大人オリジナル小説

傍観者×偽善者×―――。
日時: 2011/04/22 20:35
名前: 比奈

シリアス系で小説を執筆中の比奈です。
「始めまして」の方も「また会いましたね」な方も全員まとめて、こんにちは!
社会問題系は初なので右も左も前も後ろもわからない初心者ですが、宜しくお願いします((*・ω・)ノ
それと女主人公を書くのも初めてですoyz
アドバイス、等受けつけております。
誤字脱字などがありましたらお知らせくださいb





あ、それと、中編になると思います。
※短編でも長編でもない小説のことです。

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Re: 傍観者×偽善者×―――。 ( No.6 )
日時: 2011/04/23 19:36
名前: 比奈

最後の一行を書いたところでキーン、コーン、カーン、コーン、と学校お馴染のチャイムが流れる。
「あー疲れたねぇ」
物凄くダルそうな顔をしながら、前の席から顔を覗かせたのは親友の凛だ。
背は小さい癖に顔に似合わず巨乳なので、男子からは「ロリ巨乳っ娘」なんて影で呼ばれてたりする。
しかも顔はめちゃくちゃ可愛い。
レイ側じゃなかったら絶対標的にされてただろう。
(それにしても……中二なのになんでそんなに大きいんだろう、発育良すぎる)
「ね、疲れたよ」
「しかも内容が内容だもんねぇ。題も『いじめ』だし―――ねぇ、ユーゾラさん」
ユーゾラさん、と呼ばれた人がビクリと肩を震わせた。

夕空真菜。
このクラスのいじめられっ子。
気弱な性格な為虐められてる。
(あぁいうオドオドした奴って元から嫌いだったし、私からすればざまぁみろって感じ)
「白雨、さん……ッなんですか……?」
明かに警戒している表情で此方に視線を合わせる。
「ユーゾラさんさぁー作文なんて書いたの? 見せてよ」
「ぁっ」
凛が問答無用で夕空から作文を取る。
「えーっと、何々?
『いじめはこの世にあってはいけないものです。いじめをしてる人は人間として最低最悪だと思います』―――だって、北娘さん」

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