大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 【ワートリ】修受け【BL】
- 日時: 2017/06/25 19:31
- 名前: 花遥(*´・ω・`)
あいあーい!こんちわっす!
お初さんははじめましてー
知ってる人はまたよろしくお願いしやすってことで
花遥でございます!んと、気軽に花さんって呼んでね
今回はね、まぁ、知ってる人も少ないだろうけどね、ワールドトリガー、略してワートリの修総受けを中心に書いてくよ
まぁ、その他にも暗殺教室の渚受けをたまーに書いていくって感じで書きます!
えーとね、一松受けの方もぼちぼちと書いていこうとは思ってますがね、とりあえずこっちを進めていくからね
どうぞお暇だったら読んでってってことでね
そんじゃまぁこんなとこで挨拶はお仕舞いにさせて頂くよー
では、花遥ワールドへご招待!
- Re: 【ワートリ】修受け・渚受け【暗殺教室】 ( No.4 )
- 日時: 2017/03/20 19:02
- 名前: 花遥
「.....父さん....?...母さん....?...ねぇ、起きて、起きてよ!父さん!母さん!」
ふらふらとした足取りで僕の両親に近付く
「....ねぇ、どうして動かないんだ?ねぇ、どうして?」
ポロポロと涙を溢しながら両親の元で呟く
「.......あ...」
両親に触れた手は真っ赤に染まっている
遠くから赤い光とサイレンの音が聞こえた
その記憶を最後に僕の意識は途絶えた
「....んっ....むくんっ....修くんっ!」
そう叫ぶ幼馴染みの声が聞こえ、目を覚ました
「修くん!目を覚ましたんだね!?」
涙を浮かべながら僕の手を握って叫んでいたのは、幼馴染みの千佳で
「....修!...あぁ、良かった、目を覚ましたか」
安心したように言うこの声は、幼馴染みの鋼くん
「.....修が目を覚ましたってほんまか!?修!」
扉をバッターンと開け、みんなとは少し違う言葉使いなのが、幼馴染みの孝二くん
「...孝二、扉は静かに開けなよ..修...良かった、お前が無事で」
ほっとしたように言う彼は幼馴染みの新之助くん
みんなの顔を見ながら僕は声を出す
「.....千佳....こーくん....孝二くん....新くん...?....ここは...?」
呼び慣れた呼び方でそう言うと
「...ここは、病院だよ、修くん」
そう答えてくれた
「......病院...?...どうして....」
"そんなところに"と言いかけた時、僕は思い出した
「....ねぇ、父さんと、母さん...は..?」
自分でも分かるくらいに震えた声でそう聞いた
「「「「......」」」」
四人は黙ったままだった
でも、それが答えなんだと、僕は悟った
「.....そっか....そう、なんだね」
ポロと涙が零れた
「....もう、もう父さんと、母さんは、戻って来ないんだね...僕は...」
"一人になってしまったんだと"そう思った
「.....修、とりあえず..目を覚ましたって先生に言ってくるな」
ポンポンと頭を撫でられ、鋼くんは病室を出ていった
「...俺もちょっと外出てくるから、なんかあったら新之助や千佳に言うんやで、修」
同じように頭を撫でられ孝二くんも出ていった
「....修くん....」
「........修」
心配するような二人の声が聞こえた
「.....大丈夫、大丈夫だよ、千佳、新くん、僕は...大丈夫」
そう言ったら、二人から抱き締められた
「...無理しなくていいんだよ、修くん、今ここには新之助くんと私と修くんしか居ないんだから」
ぎゅっと慰めるように背中を叩かれ
「....修、辛いなら辛いって言っていいんだぞ、泣きたいなら泣いていいんだ」
安心させるような、そんな優しい声で言われた
「.....っ....千佳...新くん......ぐすっ....」
優しい幼馴染みたちのお陰で僕はやっと泣くことが出来た
そんな日は過ぎ、その日から二日後の両親のお葬式の時、彼に出会ったんだ
