大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 慰めと愛と(テニスの王子様)
- 日時: 2017/05/06 04:34
- 名前: ゆり
あてんしょん!
これはテニプリの裏夢とか夢小説です。ぐだぐだで長くなるかもしれないしぃ文がおかしいしぃ、色々とヤバめです。苦手な人は即back!
では大丈夫なそこのあなた
彼らと堕ちてあげてください。
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- Re: 慰めと愛と(テニスの王子様) ( No.4 )
- 日時: 2017/05/07 03:28
- 名前: ゆり
「宍戸…お前また遅刻しそうだったな」
「さーせん!」
生活指導の主任に怒られそうになり、とにかく頭を下げた。
俺は宍戸亮。氷帝学園高等部の1年。一応、テニスの特待生として入学している。忍足と向日は一般の国公立の高校受験に落ちて、氷帝学園高等部に入学したが、それ以外のレギュラー3年はスポーツ特待生。
「なぁ、宍戸。自分何にやけとんねん」
「ちょーキモイC」
やべ、昨夜のことが無意識に脳裏どころじゃない表情に出てきた。
「エロいことでも考えてたんだろ?激ださだっつーの!」
「岳人!ちげーからな!うるせぇ!」
咄嗟、咄嗟。昨晩、69をして俺が先にイかせたこと。フェラ上手くなってたか?考え出すと止まらない。
- Re: 慰めと愛と(テニスの王子様) ( No.5 )
- 日時: 2017/05/07 07:42
- 名前: ゆり
四之宮藍。東京都内でも有名な進学校·英塾高校の1年生。
「新入生にすげー可愛い子いた!」
「やべー」
かなりの美女であり、もう制服が体に馴染んでいる。隣のクラスの男子たちが様子を見に来ていた。
「藍ちゃんって、モデルとかアイドルやってそうだよね!」
「そうそう!超顔小さいし…羨まし」
本心なの?ただのお世辞でしょ。
本当にだるい、昨日の亮とのことで腰も痛いのに。運動部の体力には付いていけないなぁ。程よくパーマをかけたロングヘアの毛先を指でいじっている。まつ毛長いね、と言われた。
「ってかさ、あの人!超イケメン」
「白石くん?」
1番後ろの席、窓際。左手に包帯を巻いて気だるそうにネクタイを緩める。ずっと窓の外を見ている。
確かに。横顔が整ってる。
「白石…って言うの?」
「藍ちゃんなら絶対、白石くん落とせるよ!」
や、やめてよ。白石くんに聞こえる。…抵抗するのも面倒で、軽く笑って受け流していた。
「私は、いいかな?ハードル高そうだし」
笑ってればいい。女の子なら愛想よくしていればいい。それなら皆が許してくれる。
ただそれだけ。
一瞬、白石くんと目が合った。彼は無表情で無気力のようだった。
- Re: 慰めと愛と(テニスの王子様) ( No.6 )
- 日時: 2017/05/07 08:14
- 名前: ゆり
昼休み。誰もいない1人の場所が好き。屋上が立ち入り禁止だったけど入ってみた。風が気持ちいい。五月晴れ、東京タワーもスカイツリーも氷帝学園も見える。でっかいビル群たちもいる。
「…なんや、人おったんか」
関西弁が背後から聞こえてきた。
「白石くん、だ」
「せやけど」
見た目爽やかなのに態度悪い。ルックスがイイヤツ程クズなんだな。15年生きてきて分かってきたことの一つ。
パックのいちごミルクを片手に、私から距離を置いて隣に胡座をかいていた。
私はぼーっとしていて、昨晩のことを考えていた。私かなり恥ずかしいこと言ってた。でも亮が喜んでくれて、私にキスしてくれて、余裕のない顔、声を聞かせてくれた。幸せ。彼女気取りだね。私嫌な女の子だ。
「え…」
亮から着信だ。飛び跳ねて、携帯電話を落としそうになる。慌てて携帯電話を耳に当てると、亮の声がした。
「なぁ、今何してんの?」
「お昼。屋上で1人なの」
「声聞きたくなった、なんだかよー、俺、おかしいわ」
おかしくない、おかしかったら私はもうとっくに壊れてる。自然と声が上ずる。
「フェンスから氷帝見える」
「俺も屋上なんだけどよ、見えねーな」
当たり前でしょ、可愛いね亮は。
「風強いな今日」
「うん」
「スカートめくれてるとこ見てーわ」
亮が笑いながら言った瞬間、後方からの風でスカートが舞い上がった。慌ててお尻を抑えると、今度は前の方が見えてしまった。
「今、スカートめくれた」
「何色?」
「薄いピンク」
普段、ピンクとかハートとか言うだけ吐き気するのに。あ、一応白石くんいるんだった。
「俺、今日赤履いてんよ」
「勝負パンツね」
白石くんと視線がぶつかる。ニヤリと不敵な笑を浮かべて視線逸らされる。不味い、見られた。
- Re: 慰めと愛と(テニスの王子様) ( No.7 )
- 日時: 2017/05/13 10:25
- 名前: ゆり
休み時間、屋上は曇り空だけど風が吹いていて寒いくらい。でも藍は1人になりたくて、やってきた。
亮は…今何してるんだろう。
きっと、既に周りの人と打ち解けてる。
「…」
屋上のドアが開き、誰かが足を踏み入れた。白石くんだ。いちごみるくとコンビニで買ったようなパンを手にぶら下げて、藍から少し離れた場所に胡座をかいている。
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