大人雑談掲示板
- パンドラの箱/BL 小説連載中
- 日時: 2024/04/13 19:22
- 名前: 主 (ID: joMfcOas)
ただ設定とキャラ候補を垂れ流していくだけの。何れは募集掛けます。
【機関×バディもの×異能】要素。
あらゆるバディ像一覧>>1
世界観/舞台について>>2
キャラクター候補Part1>>3
キャラクター候補Part2>>4
一部の簡単なPFじみたもの>>5
プロフ例Part1>>6
プロフ例Part2>>7
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- Re: パンドラの箱/BL 小説連載中 ( No.11 )
- 日時: 2024/08/18 19:51
- 名前: アーネスト・ブラッドフォード (ID: ACwaVmRz)
( 元が出動予定であった以上、帰る事も出来なければ私用での外出にも制限がかかる。その状況にも腹が立ち始めれば、最早あらゆる事に苛立ちを覚え、珈琲を支える己の手すら睨み付け。その為、自分の視界の端に揺らめく人影の正体に気付いたのは、それが隣に座った時。「……ああ。貴様か、イヴ。」顔を少し上げて視線を合わせ、普段通り見目も言葉も賑やかしい彼の名を呼べば、ほんの僅か眉が和らぐ。「なに、今日の半休を使って、郊外の本屋に行く予定だったのだが…ご覧の通り、『話がある』などと宣ったお上の方々から、それはそれは“有り難いお説教”を聞かされる為だけに、朝一から呼び出しを食らって此処に来たのでな。」それから隣から漂う甘味に過ぎる匂いに無意識とカップを持つ指先で鼻を擦りつつ、現状とその原因を皮肉たらたらに彼へ説明する。――しかし、それでも文句があるからと、用があるからと、そう機関の幹部らを言葉や行動で切ってしまわないのは、とある一つの権利ゆえ。「全く、あんなもの…機関内蔵書の閲覧権が無ければ応じなどしないものを…」そう、前線を担当する己が交渉を粘り、不利な条件を呑んでまで手に入れた、その特権を盾に出されたが故。世間知らずの若い時分に交渉した悔いと、収まりきらぬ機嫌に深々溜め息を吐き出した後、頬杖を外して椅子の背凭れに寄りかかり、「……貴様こそ、何時だろうと上機嫌に見えるが、何か不満は無いのか?」飲まずとも解るその甘いカップを口にした彼のリアクションに、フッと噴き出すように鼻を鳴らした次に、会話前よりは幾分マシになった低音で問い返し )
- Re: パンドラの箱/BL 小説連載中 ( No.12 )
- 日時: 2024/09/19 12:40
- 名前: イヴ・アレクセイ (ID: sNU/fhM0)
(何気なく問いかけてみると、隣の相棒からは想定以上の皮肉混じりな愚痴が返ってきた。言葉尻どころか言葉の端々からも苛立ちが滲み出ているようで、ああ、今でこの怒りっぷりならその時はよっぽどご立腹だったんだろうなあ、なんて考えながら、手元にある明らかに甘くしすぎたココアをどうしてくれようか、と苦々しく見つめる。
「わ〜、朝一とか頭おかしいんじゃないの?アイツらマジ老害だよね〜」
果たしてそう思っているのかいないのか、相変わらず嫌そうな表情のまま─明らかに先程より飲むペースは早まっていたが─甘ったるいココアを啜りつつ、言葉だけはしみじみと実感を伴いながら相棒の愚痴に言葉を返す。その後は疲れ切った様子で続けられる言葉にうんうん、と適当に相槌を打ちながら聞いていたが、ふと自身に投げ掛けられた問いかけに一瞬相槌が止まり、考え込むような様子を見せた。「無〜い無い!オレ、楽しいことしか受け付けないからさ〜。ヤなことは一瞬で忘れちゃうんだよね!人生楽しまなきゃ損だし!」これ幸いと半分程まで減らしたココアを一旦テーブルに置いて大きく手を広げ、相棒に向けて普段よりも一際軽く見える笑顔を浮かべてみせる。その拍子に、腰のチェーンに大量にぶら下がっているストラップがガチャガチャと擦れ合う音を立てた。最後に思い出したかのように「逆に聞くけどさ〜、アーネストは楽しいこととか無いの〜?いっっつも眉間にシワ寄ってるじゃん。オレみたいに生きろとは言わないけどさ〜、もうちょっと気楽でも良いと思うんだけど!」と相棒の顔を覗き込んでみて)
- Re: パンドラの箱/BL 小説連載中 ( No.13 )
- 日時: 2024/10/31 01:29
- 名前: アーネスト・ブラッドフォード (ID: RGrKDPzX)
