大人オリジナル小説
- 傍観者×偽善者×―――。
- 日時: 2011/04/22 20:35
- 名前: 比奈
シリアス系で小説を執筆中の比奈です。
「始めまして」の方も「また会いましたね」な方も全員まとめて、こんにちは!
社会問題系は初なので右も左も前も後ろもわからない初心者ですが、宜しくお願いします((*・ω・)ノ
それと女主人公を書くのも初めてですoyz
アドバイス、等受けつけております。
誤字脱字などがありましたらお知らせくださいb
あ、それと、中編になると思います。
※短編でも長編でもない小説のことです。
- Re: 傍観者×偽善者×―――。 ( No.8 )
- 日時: 2011/04/23 21:05
- 名前: 比奈
「ッ!」
北娘さんと聞いた瞬間、顔色が変わり足も小刻みにガクガクと震え出した。
言われた張本人はニヤニヤと不敵な笑みを魅せて、
「へぇ、それってアタシが最低最悪って言いたいワケ? 夕空サンってぇ、そんなこと言うんだぁ。……そんなこと言う口はいらないよねぇ」
「ッあ、の……べつに北娘さんが、―――ぅッッッ!?」
夕空の言葉を遮り口の中に雑巾を突っ込んだのは、取り巻きの一人の春喜沙矢華だ。
その表情には一切の笑みもない。
その様子を見て満足したのかふふ、と小さく笑い、
「よくイジメでモップで体洗うってあるじゃない? でもそんな在り来たりすぎんのはツマんないわよね。…………あッイイコト思いついたから未麻、ソイツのケータイ盗って」
「りょーかい♪」
未麻とはもう一人の取り巻きだ。
未麻は軽い調子でバックを漁り、携帯を手渡した。
すると携帯をなにやらカチカチと押しだす。
一分ほど経ったところで夕空に見えるように画面を向けて、
「見て? コレ、なんだろーね?」
私はひょいっと画面を覗き込むと、そこにはピンク色の文字で『出会い系サイト』と表示されていた。
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