大人オリジナル小説

虐めっ子、更正計画
日時: 2011/05/07 14:36
名前: 九龍 ◆vBcX/EH4b2

どうも初めまして、又はこんにちは。
九龍と申します。

今回は虐めに抵抗する男子生徒の話をかきます。
それとともに、虐め更正。そして意地縁がえし要素が含まれます。

ここで、注意点がいくつか。
イジメが嫌いな人は、見ない方がいいと思います。
荒らし・チェーンメールはお断りです。

これでも「しょうがない、見ていってやるか」という人は、これから宜しくお願いします。ということで。



目次


お客様

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Re: 虐めっ子、更正計画 ( No.4 )
日時: 2011/06/19 18:05
名前: 九龍 ◆vBcX/EH4b2

さーて、体育館の裏にきたは良いが……。
ちょっと遅すぎたかな。優が後者の壁を蹴って、俺を待っていた。
女がそんな風に足あげるもんじゃねぇよ。スカートめくれるぞ。

「おーい、優、そんな風に壁を蹴るな。スカートめくれてんぞ」
「はぁッ!? ま、マジ?」

優が奇声をあげ、とっさにスカートのすそをピンと張る。
俺はため息をつき、横目で優を見た。

「今の、嘘だぞ」

俺がそういうと、優は顔を真っ赤にした。
その後、俺に罵声を浴びせかける。
俺はしらっとした顔をして、適当に返事をして優の話を聞きながした。

良いじゃねぇか、もう少しで、誰かに見られるところだったかもしれねぇんだぜ?
そう考えれば、嘘なんて軽いもんだと思え。
むしろ、俺に礼でも言ってみろよ。俺、お前の救世主だぜ?


「あぁ、もう、むしゃくしゃする!」
「それより、俺、帰っていいか?」
「良いわけないでしょ、私の話を聞いて行きなさい!」

ああ、もう、面倒くさい。

俺はため息をつき、壁に寄り掛かった。
これだから、虐めっ子ってのはめんどくさい。


「で、何。話ってのは?」

「……じゃあ、単刀直入に言うわよ」


おう、言え。早く言え、すぐ言え、今言え。




「アンタ、正直言ってムカつくのよ!」
「え、なにが?」


「この前、私の玩具取り上げて……」

あぁ、そのことか。
実は、優は前にも、気の弱そうな女子生徒を虐めてたんだよな。
その女子生徒を助けたら、今度のターゲットは、女子生徒を助けた俺か。


「お前さぁ、人のこと玩具呼ばわりすんのやめろよ」

俺がそう言っても、優は俺に向かって喚き続けるばかり。
あぁ、なんて、腹が立つ。








「いいぜ、その喧嘩、買ってやる」

俺がピシャリとそういうと、優は俺を睨む。



「ただし、虐めなんてもん、他の奴にするんじゃねえぞ?」

俺の言葉を聞き、優は俺の言葉を嘲るように、花でわらった。



「もう、アンタ以外の玩具なんて必要ないわよ!」
「へぇ、それは、俺が玩具だから?」
「あぁら、よくわかってるじゃない」

優がそう言い、からからと笑う。










――戦いの始まりを示す、ゴングがなった。

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