大人オリジナル小説

消えない傷
日時: 2011/03/25 21:34
名前: 黒ノ葉

はじめまして
黒ノ葉といいます
なんかこいつの小説ツマンナソー
とか思う人も
騙されたと思って読んでってくださいな(笑)
親父ぃー俺はコメントくれないと寂しくてしんじまうんじゃぁぁぁぁ(笑)

基本ゲーム好きですWW(中心的にテイルズWW)
なのでフィクション満載です!!
荒らしは止めてね
おいらないてまうぞ

返信はウザイほど気まぐれです。
気長に待ってくだしゃれ

登場人物

藤ヶ原 有栖(ふじがはら ありす)

近本  荒 (ちかもと あらし)

近藤 武 (こんどうたける)


きっと増えると信じて・・・・

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Re: 消えない傷 ( No.3 )
日時: 2011/03/25 23:06
名前: 黒ノ葉

三日目『Un amico vicino』

「はい、じゃあ今日の授業はここまです」

学校のチャイムがなり授業が終わったた今日最後の授業だ。

号令がかけられ俺は一目散にランドセルを背負って教室を飛び出した。

そしてしばらく隠れようと裏庭の木の裏に隠れた。

外遊びを装ってクラスメイトたちが裏庭にでてきた。

すぐに木の近くに寄ってくる。

俺は危険を察知するとすぐそこにあった窓から靴を脱ぎ捨てて校舎に飛び込んだ。

しかしそれは『間違い』だった。

中で嬉しそうにニヤつくクラスメイト。

荒だ。

「よう。いつまで逃げ歩く気だ?ムシケラさんよぉ・・・・」

俺は何も言わずに立ち去ろうとした。

「お前さ、ちょっとパシられてくんねぇ?」

「はっ・・・なんでお前なんかに」

「じゃあばらすぞ、昔のこと」

「好きにしろ」

そういって俺は立ち去った。


昔のこと。


・・・・昔のこと。


それは小学4年生となってまもなくの事だった。

いつものように俺達は俺の家で宿題をしていた。

いつもどうりふざけっこをしながら。

しかしその日の夜ひとつの報道が入った。

それは世界的にも有名な事件についてだった

小学校立てこもり事件

沢山の卒業生が死んだ。

犯人は皆自殺した。

PTA役員の武の母、近藤愛とたまたま現場にいた荒のじいちゃんも。

そしてもうひとつ。

その事件には真相があった。

犯人グループは全員ハーフ。

そして俺のとーちゃんもハーフ。

もちろんすぐにクォーターの俺はいじめを受けた。

しかし、その時はまだ荒も武もいじめと戦っていた。

俺達3人は戦った

しかしいじめという見えない怪物に勝てるはずも無く対に俺たちは傷つけ合った。

いや、違う。

俺は二人を傷つけた。

自ら突き放した。

それで三人の三角関係は終了。

全てが終わった。



あれから俺はしばらく違う学年のトイレに隠れて皆が帰ったのを確認すると靴を回収し家に帰った。


家についてポストを開けると切手の無い手紙が入っていた。


『親愛なる藤ヶ原有栖様へ』

それ以外は何も描いていない。

俺は自分の部屋に入ってカッターを出すとのりで貼り付けられた封筒を切りあけた。

中には黒い髪。
長く黒い髪が入っていた。
それと一緒に手紙が一枚。

開くとクラスメイトが描いたのだろうかオール赤でさまざまな悪口が描いてあった。


『キモイしー死ねよ』

『つかなんで生まれて来たんだよ意味不明ーしね』

『消えろ人殺し』

『死ね、ガイジン』






ガイジン・・・


もう噂は広まっているのだろうか・・・・

ただ、俺は分かっていた。

外人も受け入れてくれる、そんな夢のようなことが無くても当たり前。

自分はガイジンだから。

外国の血が流れる穢れた血だから。

ふと顔に冷たい感覚がした。

『涙』だ。

「え?あれ・・・・?」

泣かないって決めていたのに、笑える話だ。

俺あはとっさに涙を袖口で拭いた。

しかしとまらない。

だが、ふと視線を感じて窓の先を見た。

すると、あの時から締め切っていた荒の部屋のシャッターが空いていた。

俺はカメラで俺の泣き顔を録画している荒を発見するなり何かが尾に上げてくるのが分かった。

俺は窓を勢い良く空け、荒の家の窓も開けようとした。

しかし鍵が掛かっていた。

俺は怒りにまかせて何度も窓をたたいた。すると中で荒が電話をいじるのが分かった。

そしてすぐさま、

『ピロロロローン』

家の子機が鳴り響く。


俺はとっさに階段の下にいる母さんに向かって、

「俺がとるから!!出ないで」

と叫び自分の部屋の子機を取った。




「なんのつもりだよ荒。」


『パソコンのウェブサイトで裏部屋って検索してみな』


「待てよ、おい」

『プチッ・・・ツー・・・ツー・・・』


俺はそれから部屋のパソコンを開いていわれたとおり検索した。

するとそこは俺の学校の裏サイトだった。

中にはチャットがあり主に高学年の自動が学校の不満を言い合っていた。


俺も他人を装って入室した。


話をしていてどうやら奴らはクラスメイト・・・と言うことが分かった。

その後退室してメニューを見ていると

『只今のムシケラ』

と書いてあった。

そして沢山の名前がありそのスレットに入ると沢山の悪口やそいつの恥ずかしい写真などが乗せられていた。


そしてふと見つけた名前。

藤ヶ原有栖

なかを開くと書き込みは半端なかった。

そしてさっき荒撮っていたであろう動画。

何もいわずにパソコンの電源を落とした。

その時、俺は胸の奥に何かを抱いていた。

それは何打だか分からないが

今度は、

今度は逃げないで戦いたい。

そう、思っていたのだろうか?














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