大人なりきり掲示板
- 【指名制BL】亡霊たちの晩餐会【募集中】
- 日時： 2017/10/09 01:47
- 名前： 新・花売り （ID: EnyMsQhk）
昔々から語り継がれる話。
町はずれの森の奥。其処には古く大きな洋館が建っている。
人呼んで『咎人の館』。人を何百人も殺した伯爵が住んでいたと言われている。
ツタが壁を覆い、重苦しい沈黙を保つその洋館。勿論中は廃墟同然、人なんか住めるはずがない。
しかし、ある日。一枚の招待状が貴方の元に届くと、用心しなければならない。
その招待状を手に、貴方は絶対に洋館に向かうことになるだろう。
貴方は洋館の主に出迎えられ、部屋を用意され。
そして、貴方は夜な夜な、咎人と共に宴を行うことになるだろう。
死んでも死にきれぬ、消え入りそうになりながらその罪を背負い続ける彼らを救いだすまで。
初めましての方は初めまして、そしてお久しぶりでございます。花売りと申します。
今回新・花売りとしてこのスレをリメイクさせていただきます。
此処では過去に罪を背負い、その業のため天国にも地獄にも行けなかった罪人を救い出す、と言う目的のスレです。
救い出し方は人それぞれですが、基本的に彼らを愛し、許してやってください。
……まぁそうは言っても、軽ーく考えていただければありがたいです。
・カキコ内のマナーを守ってください。
・あまりに短いお返事だと想像力が追い付かない場合がございます、簡単なキャラの描写でもよいので書いていただけると嬉しいです。
・死ネタ、バッドエンドありです。その際はご相談ください。
・R18対応ですが、タイミングを教えていただけるとありがたいです。
◆世界観>>1
◆キャラ>>2
◆参加者様キャラシート>>3
◆参加者様
・黎人様――ルーク×アレット>>5
・白湯様――ミカエル×シュバルツ>>10
・腐猫丸――ベル×シュバルツ＋アレット>>19
◆イベント
ただいまイベント模索中です。
興味があるのなら、この招待状を特別に君に渡してあげよう。
ちゃんと君が帰ってくることを、心の底から願っているよ。
※随時更新中です。
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- Re: 【指名制BL】亡霊たちの晩餐会【募集中】 ( No.46 )
- 日時： 2017/10/07 23:55
- 名前： 新・花売り （ID: W7Can3CF）
>>45
「今から話すことをすぐに信じていただけなくても不思議ではありません。しかし、あなたには我々の願いを聞き入れていただけなければいけないのです」
ミカエルの様子に微笑を浮かべ、話を切りだした。
「今ここで食事をしていた方々は全員、罪を犯した罪人の亡霊なのです。
彼らは自分の罪によりその魂をこの地に縛り付けさまよっているのです。ミカエル様には彼らの中の一人の魂をその罪の呪縛から救い出していただきたいのです」
- Re: 【指名制BL】亡霊たちの晩餐会【募集中】 ( No.47 )
- 日時： 2017/10/08 00:03
- 名前： 白湯 （ID: 3QDumk2O）
「亡霊?...呪縛?...」
あまりに突拍子もない単語が何個も連なっていたので、ただゆっくりと瞬きをして顔をしかめた。
俺、亡霊と食事してたってことかよ...。そう考えると背筋に寒気が走り、体を震わせる。
「救う、って、どういうことだ？」
何故、それが自分でなければならないかの意味もわからず、ドルイットに質問攻めをしてしまう。
- Re: 【指名制BL】亡霊たちの晩餐会【募集中】 ( No.48 )
- 日時： 2017/10/08 00:10
- 名前： 新・花売り （ID: EnyMsQhk）
>>47
「彼らに必要なのは、彼らの罪を許して解放してくれる者です、今回はあなたが選ばれました」
ミカエルの戸惑いは想定通りとでも言った様子で、ドルイットは変わらない調子で続ける。
「ミカエル様はあの方々の誰か一人の魂を彼らの犯した罪……詳しく言えば、罪の意識から解放していただきたいのです。大変申し訳ないのですがこの仕事を終わらせない限りあなたをもとの世界に返すことはできません」
- Re: 【指名制BL】亡霊たちの晩餐会【募集中】 ( No.49 )
