官能小説(オリジナル18禁小説)
- 身体のカンケイ【花魁もの】
- 日時: 2016/01/04 18:22
- 名前: 紫月
こんにちは、紫月と申すものです!
花魁ものやってみたくなった人です。簡単に言うと、一人の花魁の人生物語ですね。
裏切られ、裏切り…最終的には?もちろん、エロチックな場面もたくさんあります←
温かい目で見ていただけると幸いです。あと、女性向けかもしれません笑
*作者から
>>1 キャラクター(増えていきます←)
>>3 お知らせ1 更新1/3
>>4 作者からの感想1 更新1/3
~一章 藤孝様~
>>2 今宵
>>4 身を預け
>>5 苦しい
- Re: 身体のカンケイ【花魁もの】 ( No.14 )
- 日時: 2016/01/04 20:36
- 名前: 紫月 ◆m1uI8u1qkM
- 参照: 紫月でもあり古時計でもあり
さん付けなんていいよ! 別名で古時計っていうのがあるから よかったらふるちゃんって読んで欲しいな!(*^^)
文才などないない、これは他の人の書いた小説覗いて得た文なので笑
偉大って言い過ぎだよ笑
- Re: 身体のカンケイ【花魁もの】 ( No.15 )
- 日時: 2016/01/04 20:39
- 名前: 八雲
あつ…こんな場所で雑談しちゃダメだよね雑談場所スレ立てたいけどいいかな?ふるちゃんっ
そーなの?でも凄いよっ馬鹿な私でも分かるよ凄いって
いや、神と言っても過言ではないよ〜
- Re: 身体のカンケイ【花魁もの】 ( No.16 )
- 日時: 2016/01/04 20:51
- 名前: 紫月 ◆m1uI8u1qkM
- 参照: 紫月でもあり古時計でもあり
そうだね、そうしょうっかー
なんじゃそら笑 馬鹿じゃないよ笑
言い過ぎ言い過ぎ、うちが文才のない証にうちの国語の点数は低すぎるから←
- Re: 身体のカンケイ【花魁もの】 ( No.17 )
- 日時: 2016/01/04 21:27
- 名前: 八雲
返信遅れた すまぬ
わーいっ ふるちゃんと雑談だ! 早速作ってくる
んー? どこらへんが?
私もw 赤点取りそうな点数だw
- Re: 身体のカンケイ【花魁もの】 ( No.18 )
- 日時: 2016/01/04 21:46
- 名前: 紫月 ◆m1uI8u1qkM
- 参照: 紫月でもあり古時計でもあり
いってらすわいー
雰囲気的に絶対馬鹿じゃなさそう←
国語より数学がやばい…数学なんて嫌い(´・ω・`)
- Re: 身体のカンケイ【花魁もの】 ( No.19 )
- 日時: 2016/01/05 18:52
- 名前: 紫月 ◆m1uI8u1qkM
- 参照: 紫月でもあり古時計でもあり
「藤孝様、わーいーっ」
そんなはしゃぎ声がどこからか聞こえてきたのは、他の男の相手をし終えた時だった。
今日、あの方がお見えになる。
そう思うと、裏切られた感覚しか残らない。初めから、裏切られてなどいないはずなのに…。
「美代子様っ、美代子様っ藤孝様へのご指名でございます!」
無邪気な笑顔で襖を開けられたが、乗り気などではなかった。部屋の片隅で、ただじっと綺麗な満月を見上げる。
「どう、したのですか…美代子さま…浮かない顔です…藤孝様ですよ…?」
不思議そうに、そんな私を眺めたハナはゆっくりと近づく。
「……今すぐ参るわ…」
まだ作り笑いなどできないが、精一杯の努力でそう返事をした。もし、私が花魁ではなかったら…買われる身ではなかったとしたら、良かったと何度も心の中で呟く。
睡蓮の華が描かれた着物を着て、私は今日も愛のない場所に行く。
ーーーー
ーー
ー
「美代子、今夜もまた会えて嬉しい」
いつものような笑顔は変わらなかったが、私はその顔を見るなり笑顔が作れなくなった。
「…ふじ、たか様…今夜も指名いただき、ありがとうございます…」
震える声は自分でもわかる。目も合わせられる気がしない。
「……酷く怯えている…そのような顔、前にも見たことがあったな…」