- Re: 【ワートリ】修受け・渚受け【暗殺教室】 ( No.5 )
- 日時: 2017/03/20 20:55
- 名前: 花遥
黒で埋め尽くされたこの空間にその人は現れた
お経が響く中、僕と鋼くんは少しだけ席を外していた
まぁ、鋼くんは僕に着いてきてくれただけなんだけど
「....修、大丈夫か?」
背中を擦りながら、心配するような声色で僕に聞いた
「....こーくん...ごめん、ちょっと...大丈夫じゃないかも」
「...無理はするな」
僕はそう言ってくれた鋼くんに寄りかかっていた、その時呼び掛けられたんだ
「...あ、修くん、君、修くんで合ってるよね?久しぶり、覚えてるかな?」
少し低い、一度だけ聞いたことのある声だった
「...あ、貴方は...」
そう言いかけていると
「....あんたは誰だ、修に一体なんの用だ?」
鋼くんは僕を守るようにして前に出た
「....あぁ、すまない、挨拶が遅れたね、修くんのお父さんの兄....まぁ、叔父さんなんだよね、とりあえずそれは良いとして俺が修くんに話しかけたのは...」
そう言って微笑む彼を僕は思い出した
彼は、上條 衛、親戚から嫌われていた父さんや母さんが唯一家に呼んだ、仲の良い叔父さんだ
「.....衛さん...」
ポツリとそう溢した
「...修?...知っているのか?」
呟きが聞こえたのか鋼くんは聞いてきた、それと同時に衛さんも反応した
「...!修くんっ!覚えてくれてたんだねっ!いやぁ、俺は嬉しいよ」
嬉しそうにニコニコと笑っていた
「....えっと....父さんが、衛さんが帰ったあとにいつも、兄さんはブラコン過ぎるんだ、そろそろ弟離れしてくれないものかって、言ってたので...」
思い出すように言うと
「...えぇ...それはショックだよぉ....そんなブラコンじゃないってぇ....」
しくしくと目元を手で覆った
「...え、えっと、な、泣かないでください、父さんそう言いながらも凄い嬉しそうにしてましたからっ!」
そう言った途端に衛さんは目を輝かせて
「本当かい!?あぁもう本当にあいつは可愛いなぁ」
と言い出し、ペラペラと弟可愛い自慢を始めたのだが
「......それはどうでもいいんですけど、結局修になんの用で?」
眉間に皺を寄せた鋼くんが軌道修正してくれた
「....あぁ、そうそうごめんね、忘れてたよ、実はね、俺が修くんを引き取ろうかと思ってね」
弟自慢を一旦やめ、思い出したようにそう言い出して
「.....僕を衛さんが引き取る....?」
「....うん、そーだよ、えっと、俺が両親や家族を無くした子達を引き取っているのは知っているよね?」
「...あ、はい、前に来たときに話してましたよね」
その時のことを思い出すようにして
「...それでね、修くんの両親...まぁ、俺の弟と香澄さんが亡くなってしまっただろ?そんでもって親戚は俺以外とは仲が険悪だから、俺が引き取ろうかと思ってね」
うんうんと頷きながらそう言って
「....そう...ですか」
僕も納得した、確かに僕の両親は親戚たちと仲が険悪だ、誰も僕を引き取ろうなんて思わないだろう...
「....まぁ、俺はほとんど仕事で家には入れないんだけど、その代わりにとっても頼りになるお兄さんたちが居るから、どうかな」
ニコッと笑う衛さんはとても嘘をついているような様子ではなかった
「......えっと....よ、よろしくお願いいたします」
僕はお辞儀をして、そう言った
「...うん!良いお返事、それじゃ、葬式が終わったら迎えに来るからね、あぁ、もちろん幼馴染みの君も行くだろう?」
鋼くんを見ながら衛さんは言った
「....当たり前です、幼馴染みのみんなに声かけて行きます」
コクッと頷いた鋼くんは、そのまま僕に声をかけ、その場を一緒に去った
そして、僕の両親のお葬式が終わった
- Re: 【ワートリ】修受け・渚受け【暗殺教室】 ( No.6 )
- 日時: 2017/03/20 21:42
- 名前: 花遥
見覚えのある、エリートな方々を見て僕は思った
........どうしてこうなったっ!!!
