大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 幕末Rockでぐだぐだ書く。
- 日時: 2017/01/19 16:05
- 名前: 月音
こんにちは、月音です。
今回は幕末RockのBL小説を投稿していきます。
はっきり言って駄作ばかりです。
荒らし等はご遠慮下さい。
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- Re: 幕末Rockでぐだぐだ書く。 ( No.5 )
- 日時: 2017/01/24 21:34
- 名前: 月音
「ふぁぁあ……ねむた〜い」
沖田が部屋に帰ってきたのは夜遅くだった。桂だ。もう冬ではないというのに、躯を震わせている。
「メガネく……ん?」
呼び掛けると、ぴくっと反応した。
「沖田くん……!」
明かりを点け、その顔をよく見ると、目は赤くなり潤んでいる。
「どうかしたの?大丈夫?」
「ごめんなさい……怖い、夢をみて…しまって」
「どんな夢?」
その夢が桂を苦しませているのなら、どうにかしてみせる。そんな思いで聞いてみた。「ただ、超魂團のみんなが……別れ別れになる夢を、みただけです」
「…………」
「私っ……怖くて…いつか本当になるんじゃないかって……!無いですよね…ねぇ無いって言って下さいよっ!」
心底それを怖れているようで、すっかり取り乱してしまっている。
「メガネくん……」
「っ……私おかしいですね…もうわからない……君の手で…私を確かめて…わかって下さい……」
沖田は知らなかった。桂がそこまで追い詰められていたなんて。
「ごめんね……メガネくん…大丈夫だよ。そんなことにはならない。させないから」
桂を安心させるように抱き寄せ、耳許で囁く。
「……君の手は、あたたかいですね……なぜでしょう…泣きそうに、なる…っ」
「泣いてもいいんだよ。辛かったよね…ごめん…」
重ねて言うと、桂は沖田の胸元 に縋るようにしがみつき、泣き始めた。
「うう……っ……」
それでも声を押し殺して泣く姿は、見ていて居た堪れなかった。桂が消えてしまいそうな気がしてさらに強く抱き締める。
「沖田くん……おき、た…くんっ……」
そして桂も沖田の名前を呼びつつ、背中に手をまわした。暫くその部屋には、桂の泣き声と口づけの音だけが響いていた。
───────
泣き疲れて眠ってしまった桂の頭を優しく撫でながら、沖田は思っていた。
(僕は、メガネくんとずっと一緒にいたのに、何にも気付かなかった)
(彼氏失格、だよね……)
桂は眠ってしまった今でも、沖田を抱き締めている。まるで、独りにしないで、と言うかのように。
(大好きだよ。ずっと、いつまでも)
(君がまた苦しいときは)
(僕が、一緒に背負うから)
二人は抱き合う。夜が更け、いつか終わりが来ても。絶対に離さないと、誓ったから。
END
- Re: 幕末Rockでぐだぐだ書く。 ( No.6 )
- 日時: 2017/01/25 21:28
- 名前: 月音
ドンッ
「なっ!?」
「なぁ、高杉」
(くそっ、逃げらんねぇ…!)
「最近、俺のことを避けてないか」
「……」
「あの時から、ずっとだ……」
──────
「おう、土方か」
「高杉……」
「早かったな、まだオレ様以外帰って来てないぜ。あんまり遅いと心配に……ならねえけどよ、なぁ土方…っておい、どうしたんだ?」
「高杉……俺は、どうかしているのかもしれない。お前を見ていると、何かが抑えられなくなる…っ」
「おい…土方?」
「なあ…接吻をしても、いいか」
(顔が真っ赤だな…俺もか)
「駄目じゃなくもなくない」
「そうか」
「……ん…っ」
───────
「あの時俺は、何か可笑しな事をしてしまったのか?」
「違うっ!!その…してから、お前を見る度に、あれを思い出して。色んな事を考えて、気が付くと逃げてしまってんだよ…」
「なら、俺が嫌いになったとかではないんだな。高杉…好きだ」
「っ……///」
………………
パンっ!!!
「「なっ!?」」
「はいそこまで〜」
「沖田てめぇ……いつから」
「ずっと前からですよ、晋作、土方さん」
「桂まで……」
「まったく二人とも、ここでやっちゃうのかと思ったよ」
「そうですね」
「……っ!」
「おい高杉!」
「スカシくん〜なに逃げてるのさ」
「沖田退けよ!くっそ…」
「もしかして〜、土方さんにだけ言わせて、自分は言わないつもり?それはないな〜?ねぇメガネくん」
「晋作、素直になりましょう」
「別に無理に言わせなくても…」
「好きじゃないこともないっ!」
「あ〜あ、行っちゃった」
「おい高杉!ちょっと待て!!」
「あ、土方さんまで」
「ふふっ、仲がいいですね」
「そうだね〜」
END
- Re: 幕末Rockでぐだぐだ書く。 ( No.7 )
- 日時: 2017/02/05 21:26
- 名前: 月音
「なあ高杉」
「なんだ土方」
「このままじゃダメだ!」
「うおっ!どうした!?」
「俺たちは付き合ってるんだろう?」
「ああ、そうだな」
「なら、その、もう少し呼び名とかにも気を付けないか?」
「呼び名…か」
「ならなんて呼べば満足なんだよ」
「偉そうだな……まあいい。歳三さん、とかはどうだ?」
「なっ!んなもん恥ずかしいだろバカ!!」
「桂さんは違うだろ……ならお前も名前で呼べよ?」
「ああ、ならお前も名前でな」
「いいぜ」
「よし。なら行くぞ……愛してる、晋作」
「〜〜っ!!」
「返事を聞かせろよ?晋作?」
「ううっ……!と、とし…あぁくそっ!歳三さん、好きだっ!」
「ふっ…及第点といったところか」
「可愛いな、晋作。モットだ」
「なっ!?嘘だろ、もう無理だっ!」
「今日の夜は……お楽しみだな」
END
- Re: 幕末Rockでぐだぐだ書く。 ( No.8 )
- 日時: 2017/07/03 14:03
- 名前: 月音
あ
そう言えば、六月二十六、誕生日だったんだって?
おめでとう
そんな怒らないでよ
ちょっと遅れただけじゃん
新撰組の雷舞で忙しかったの、わかってるでしょ?
もう……
あ、はいこれ、プレゼント
……気に入ってくれた?その指輪
返事、聞かせてよ
……ありがとう
本当は誕生日ぴったりだったら良かったんだけどね
っん!?
……
っはあ……メガネくん、それ誘ってるよね?
特別な日だから許すけど、
今夜はどうなっても知らないよ
大好き、メガネくん
END
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