大人オリジナル小説

学級戦争 卒業までのカウントダウン(半実話)
日時: 2011/02/25 20:38
名前: 瑠璃色

みなさん、コメディ・ライト小説で後悔の涙を書かせてもらっている瑠璃色です。

この話は、先生を生徒が苛める話ですが、似たようなことが今、私のクラスで起こっています。 

これを見て少しでも、いい方向に何かが変わったら、作者として嬉しいです。

  

今、戦争が始まろうとしている所です。

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Re: 学級戦争 卒業までのカウントダウン(半実話) ( No.4 )
日時: 2011/03/02 19:12
名前: 瑠璃色

V 仲間

「佳代〜」
佳代と呼ばれた人物は、私の言葉に反応したらしく、振り向いた。
私の親友、松本 佳代と今は帰り道を歩いている所。 

「佳代はどう思う?講義のこと」
「私は止めといた方がいいと思うけど…」
不安な私の心が晴れた事が、自分でも分かった。 佳代も、同じことを思っていたのか、清々しい表情だった。  

これが私の唯一の救いだった。

帰ってから直ぐに、佳代に電話をした。 なんか佳代の声が聞きたくなったからか、それともこの事態をどうにかしなくては!と思ったのか、自然と電話番号の打つ手が早くなった。

「もしもし、入江ですけど…」
「ああ、智美ちゃん?どうしたの?」

私は無我夢中で、佳代に相談した。それを佳代は、一つ一つ丁寧に聞いてくれたことが、私の心の支えとなった。

でも、私は安心しすぎて気づかなかった。
こうしている合間にも、戦争の準備が始まっていることに

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