葬式が終わると、衛さんから話しかけられた
「....よっ、修くーんっ!迎えにきたよぉ〜」
ヘラヘラと笑いながらそう言った
「....自分誰や、修に近寄らんとって」
警戒心剥き出しで孝二くんが言った
「....ヘラヘラしている面があの人に似てますね」
なにを思ったのか新くんは誰かと衛さんを重ねているみたいだ
「.....修くんに近づかないでください、修くんが汚れます」
どうしてそんな発想に至ったんだろうと思う言い草で千佳はそう言っている
「....みんな、一応その人が修の引き取り人だ」
鋼くんがやはり纏めてくれた、鋼くんは凄いなぁ
「...衛さん、宜しくお願いします」
ペコッとお辞儀をすれば、みんな渋々と言った表情で挨拶をしていた
「....うーん、やっぱり修くんは天使だなぁ...」
衛さんがそう呟いた途端にみんなが
「「「「当たり前でしょう、修(くん)はこの世の天使です」」」」
と、練習でもしてたの?っと思うくらいのシンクロ感で言い出した
.....うん、結構恥ずかしいからやめてほしいかな、天使って...僕は天使じゃないよ...
「.....まま、とりあえず車に乗ってよ、マイホームへご案内するからさぁ〜」
車の扉を開いてそう言った
「...えっと、失礼します」
そう言って、みんな車に乗り込む
新くんが助手席、それ以外のみんなは後ろの座席に座った
「...んじゃー、飛ばすよー」
車を運転し出した衛さんは、父さんとよく似ていた
....まぁ、兄弟だもんね、当たり前か...
..そう考えているうちに1つの豪邸の前で止まった
「......なにここ....でっか...」
そう溢したのは誰だったか、それを確認する前に車の扉が開かれた
「....ふっふー、とうちゃーくっ!ここがマイホームだよ、修くん」
ニコニコと笑っている衛さんに、誘われるように車から降りた
...そして、門を潜った先にいたのは
......なんと見知った方々でした
....もう、新くんも孝二くんも鋼くんもびっくりしてるよ
ほら、孝二くんなんて
「.....へ?なんで自分らここに居るん?え?どーいうことや」
もう頭の上に?が見えるんじゃないかって位驚いてるよ
「....いや、お前たちもなぜここにいる、俺たちが来ると聞いたのはたった一人の筈だが」
そう言ったのは、小型で高性能と評判のA級3位、風間隊隊長の風間 蒼也さんで
「......あぁ、ごめんねー蒼くんっ!実際に来るのは可愛い可愛いこの俺の甥っ子の修くんなんだけどねぇ、この通り修くんってば天使だからさぁ、心配すぎてって幼馴染みの四人が着いて来たんだよねぇ.....あ、でも、その内の三人は知ってるみたいだから良かったー」
いやいや、衛さん?そんな成し遂げたみたいな顔やめてください、知ってるみたいだから良かったーじゃないですよ?知ってます?僕も一応ボーダーですよ?こんなエリートの方々と一緒なのは怖いんですが?
「.....天使ー?いや、そいつ男だろ?天使って言うのはそのちびっこいロリっ娘のこと言うんだぜ?てか、そいつは天使じゃな」
A級1位の太刀川隊隊長の太刀川 慶さんがそう言ってる途中に幼馴染みのみんながやらかしたんだ
「「「あぁ?太刀川さん、修が天使じゃねぇっつてんすか?殺しますよ?きっちりと模擬戦で」」」
「......修くんを天使じゃないと言うなんて万死に値します、死んでください」
「.....慶、お前俺の甥っ子が天使じゃねぇっていってんのか?殺すぞ?」
....みんな同時に太刀川さんに向かってそう言ったんだ
「な、なんでそんなに殺気だってんの?てか、待って待って、衛さんちょー怖い」
両腕で身体を包み込むようにして太刀川さんは言った
「み、みんな、僕は天使じゃないし、それにそんなことで怒んないの!衛さんも、大人げないですよ!....すみません、太刀川さん....」
みんなを叱ってからしっかりと謝っておく
きっとみんな謝らないからね
「.......天使....」
太刀川さん?どうしました?そんな、やめてください、そんなキラキラした目でこっち見ないでください!
