤んでいた
他のみんなも嬉しそうな顔で笑っている
少しは家族に近づけたのかな...?
そうだったらいいな...
みんなの笑顔に囲まれて、気づけば私もつられて笑っていた
- まふにぃと祭り【1】 ( No.7 )
- 日時: 2017/01/08 23:41
- 名前: アリス
「ふふ、やっぱり思った通りだわ!ゆみには浴衣が似合うわね〜!」
そう言って麻衣子さん、いやお母さんは鏡の前に立つ私の肩をぽんっと叩いた
「そ、そうかな?」
「そうよ〜!一緒に行くのが同級生の男子だったら絶対に恋に落ちてるわ!」
「お母さん、褒めすぎだよ...!」
といいつつ、正直褒められて嬉しいんだけどね...
そんなことないわよ?と言いながら、お母さんが仕上げのかんざしを頭にさしてくれた
「はい、これで大和撫子の完成ね!」
「ふふ、もう、お母さんったら...!じゃあ行ってきます!」
玄関にでると、もうすでにまふにぃが準備を終えて立っていた
「ごめん!おまたせ..!」
「っ....」
私が駆け寄っても、まふにぃはなぜか無言で固まったまま動かない
「まふにぃ?体調でも悪いの?」
私が顔をのぞきこむとあからさまに目をそらされた
「別に...!ほら、行くよ!」
そう言うとスタスタと歩き始めてしまったまふにぃ
「ま、待ってよ〜!」
私はまふにぃに小走りで追い付くと、そのまま後に続いて歩いた
カラカラと下駄の音がする
かんざしの鈴の音もやけに大きく聞こえた
沈黙が重くて
「まふにぃ」
って声をかけたけどまふにぃは反応してくれない
私、嫌われちゃったのかな....
何かしちゃった...?
考え出すととまらない
歩くスピードもどんどん遅くなって、気づいたら目の前にまふにぃの背中はなかった
「うそ...」
ここ、どこ...?
もしかして私、迷子??
そう思ったら怖くなって泣きたくなった
「まふにぃ...」
当たり前だけど返事してくれる人はいない...
どうしよ...
「ゆみ!!」
後ろから聞き慣れた声がして振り返る
そこにいたのはまふにぃだった
「まふにぃ...!」
「もう、気づいたらいなくて焦ったんだよ?」
見上げて見えたまふにぃの顔は少し怒っていた
「ごめんなさい...」
「でも、無事ならよし!」
そう言って私の頭を撫でるまふにぃ
なんか...子供扱いされてる..?
まぁいいや
「まふにぃ、祭り行くとき怒ってた?」
「え、なんでそう思ったの?」
「だって、目そらされたし...話しかけても返事なかったから...」
ちらっと反応を窺うと
「あ、あれは...!怒ってたわけじゃないよ」
急に焦り始めたまふにぃ
「じゃあ何だったの?」
「...........」
「ねぇ、何だったの??」
「.....し、知らない!」
「なにそれー?」
問い詰めてもそれ以上はなにも答えてくれなかった
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