大人なりきり掲示板
- 【練習】中文・長文なり【募集中】
- 日時: 2018/10/06 17:08
- 名前: クロッカ (ID: nLPrrFyW)
初めましての方は初めまして、何時もお相手してくださっているお方はお世話になっております、クロッカと申します。 今回は中文・長文の練習がしたく、スレを再利用して作らせていただきました。
・今回は中文・長文練習を目的としたスレですので、豆ロルや台詞のみはおやめください。最低でも四文の地の文をお書きください
・場合によっては参加をお断りさせて頂く場合がございます
・版権はなし(私が知っているもの、できるものでしたらアリにしますので何かありましたらお気軽にどうぞ)、オリジナルのみの対応
・主はNLにおいての攻めがとても苦手です。今回は攻めの練習というわけではありませんので、対応はNL受け、BL両方のみとさせていただきます
・誹謗中傷、他スレの返信催促はおやめください
・お一人様二つまで同時進行可
・チート、確定ロルは禁止
・死亡はあり(内容にもよります)
・返信期間は未定。早い時もあれば遅い時もあります
以上が簡単な注意事項となります。何度も言いますが今回は練習ですので、お気軽に参加してくださるとありがたいです。いろんな書き方を試す、新しいことに挑戦する等、お相手様のご要望も極力叶えていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いしますっ
- Re: 【練習】中文・長文なり【募集中】 ( No.15 )
- 日時: 2018/08/01 14:12
- 名前: クロッカ (ID: LHB2R4qF)
畏まりました。絡みにくければ変更いたしますので、いくらでもお申し付け下さいね。
___________
時間通りに鳴った目覚ましの音で目を覚ませば、片手で音を止めつつも小さな欠伸を一つ。カーテンの隙間から溢れる光は眩しく、夏特有の暑さに肌はじっとりと汗ばんでおり、寝起きの苛立ちと相まって気分が下がり気味になってしまう。 けれども女子の朝は忙しい。まだ眠たい眼を擦りつつも自室の扉を開け、洗面所へと行けば身支度を手早く整える。歯を磨き、顔を洗い、寝癖を直し、定番化してしまった行動を済ませれば再び自室に戻ってから制服へと着替えて。
結菜「……よしっ、今日もいい感じね!」
化粧台の前に座って軽く髪を巻けば、満足げに頷いてから時計へと視線を移す。今日は少し時間がかかってしまった。何時もならば外に出ている時間になっていて慌てれば、大して物の入っていないスクールバッグを持ってから、慌ただしく階段を駆け下りる。 リビングに寄って両親へと挨拶を済ませ、作ってくれたお弁当を受け取れば「ありがとね」と感謝の言葉を一つ。何時もならお喋りをするが今日はそんな時間もない。パタパタと走って玄関へ行き靴に履き替えれば、「いってきまーす!」と元気な声で言ってから、玄関の扉を勢いよく開けて。
「っ、お待たせ!昌介!」
- Re: 【練習】中文・長文なり【募集中】 ( No.16 )
- 日時: 2018/08/01 15:43
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: qXcl.o9e)
了解ですっ(。・ω・。)ゞ
ちょっと確定ロル気味になってしまう……orz
* * *
夏のセミが絶えず、うるさく自己主張し耳を劈(つんざ)く。太陽は眼下の人間など無視して、元気に自身の熱を注いでいた。制服に身を包んだ子やスーツを着込んだ人達が「あつい」と気だるげに口癖のように呟き横を通り遠くへ消えていく。
少年はそんな光景を尻目に、木陰で涼んでいた。十七歳くらいだろうか、細身だが筋肉は程よくあり、黒い目を持ち無表情を顔に付けている。先ほど通っていった子達と同じような制服を着ていたが、ネクタイは着けていず、制服は着崩している。
彼は毎朝、隣に住んでいる幼馴染の少女と一緒に登校するために彼女の家の前で待っていた。少女と彼の家の前には道路沿いに木があり、自身の葉を大きく伸ばして広い木陰を作っている。彼女の家の前で待つときは、この木陰の下で涼むのが少年の夏の習慣だった。