( 愚痴に返ってきた彼の言葉は、語彙は違えど概ね自身が思っていたものと同じであり、それに満足げに口の端を微かに上げる。その後、此方からの質問に詰まるような素振りを見せた彼に、あるのか、と更に問おうと唇を動かしかけ、けれどもそれが形になるより先に飛んできた声と広がった両手に、避ける真似はせずとも目は見開き。「っ……それはまた、随分おめでたく出来ているんだな、貴様の頭は。」すぐに落ち着きを取り戻してから、彼が動く度に鳴る音と仕草の派手さに、けたたましく鳴く南国の鳥を誰知れず想起しつつ、向かう笑顔に低音の毒で包めた滑らかな褒め言葉を返す。だが、此方を覗く目には、顰めた表情は変えずとも頭を僅かに引いて、返事を数秒詰まらせて。「…したくもない仕事をしているのに、機嫌良く、気楽に出来る訳がなかろう……が、そうだな、楽しい事か…」視線を右へ泳がせて、そもそもの根底から生き方の違いを歯噛みしながら伝えたその後、それでも思う所を感じて少々思案を巡らせる。「ルイス博士の新書を入手した時、夜通し本を読み耽る時、新種の毒性を発見した時……あとは…」ダラリと体の横に垂らしていた右手を胸元まで上げ、親指、人差し指、中指と順に折って細やかな楽しみを数え、「……餓鬼が下らん事でも仕出かして、阿呆な姿を見ているのも、まあ悪い気分ではないな。」その最後、己の珈琲が入ったカップの底で、テーブル上の彼の甘ったるいそれを小突き、薬指の数えに入れた“楽しい事”の意味を示して、改めて視線を重ねニヤリと悪どく目を細めて。――しかし、それも束の間。はたと思い至った記憶にまた眉を寄せる。「ん……時にイヴ。貴様、こんな早出だったか?」共に同じ休みを貰っていたような、けれども目の前に確かに居る相棒へ、今度は訝しむ色を言葉に乗せて尋ね )
- Re: パンドラの箱/BL 小説連載中 ( No.14 )
- 日時: 2024/12/15 19:51
- 名前: イヴ・アレクセイ (ID: BEaTCLec)
(相棒が概ね想定通りの反応を返してくれたことに内心胸を撫で下ろす。広げていた手を引っ込め、相棒は相変わらずインドア派だなあ、たまには外に出ればいいのに、なんて思いながらまだ中身の残るココアのカップに渋々手を伸ばしかけたところでようやく、先程の言葉に包まれた毒に気付いたらしい。
「あ〜!最後のやつ絶対バカにしたでしょ?オレ、ガキじゃないし〜!」
わざとらしく、子供のように頬を膨らませるとガタン、と音を立てながら椅子を立ち、ココアのカップを中身が溢れるのも気にせず乱暴に掴んで、一気に飲み干した。ダン、とテーブルに空のカップを叩きつけるのと同時に…まっず、と実感の籠もりすぎた苦々しい声が漏れる。再び椅子に腰を下ろすと、ココアのついでに購入していたらしいスティック状のスナック菓子をボリボリと齧り始め、新たに投げ掛けられた疑問へ時々咀嚼音混じりに答えを返した。「ん〜…実はさ、なんかオレも呼び出されたんだよね〜。久々に有給取れたから遊びに行くつもりだったのにさ〜…なんでだろ?」最後の言葉を口にした後、怪訝そうな表情で首を傾げる。仕事とか?絶対嫌なんだけど〜、と付け加えた言葉を言い終わるか否か、「仕事」の開始を知らせるサイレンが鳴り響いた。「うえ、ホントに仕事じゃ〜ん。サイアク!」そう言いつつも自身は椅子から立ち上がり、空になったカップをゴミ箱にシュートする。軽い音を立て、ホールインワンしたのを見届けると小さくガッツポーズをし、「お仕事ヤダ〜」と駄々をこねてみて)
- Re: パンドラの箱/BL 小説連載中 ( No.15 )
- 日時: 2025/02/27 01:26
- 名前: アーネスト・ブラッドフォード (ID: OZDnPV/M)
さて、そう聞こえたか?( 飲みかけのココアに指が掛かる前、遅れて此方に向いた反論に飄々と言葉を返す。その後、彼が思い切った勢いで甘いカップを仰ぎ――搾る苦い声の顛末に、クッ…と堪えきれずに顔を背けて笑いを逃がし。「ふむ……まあ、考えたくはないが十中八九…」一通りのやり取りを終えて、疑問に答えた相棒の不満そうな音に重ねて予想を告げるその途中、鳴り響く忌々しいサイレンに眉根を指先を押さえ俯く。「……仕事、だろうな。」それから彼の文句と同時に気落ちの色で吐き出した予想の続きの後、舌まで一つ打ってから、珈琲の残りを一息に呷って立ち上がり。