どうせ、そのお言葉も私に当てているものではない。
ゆっくりと、ゆっくりと、藤孝様はわざわざ私の前へと歩いてくる。
そうすると、私の肩を掴み胸の中へと引き寄せた。藤孝様の、優しい香りに優しい体温。
それでさえも、嫌になってしまう。
ーーーーー
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ー
「んっはぁ、あっ…ん」
藤孝様の腰の上で馬乗りになり、生温かなモノをズンズンと出し入れする。
「今日はやけに、無表情だと思ったんだが、どうか、したのか」
動きを私に任せて、喘ぐ私を目の前に言われる。そう聞かれるもののゆさゆさと、なんだかんだで気持ちいいのか腰を上げたり下げたりする。
「っん、ぁ、あっ…」
今、すごく頂点なのに…そんなこと、聞かれても言えるはずがない。
答えない私にもどかしさを感じたのか藤孝様は、繋いだまま体制を変えて私のお尻を突き出してバックにされる。
「っぁ、はんぁ」
その行動でさえ、気持ちがいい。
「喘いでいないで、答えてくれ」
 ̄ ̄バチュクチュ、パンッパンッ
激しい、なのにどうして、どうして求めてしまうの…私の中は、液を出し絡みつきモノを離さない
「ぁっ、あっぁ…ふじ、たかさまぁの、うわさを、きかれ、て、んっぁ…しまっら、のれす…っぁぁ」
ぐちゃぐちゃの顔を布団に埋めて、快感に耐えながら息使いを荒くして言う。
「どんな、うわさだ…言え…ッ」
ぐいっと、押し突かれ種を出された瞬間に
「!ッ、あっぁあ、やぁっああ」
悲鳴に近い声を出して、きゅっきゅんと中を締め付けた。
「はぁ、っはぁ…それは……」
息を整えながらぐったりとしたまま、唾液を垂らしながら口を開く…
…Continue
P.S 作者からの焦らしプレイです(*^^*)
- Re: 身体のカンケイ【花魁もの】 ( No.20 )
- 日時: 2016/01/06 17:07
- 名前: 紫月 ◆m1uI8u1qkM
- 参照: 紫月でもあり古時計でもあり
「……貴方様が、妻を二年前に亡くなられているという…」
重い口を開いて、肌を布団に合わせた。
私の言葉を聞くなり、藤孝様は当たりだというように目を見開く…すると俯くと、笑い始める。
「ははっ……なにをいう、妻はいる…いるではないか…」
しかし、その笑顔は悲しそうにしていた。まるで、現実を受け止めたくないような…私の言葉をかき消すように。
「みよこ…お前はここにいるではないか」
そっと、悲しそうな顔をして抱き締められる。彼の目に映る私は、
彼の妻だった。
それは、あの夜もその夜も……私を私だと見た日はなかった。
貴方のいう 未代子はもういません。ここにいるのは、美代子です。
あの甘い言葉も温もりも、全部妻への愛情だった。心地いいと思ってしまっていたのに…。
「未代子、お願いだ…もう、どこにもいかないでくれ…晴(はる)と一緒にまた散歩をしに行こうではないか…」
私はなにも言えなかった。自分への愛情だと自惚れていた…情けない…情けなかった。
ーーーー
ーー
ー
「実はあのお方、妻と子を二年前に火事で亡くなられているそうよ…」
「あら、私てっきり金持ち武士の不倫夫だと思い込んでいたら、妻も子もいなかったのね」
「一年前から、この店に通うようになったのは美代子様のことを聞きつけたからだそうよ……なんでかっていうと、美代子という名前が妻と一緒らしい」
「あらまぁまぁ…それじゃあ、美代子様を妻と思い込んで夜を?」
箸が止まって、ずっと聞いていた。
気持ちが悪くて、仕方がない。やはり、汚れきった身体を愛してくれる人はいなかった。
「美代子さま、お箸止まってますよ?」
噂話が耳に入っていなかったのか、ハナはそう無邪気に言う。
ハナも、もしかすれば自分の我が子と思い込んでいたのかもしれない。
「私は、寝室に戻る…私の残りを食べてていい」
そう去り際に言っては、寝室にスタスタ向かう。
- Re: 身体のカンケイ【花魁もの】 ( No.21 )