- 日時： 2017/10/08 08:04
- 名前： 白湯 （ID: 3QDumk2O）
「おい、まじかよ...」
もとの世界へ帰れないと聞き、意気消沈したように肩を落とし、俯いて考え込む。
「...わかった。やるよ」
しばらく考えた後、ぱっとドルイットのほうを見ると、まだ戸惑いの残る表情でそう言った。
- Re: 【指名制BL】亡霊たちの晩餐会【募集中】 ( No.50 )
- 日時： 2017/10/08 11:10
- 名前： 新・花売り （ID: ajaa150U）
>>49
「ご理解いただけて幸いです。こちらでの時間はあなたの時間と調整させていただきますので安心してくださいませ」
承諾の言葉に安心した様子で微笑を浮かべ、ミカエルに立ち上がるように促した。
「あなたに救っていただくのはここの住人の中の一人です。時間は多くあります、焦らずじっくりとこなしてください」
「こちらへ」と声をかけ、その部屋を出て再び歩き出す。
- Re: 【指名制BL】亡霊たちの晩餐会【募集中】 ( No.51 )
- 日時： 2017/10/08 11:18
- 名前： 白湯 （ID: 3QDumk2O）
「あぁ」
自分の身に何が起こっているのか把握できないまま、立ち上がってドルイットの後に続いて歩く。
普段看護師をしていると、怪我をした病人を救うことはあるが、今回の場合は死者を救うという。自分にできるか不安だ。
- Re: 【指名制BL】亡霊たちの晩餐会【募集中】 ( No.52 )
- 日時： 2017/10/08 11:28
- 名前： 新・花売り （ID: ajaa150U）
- 参照： http://キャラのイメージイラストを描いていこうかと思ってる所存
>>51
「……亡霊と言っても、彼らは生前の姿を保っています。肉体もあり、体温も鼓動も生前と変わりません。普通の人間のように接していただくのが最適かと思われます」
ミカエルの様子を見ながら言葉をつづける。幽霊など聞いたら戸惑うのが普通だ。
ネームプレートが掲げられた六つのドアが並んでいる場所まで来ると、ドルイットはミカエルを振り返り、六つの鍵をひとまとめにした鍵束を差し出した。
「この部屋はここの住人の方々の部屋になります。気になる方の部屋にはいってお話し、救い出す相手をじっくりと決めてください。ノックをして声をかけても開けてくださらない場合がございますので、その際はこの鍵を使ってください」
- Re: 【指名制BL】亡霊たちの晩餐会【募集中】 ( No.53 )
- 日時： 2017/10/08 12:21
- 名前： 白湯 （ID: 3QDumk2O）
確かに、晩餐会の時、普通の生きている人間にしか見えなかった。幽霊と聞くと透けているイメージだ。
「そんな強行突破でいいのか？」
重そうな鍵を受け取ると、ドルイットの話を聞いて驚く。あの晩餐会のような態度じゃ、きっと相手にしてもらえないだろう。
- Re: 【指名制BL】亡霊たちの晩餐会【募集中】 ( No.54 )
- 日時： 2017/10/08 12:33
- 名前： 新・花売り （ID: ajaa150U）
- 参照： http://キャラのイメージイラストを描いていこうかと思ってる所存
>>53
「お話をしなければどうにもなりませんから。強行突破でも、顔を見てお話をすることが人間にとっては重要なことでございます。
あなたが住人の方々のプライバシーを侵害したとしても罪に問われることはございません、何しろ全員死んでおられますので」
微笑を浮かべてそういうと、「それでは、私は失礼いたします。存分に吟味してくださいませ」とそう言い残し、ドルイットはその場を後にした。
その場はしんと静まり返った。
- Re: 【指名制BL】亡霊たちの晩餐会【募集中】 ( No.55 )
- 日時： 2017/10/08 14:04
- 名前： 白湯 （ID: 3QDumk2O）
「あっ、おい...」
声をかけるまでもなく、ドルイットが去ってしまい、手元の鍵を見つめる。
とりあえず、あの男たちの名前も知らないし、ひとりひとり挨拶でもするか...？と一番端の部屋をノックする。
「...あのー...」
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