「.....はいはーい、とりあえずみんな挨拶ねー」
衛さんの一声で挨拶をすることになった
- Re: 【ワートリ】修受け・渚受け【暗殺教室】 ( No.7 )
- 日時: 2017/03/20 22:28
- 名前: 花遥
「....はーい、それじゃあ、年齢順で行くかね、そんじゃ、蒼くんからねぇ」
衛さんは目の前にいる人達にそう言った
「....俺は、風間 蒼也だ、年は21」
無表情で風間さんはそう言った
「...次は俺ねー、俺は太刀川 慶!、年は20歳だぞ、修くん天使」
太刀川さんはまだ僕をキラキラした目で見ている
「....俺は迅悠一だよぉ....年は19、ぼんち揚げが好きー、ぼんち揚げ食う?」
ぼんち揚げをぼりぼり食べている迅さんはヘラヘラと笑っている、きっと、新くんが似てるって言ったのはこの人だろう
「俺は嵐山 准だ!よろしくな!迅と同じく19だ!」
すごいキラキラしたこのイケメンさん知ってる、ボーダーの顔の人だ、うん絶対そう
「.....三輪 秀次、17」
目の下の隈酷いな、心配だなぁ.....
「....烏丸京介だ、よろしく、年は16」
んぇ!?孝二くんのドッペルゲンガー!?.....え、あ、違うっぽい.....つい、孝二くんと烏丸さんを交互に見たのは許してほしい
「うん、こっちの紹介も終わったことだしー、修くん紹介よろしくね」
あぁ、そっか、僕も自己紹介しなきゃだった
「.....はい、えっと、三雲修です、年齢は、15になりました、よろしくお願いします」
ペコッとお辞儀してから、自分の出来る一番の笑みを浮かべた
「「「「「「.......っ.....天使!」」」」」」
風間さんたちは肩を震わせ、顔を真っ赤にしていた
「......えっと....?」
少し戸惑ってしまったのは仕方ないと思う
「....修くん、気にしなくていいんだよ」
千佳はニコッと笑ってこっちを見た
「.....そっか、分かったよ」
コクリと頷き、僕はそう言った
「修、いいか?あの犯罪者面した太刀川さんと、胡散臭い迅さんには気を付けるんだぞ?」
鋼くんはそう言い、僕の頭を撫でた
「....あ、あと、モッサリイケメンの烏丸くんと、爽やかイケメンの嵐山さんにも気をつけてね」
同じように僕の頭を撫でながら新くんはそう言った
「...それから鉄仮面の風間さんにも気をつきぃ、無表情の裏ではなに考えてるか分かりゃせぇへん、絶対ムッツリやで.....まぁ三輪は......ヘタレやから気をつけへんでもええで」
さりげなく貶しながらも、僕の頭を撫でて孝二くんは言った
「....うん、分かった、こーくんや、新くん、それに孝二くんがそう言うんだもんな、気をつけるよっ!....なにに気を付けたらいいか分かんないけど」
コクコクと頷き、僕は笑って見せた
そんな忠告をされているとき、風間たちのほうでは..
「.....なんだあれは、天使か..」
口を押さえながら言ったのは風間で
「......修くんまじ可愛い」
真顔で言い出したのは太刀川
「....うっそぉ....俺のサイドエフェクトでも読めなかったよ...」
顔を真っ赤にして言ったのは迅
「.....修くん、可愛い、凄い可愛い」
崩れ落ちそうになりながら言うのは嵐山
「......あれは、天使だ、この世の天使....」
もうキャラがぶれっぶれなのは三輪
「.....なんだあれ、めっちゃ可愛い、愛しい」
一番のキャラ崩壊を引き起こしたのは烏丸だった
「.....はいはーい、みんな大丈夫ー?そんじゃ、修くんとその幼馴染みたちと一緒に家ん中入ろうか?ここ、玄関前だかんね?」
パンパンと手を鳴らし、みんなを纏めた