彼のカップが飛ぶ先を見届け、自身は丁寧にゴミ箱に近寄って手放し、さてまずは管理室に、と通路に目をやった所で相棒の声が耳に届く。「貴様…よくその口で『ガキじゃない』などと抜かせたな。」呆れ半分肩を落として、悩むように唸った後、「嫌だ、でしたくない事を避けられるのは五歳児までだ。貴様にその権利は無い。」ガリガリと頭を掻き乱し、己自身も仕事嫌悪の苦々しさを顔にはっきりと描きながらも、その駄々を弾き返す。「行かねば置いていくぞ。」突き放す言葉通り、上着のポケットに両手を突っ込みながら数歩は彼から遠ざかって、しかしすぐに足を止めて顔だけ相棒に向き直り、共に来い、と言葉にはせずともジトッと細めた催促の視線を彼に送ってその行動を待ち )
- Re: パンドラの箱/BL 小説連載中 ( No.16 )
- 日時: 2025/04/22 14:21
- 名前: イヴ・アレクセイ (ID: Vpfd8AAP)
(─案の定毒舌が返ってきた…ま、平常運転だし仕方ないか。自身に言い聞かせるようにして椅子を元の位置に戻し、まだ少し残っているスナック菓子をハイペースで口の中に詰め込んでいく。空になったスナック菓子の容器をもう一回シュートしてみるが、今度は縁に当たって弾かれた。仕方なく立ち上がり、ゴミ箱の傍まで行って手を離した後、こちらに来い、と言わんばかりに自身を見つめている─一見すると睨んでるようにしか見えないが─相棒の方へ目線を投げ、体をそちらへ向けた。
「は〜い、分かってるって。言ってみただけじゃ〜ん!やるやる、ちゃんとお仕事やりますよ〜」駄々をこねてはみたものの勿論本気ではなく、突っぱねられることなど想定内でした、と言わんばかりに大げさに肩を竦め、最後の方は半ば投げやり気味に言葉を返した。大きく伸びをした後に、自身もまた当然のように相棒の方へと小走りに走り寄っていく。念の為に持ってきていたらしい、派手なカバンからは機関から支給されている思念誘導式ハンドガンを取り出してホルスターに押し込み、これまたカバンから良く目立つ、絢爛豪華で派手なデザインの鞘に収納された日本刀型近接武器を掴んで相棒の後ろを歩きながら、「それにしてもさ〜、特殊個体のヤツらも暇だね〜。わざわざこんな朝っぱらから事件なんて起こさなくていいのにさ〜。アーネストもそう思わない〜?」半分愚痴にも似た呟きを溢し)
- Re: パンドラの箱/BL 小説連載中 ( No.17 )
- 日時: 2025/05/10 21:36
- 名前: アーネスト・ブラッドフォード (ID: zwFbxykG)
( ゴミ箱への用を済ませた相棒と視線が合って、彼が猫の如く伸びをするまでの一連の仕草を黙って待ち、此方に寄ってくるのを視認出来れば、「……それで良い。」満足げに一度フンと軽く鼻を鳴らし、当たり前に速さを合わせて歩みを再開する。「全く同感だ。騒ぐしか能が無い上、事を起こせば痛い目を見るという事も学べない獣以下どもめ。」通路を歩く間、メンテナンスに武器を預けていた己とは違い着々と、彼を象徴するような煌やかな鞄から、これまた目の眩むような装飾が施された武器を準備していく物音をBGMに、毒づく言葉で相棒の愚痴に肯定を返す。そのまま気乗りのしない足取りで総合管理室に顔を出し、武器を返せ、と挨拶も抜いて一言無愛想に近場の職員に告げ、自身の武器――自身と同じく飾り気も無く真っ黒な姿で、銃器形態の変化を可能としたもの――が手に渡るまでの間に、騒がしい室内のモニターを見上げ、機関から程近い区間で被害を起こしたらしい特殊個体の様子を眺め、「……見ない個体だな。新顔か?」言葉程の興味は窺えない棒読みで呟けば、それが聞こえたのか、それとも義務なのか、また別の職員が状況の説明を始める。しかしそれには相槌すら返さないまま名を呼ばれた先に視線を移し、開いた保存ケースごと持って来られた拳銃形態の武器と、残量が見えるよう内側が透明になった中身入りのマガジンを複数、礼も無く受け取って、「…………行くか。」ただ一言、チロリと己が目を向けた相棒に対してのみ声を掛ければ、渋々ながら現場に向かうべく管理室から足を引き )
- Re: パンドラの箱/BL 小説連載中 ( No.18 )
- 日時: 2025/05/17 11:26
- 名前: イヴ・アレクセイ (ID: wUNg.OEk)
