大人オリジナル小説

助けたい―でもできない
日時: 2011/08/09 14:42
名前: 由希  ◆Cxhpv4J8/o


駄作・駄文世界一の由希です^^;
荒らし、なりすまし目的の方は戻るをクリックお願いします。


          プロローグ


もうやめて――わたし、知ってるよ?

あなたが本当はそんな人じゃないってこと――

そう、人をいじめるような――――――

これ以上罪を重ねるのはもうやめて。

いじめがどれだけ虚しいことなのか、もう一度わかって。

復讐なんて意味がないよ

また、仲良くしようよ。三年前みたいに――――――


        プロローグ終了 


    

Page:1 2 3 4 5 6 7



Re: 助けたい―でもできない ( No.4 )
日時: 2011/08/09 15:43
名前: 由希  ◆Cxhpv4J8/o


 第二話



「茉奈ぁ〜っ!ビッグニュース!」



「優生。どしたの?」



「今日っ転校生来るってっ。うちのクラスにっ。」


「茉奈、転校生ってキョーミない・・・」


「でもさぁ、どんな人来るか楽しみじゃん?」


「経験上、良い人が来たことないもん。全員悪い人。」


(トラウマか・・・茉奈は人と接するの、ニガテだもんね)


「はい。席について!今日は転校生来るから。」


おぉぉぉーという歓声。


「カワイイ女子か面白い男子がいいなぁ。」

という男子。

「明るい女子かカッコいい男子よね☆」

という女子。

つまりいい人ならだれでもいいってことか。



「はい。高城さん、入って。」


(たっ・・高城さん?!まさか亜樹なんじゃ・・いやそんな偶然ないか・・)



と、優生は思ったが、教室に入ってきたのは、亜樹子以外の誰でもなかった。



(ちょっ・・・ちょっと亜樹!この中学には若奈も凛も千尋もいるんだよ!?なのに、何でっ・・・)



「高城亜樹子です。よろしくおねがいします。」



感情のこもっていない亜樹子の声が、教室に響く。



そして・・・・・・



「うわあぁぁぁぁぁぁ!カワイイ!よっしゃ!」

亜樹子を知らない男子の声。

「あれ、高城?高城って入院してたんだよな?」

亜樹子を知ってる男子の声。

「わー、カワイイこだねっ。友達になれるかなぁっ。」

亜樹子を知らない女子の声。

「あれ、亜樹子だ。いじめられるって思ってないのかな。」

亜樹子を知ってる女子の声。



優生は何も言わず、驚きの表情のまま、亜樹子を見つめていた。


これから起こるクラスの問題を、亜樹子が作ってしまうとも知らずに――――

Page:1 2 3 4 5 6 7



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大7000文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。