大人オリジナル小説
- うらぎりのその後・・・
- 日時: 2011/03/07 17:50
- 名前: ぽてと
*プロローグ*
時々、ウチの頭の中で君の笑顔が交差する。
あの笑顔はどういう意味だったんだろう。
今のウチには、わかんないよ・・・
小4で引っ越してきたウチ。何にもわからなくて放課もずっと机とにらめっこしてた。そんな時、
「暇じゃない?これから遊具鬼するけどいっしょにしない?」
その言葉がすっごくうれしかったんだよ。
そう、小6の冬までは・・・
☆自己紹介☆
どうも、ぽてとです。名古屋市内にすむ、中一の女子です。
読んでくださったら、光栄です。
- Re: うらぎりのその後・・・ ( No.5 )
- 日時: 2011/03/10 16:33
- 名前: ぽてと
「ナギ、やっぱり、おばさんにそのこと言ったほうが・・・」
ウチの言葉にナギはピクッと反応し、両手でウチの手首をぎゅっと握りしめた。手が小刻みに少しふるえていた。
「林檎、それだけは本当にやめて。お母さんを悲しませたくないの。同情の目でも見られるのも嫌だ・・・」
彼女のふるえる身体、そして言葉を聞いてウチはなんてことを言ってしまったのだろうと深く後悔した。彼女のことを絶対守る、とあの日心に誓ったのに・・・逆に心を傷つけてしまった。
「ごめん、ナギ・・・」
「いいよ、林檎の心が優しいからなんだよね。ありがとう。でも、芽衣が・・・」
「?あ、芽衣がまた嫌がらせしてきたの!?」
ナギは自分の顔の前でブンブン手を振った。
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