- 日時: 2016/01/20 14:31
- 名前: 紫月 ◆m1uI8u1qkM
- 参照: 紫月でもあり古時計でもあり
衝撃的な事実がわかってしまったあの夜から、一週間が過ぎようとした。
藤孝様は睡蓮亭に来なくなっていた。
「…寂しくも、有難いような」
そう月を長めては、ぽつりと口を開いて呟いた。今夜は月経で店には出られなかったので、自分の部屋で空を眺めていた。
当然のように、花魁達と野獣達のうめき声が耳を通る。私も、月経のない日はこんな声を出しているのか…。
思えば、あの時もこんな月が出ていた。
強く掴まれる手首、浴びせられる罵声。
「美代子様…お客様が貴方とお会いしたいと申しています」
ハナはもう寝ているのか、別の見習いが扉越しにそう声を掛けた。
「…いいわ、ここに起こし頂いて」
自分の身なりは適当で、化粧もしていない。それでも、そう言った。
「…美代子、こんばんわ」
ゆっくり戸を開けたのは他でもない藤孝様だった。もう来ないと思っていた…。
私は冷徹な目で彼のことを見ていた。どうせ、彼の目には私は彼の妻に見えているのだから。
「こんばんわ、藤孝様」
そう目を逸らして冷めた目で言う。
なにもかも、嘘だった…嘘も何もない…裏切られた気にもなっているが、彼は裏切っていない。
初めから…なにを期待していたんだろう。
私は藤孝様のことなど、好きではないじゃないか…
「謝りに来たんだ、お前を妻に置き換えて…現実から逃れていたことを」
頭を掻き、ため息を付いて言われた言葉は予想もしなかったこと。
「今日、初めて妻と娘の墓参りに行った…ほとんど人が来ないから、汚かったが…俺はお前のお陰で、現実と向き合えるようになった」
男の目のは、潤んでいた。見たこともない…表情…。
彼が、墓参りに行く様子を思い浮かんだ。一人、墓地で花を備えて祈るその背中を想像した。
「妻は…日本一の良い嫁だった…料理も上手で、一年もしないうちに子ができ、ハルが生まれて幸せだった…どれもこれも、大切な…大切な記憶だ」
人は…男は、大切な誰かを失うことを認めるとこんな顔をするんだ…。
「…気がつかなくて、申し訳ないです…藤孝様…言ってくれれば、似るよう努力いたしました…」
「…嗚呼……けど、抱いているとどこか違うと自分でもわかるんだ」
ははと苦笑いをして言われた言葉。
何人もの男と肌を合わせたが、私を妻に置き換えていたとしても…たとえその愛情が、妻のためにあったものであっても
どの男よりも、優しく温かな体温だった。
「…とにかく、すまない…そして、ありがとう」
優しい笑顔は、愛する妻に送っていた笑顔ではなく一人の花魁に送る笑顔であった。
どこか、胸のどこかで…刺さる音がする。
「…藤孝様…妻の分も娘の分の人生を…楽しんでください…それが、二人の幸せだと思います…」
最後の言葉をいうように、顔をあげてしっかりと藤孝様の顔を見た。お客さんとしてではなく、一人の孤独な男として。
「嗚呼、約束する…」
一瞬、驚いた顔で私を見つめたが藤孝様は人の良さが溢れる程に、笑顔を向けた。その笑顔の意味は、私にはわからないが
どうか、藤孝様は私のような女を忘れて…悲しい思いが成仏するように…。
ーーーー
ーー
ー
藤孝様シリーズend
- Re: 身体のカンケイ【花魁もの】 ( No.22 )
- 日時: 2016/01/20 19:59
- 名前: 結衣香
お久しぶりですっ
結衣香でございますっっ
今日もじっくり見させていただきました!
まさかの藤考様の歴史にびっくりしておりますっ
今回もまた、めちゃくちゃ文才オーラある素晴らしすぎる小説でしたーっっ(^^)
突然来ちゃってすみません;;
失礼しましたー
- Re: 身体のカンケイ【花魁もの】 ( No.23 )
- 日時: 2016/01/31 20:45
- 名前: 紫月
久々です!毎度ありごとうございます
歴史というか過去ですね笑 そんな褒めすぎですよもっともっと磨かないとと思います。
突然もなにもありませんよ、いつでも来てください嬉しいので笑