ときおり来る風が少年の黒い髪を揺らす。まだ朝の静けさが残っているのか、自転車のベルの音や車の走行音がやけに大きく聞こえる。しばらく幼馴染が出てくるのを待っていたが、なかなか出てこず少年は道路から彼女の家へと目を移す。その顔は相変わらずの仏頂面だったが、別段イライラしている様子は見られない。いつもなら出てきてもいい時間帯だったからか、不思議に思っているらしい。
しばらく静けさが風だけを誇張していたが、玄関から音がした。勢いよく扉を開き、少女が出てきた。少年と同い年くらいだろうか、制服は彼と同じように、だがだらしなくならない程度に着崩されている。焦げ茶色の緩く巻かれた長い髪は彼女の動きに応じて忙しなく揺れている。
「朝から騒がしいな」
昌介と呼ばれた少年は木陰から出て、からかうようにして言い彼女に近づく。口角がわずかに上がり、少し仏頂面が崩れて笑みを浮かべていた。笑った、とはいえ人をからかう笑みなのでそんなに良いものではないが。
近づいた先で下に見える彼女の頭へ大きな手を伸ばし、わしゃわしゃと撫でる。男らしく少し力があるが、強すぎず、どこか優しさを感じさせる。
* * *
865文字
- Re: 【練習】中文・長文なり【募集中】 ( No.17 )
- 日時: 2018/08/01 17:03
- 名前: クロッカ (ID: zjmgeTG7)
>>16
「元気って言ってよね。…ちょ、せっかく整えたのに崩れちゃうでしょ!」
怒ってなさそうな様子に安堵からか息を吐き出すも、騒がしいと言われれば文句を言って頬を膨らませる。 別段言われ慣れているから傷つきはしないものの腹は立つものだ。それにこれくらいの軽口はいつもの事なので、聞き流そうと思えばいくらでも出来る。しかしそれをしないのはこういった軽口を叩く時間が好きだからであろう。勿論、それを口に出すほど素直な性格はしていないのでそれを知るのは当の本人だけであるが。
二人の間を通り抜ける柔らかな風は心地いい。今日は少し涼しそうね、なんて思って気分が上向きになっていれば、唐突に頭を撫でられたので肩を跳ねさせてから顔を上げた。視界に映るのはからかう様な笑みを浮かべる昌介の顔。一瞬だけ言葉を止めてしまうも、すぐに怒ったように二度目の文句を口にすれば、ぷいっとそっぽを向いて怒っているのをアピールする。けれど撫でる手が優しいことには気づいているのか、顔は本気で嫌がっている風ではなくて。
「はぁ…イイけどね、学校で整えればいいだけだし。それより早く行こ?遅刻しちゃう」
ぱっと顔を向ければ先程までの不服そうな表情はなく、いつも通りの明るい笑みが浮かんでいる。その辺の切り替えの速さは彼女の長所であろう。さして髪の乱れを気にしている様子もないため、先程の言葉は紛れもない本心であるようだ。
- Re: 【練習】中文・長文なり【募集中】 ( No.18 )
- 日時: 2018/08/01 17:28
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: qXcl.o9e)
頭を撫でれば細かい髪が指に絡まって、さらさらとして、どこか気持ちがいい。からかって撫でていれば案の定、下から文句の言葉が女性らしい高い声と共に発せられた。昌介はそっぽを向き怒っている様子の彼女を見て、予想通りだったのか、腹の中で笑いを堪える。ただ堪えようとしているのに反して口許は緩んでしまっていた。
「……んあ? ……おう、そうだな。遅刻したら結菜のせいにするか」
何とか笑うのを我慢して飲み込み、少し遅れながらも返答を返す。こちらへ向き直った少女の顔は先ほどの不服そうな様子は消えて、昌介が好きないつもの笑顔になっていた。いつも笑顔だが、先ほどの表情から切り替わったせいか、普段より余計に彼の胸を揺さぶっていた。昌介は自分の胸の高鳴りに自身でも動揺してしまい、咄嗟(とっさ)に顔を背ける。その頬は、何となく赤らんでいた。
顔を背けて、少し間が空いて言葉を紡ぐ。まだ頬の赤みと動揺は消えず、昌介は結菜から目をそらしたまま歩きだす。歩きながら、彼はからかうように言った。一応、結菜が普段より少し出てくるのが遅かったため事実ではある。しかしそれは口実に過ぎず、自分が先ほどの彼女の笑みに動揺したのを悟られないためのものだった。
***
515文字
- Re: 【練習】中文・長文なり【募集中】 ( No.19 )