(管理室に到着するなり開口一番武器を寄越せ、と言った相棒の武器が運ばれてくるまでの間、ぼんやりと特殊個体の映る大型モニターを見つめながらまだ10代前半、良くて後半だろうか、と思われる子供っぽい特殊個体を哀れむように小さく嘲笑が漏れた。そうこうしているうちに相棒の武器が到着したらしく、相変わらず礼の一つどころか言葉も無しに職員の手から武器をもぎ取っていくのが目に留まった。「はいは〜い」もうすっかり見慣れた光景ではあるが、手がケースを持った形のまま固定され、どことなく困っているような表情を浮かべる─多分新人であろう─職員にひょい、と軽く手を振ってど〜も〜、と口だけを動かして笑いつつ、相棒を追って管理室を後にする。機関の前には自身の愛車である特殊装甲の大型バイクが停めてあり、慣れた手付きでフルフェイスヘルメットを取り出すと黒いシートをさらりと撫でた。乗り込むついでに相棒の方を振り返りつつ「ヘルメットもう一個あるし、乗ってく〜?もしオレの運転が心配なら車出すけど〜」グリップに片手を載せ、半笑いで声を掛ける。ふかしたエンジンの低く心地良い振動がシート越しに伝わり、どちらか知れない相棒の返答を待つようにもう片方の手で呑気に携帯を触っており)
- Re: パンドラの箱/BL 小説連載中 ( No.19 )
- 日時: 2025/05/25 21:13
- 名前: アーネスト・ブラッドフォード (ID: J1W6A8bP)
( 機関の外へ出て直ぐ、立ったのは相棒の愛車の前。立ち止まったのを丁度良しとして、自身の武器に二種のマガジンを装填し、白衣の内側、その腰元のホルスターに一時収納する。それから誘いの声に顔をまた上げ、「解りきっている事を訊くな。貴様の運転に一々文句など言わん。」まずは眉を一方跳ね上げ怪訝な顔で、次に曲がりくねった言葉で、それに続けては、まだ少しの距離がある相棒の元まで歩み寄る足で同乗への肯定を。「あー…“バイクに私を乗せたまま特殊個体に向かって突進する”という愚を犯さなければ、だがな。」しかし数秒呻いて目を横に流し、また戻したその口で相棒にハンドルを任せる上での危惧の内、最も避けたい事柄に先に釘を刺しておく。「とっとと行って、さっさと終わらせるぞ。」――モニターで見た“それ”は、何事かを喚きながら、人の何倍もあろう樹木の根や蔓を振り回していた。さながら、思惑通りにいかぬ幼子が床を暴れ這うように。「…あんな餓鬼の癇癪なぞ、まともに付き合うだけ時間の無駄だ。」あの映像の姿に無性に苛つく手で乱雑に掻き上げた前髪をポンパドールに近い形で纏め、ポケットから取り出したピン数本で固定した後、外した眼鏡をピンの代わりに仕舞い込み、簡素ながら仕事思考へ切り替えを行う。「……くれぐれも、安全運転でな。」それでも仕事への嫌悪自体は滲み出た苦い顔付きで、空の手を一つ彼に向かって開き、相乗りの為に必要なそれを言外に要求し )
- Re: パンドラの箱/BL 小説連載中 ( No.20 )
- 日時: 2025/06/13 10:34
- 名前: イヴ・アレクセイ (ID: NIrdy4GP)
(「ね〜、アーネスト。オレそんなやばいことするヤツに見えてるわけ〜?」馬鹿らしさに思わず僅かに眉を顰め、戯けるように笑いながら両手を広げて肩を竦めてみせた。安全運転で、という旨の言葉には「はいは〜い、分かってるって!オレが安全運転じゃなかったことあった〜?」最早慣れの域に入りつつある、どこか呆れたような、茶化すような口調で返し、手慣れた調子でもう一つの鮮やかな赤色をしたフルフェイスヘルメットを取り出して差し出された相棒の掌にひょいと乗せる。相棒がヘルメットを装着するのを横目で見届けつつ、先程まで触っていた携帯をポケットに仕舞い、両手をグリップに引っ掛けて思い切りエンジンをふかした。獣の唸り声にも似たエンジン音が何度か低く響き、ふと思い出したように装着してあるサイドカーに自身の鞄と武器をぽい、と放り込む。相変わらず違和感のある、白衣にヘルメットを被った相棒の姿に喉の奥で笑いを押し殺しつつシートの後部に乗せ、「そんじゃ、行くよ〜」と背中越しに呑気な声を一つ掛けると愛車を発進させた。大きくもシャープな流線型をした、濃いワインレッドのバイクが風を切り、まだ交通量の少ない道路を駆け抜けていく。そうして現場に向かいつつ、赤信号で停車したタイミングを見計らって「う〜、寒…最近寒くなったと思わな〜い?」と雑談を投げかけ)
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