- 日時: 2018/08/01 21:15
- 名前: クロッカ (ID: nLPrrFyW)
>>18
遅れた返答、そして背けられた顔に疑問を抱くも、それを追求するほどの時間はないためでかかった言葉を既のところで飲み込んだ。 手ぐしで軽く髪を整えていれば昌介さ先に歩き出してしまい、慌てて後を追いかけつつも「それって酷くない!?」と相手のからかう様な言葉に少し大きな声を出して。
「そりゃあユイが、ちょーっと遅れたのは事実だけど!昌介がユイの頭撫でたりしなかったら時間ギリギリになることなかったし!」
相手の心情になど気づいていないのだろう。まるで猫が尻尾を逆立てて威嚇するようにギャーギャー文句を口にするも、朝だということを思い出せば慌てて声のボリュームも下げた。とはいえ文句を言う口を噤むことはないのだから彼女らしい。パタパタと駆け寄って隣に並べば、「ちょっと、こっち見なさいよね」と先程から視線を合わせない相手を不審に思ったのかそう言いつつ、顔をのぞき込むように腰を曲げる。
- Re: 【練習】中文・長文なり【募集中】 ( No.20 )
- 日時: 2018/08/02 03:42
- 名前: 雛風 ◆iHzSirMTQE (ID: v2BiiJyf)
昌介は後ろから慌ててくる足音を耳にして少し歩調を遅める。後ろから飛びかかってくる文句を歯牙にもかけず、少し面白くて腹の中では笑う。彼女の大きな吠え声に周りの通行人たちはそちらへ目をやっていた。後ろから聞こえていた声が静まり、彼は顔は横を向いているが意識だけ彼の方に向ける。
「っ……今ちょっとこっち見んな」
結菜が駆け寄ってきて隣に並ぶと昌介は歩調を元に戻す。彼は未だ顔を背けていて結菜を見ようとはしなかった。しかし顔を覗き込まれそうになって焦り、自身の手を彼女の顔に押し付ける。彼の大きな手は結菜の視界を上手く遮っていた。
少し顔の赤みが引いていたが、結菜の覗き込む仕草にまた心揺さぶられて再びほんのり赤くなっていた。さすがにこの行動には疑問を持たれるだろうが、赤面しているのを見られて笑われるよりはマシらしい。周りを行き交う人たちは二人のその状況を怪訝そうに見ているが。
- Re: 【練習】中文・長文なり【募集中】 ( No.21 )
- 日時: 2018/08/06 09:36
- 名前: クロッカ (ID: 1SpkEq/F)
>>20
「…なぁーに、もしかして照れてるの?」
戻された歩調に慌てて歩みを速めて隣に並んでいたが、大きな手が顔に押し付けられれば流石に怪訝な気持ちは隠せない。とはいえ「なんでこんなことするの」と聞いても素直に答えてくれないだろうと思えば、わざと茶化したように笑いながらもそう問いかけつつ、手から逃れるように一歩後ろに下がって背中を見つめた。
周りの視線が痛いが、今はそんなことよりも目の前の幼なじみの反応に意識を向ける。クスクスと笑い声は絶やさず、けれど遅刻をしてはいけないので歩みは動かして。一体全体どんな反応をしてくれるのだろうかと、期待に満ちた目を一度空へと向ければ、朝下がっていた機嫌が話しているだけで上がっているのだから随分単純な人間だと心中で呟く。
「早く吐いちゃった方が身のためだよー?ほら、ユイって執拗いし?」
- Re: 【練習】中文・長文なり【募集中】 ( No.22 )
- 日時: 2018/10/06 17:09
- 名前: クロッカ (ID: nLPrrFyW)
【まだまだ募集しておりますので、よろしければお相手お願い致します〜】
- Re: 【練習】中文・長文なり【募集中】 ( No.24 )
- 日時: 2018/10/09 11:39
- 名前: クロッカ (ID: ovjUY/sA)
>>23
【ご参加ありがとうございますっ。 ただ申し訳ありません、私が獣人は地雷(というか自分がやるのが苦手)なので今回はお断りさせて頂きたいです。 せっかく素敵な世界観をご提案してくださったのに申し訳ありません…っ!】
- Re: 【練習】中文・長文なり【募集中】 ( No.25 )
- 日時: 2018/10/09 18:05
- 名前: ゆうりん@ベルトルトは神 (ID: tyHe3Nhg)
>>24
分かりました。いえ、大丈夫ですよ。