大人オリジナル小説
- 人生ゲーム
- 日時: 2011/08/17 21:15
- 名前: 凛
「あれ?何してたんだっけ」
この話は、ほぼ、実話です。
作者が体験して思ったことなど、、、、
短編小説も書く気でいます。
ちなみに作者は
「いじめはなくなるべきである」
「どんなに嫌いな人であろうと、やってはいけない」
「リスカはあってもいいと思う。」
「できればないほうがいい。」
という考えを持っています。
では、
- Re: 人生ゲーム ( No.2 )
- 日時: 2011/08/17 21:53
- 名前: 凛
第一話
私の中の学校とは、
つまらない、親のためだけに通うもの。
休み時間はいつでも本を読んでいたし、
友達なんて、そう、あのこぐらい。
いつからだったか忘れたけど、
私は嫌がらせというものを受けていた。
でもそんなの私にはどうでもいいことで、
私には本と彼女がいればいい。
「山崎、それおもしろいよな、俺その本好きだぜ。」
林はいいやつ。
こんな私にもよく話しかけてくれてすっごく、モテル。
あとは、西野さんもすごくいい人で。
私は恵まれているのか不幸なのかわからない。
でも、今の暮らしには満足していた。
「林。そんな奴としゃべってたらけがれるぜ?」
金子。私はこいつが大嫌いだ。
「うるせぇぞ、金子。お前としゃべってたほうがけがれる気がする。」
林はどうやら、金子が嫌いみたいで、
彼にだけつらい言葉を浴びせる。
それに気づかない金子はどうなんだか。
「こわいこわい。林。あんた馬鹿なんぢゃない?」
篠崎 佳奈美。私が世界で一番嫌いな人間。
私を苦しめている奴。
「お前にだけは言われたくなかったぜ?篠崎。」
「うわぁ、ひどいわ〜」
篠崎はそれだけ言うと私の横を通り過ぎる。
その時私の耳元で
『調子乗んなよ』
と言っていった。
「気にしなくていいよ、山崎」
「うん、ありがとう林。でも私ああいう人間相手にしないタイプなの。」
「しってるよそのぐらいさ。」
林が自分の席へと戻る。
もうすぐチャイムが鳴るからだきっと。
「よぉ、山崎!相変わらず席たたねぇな!」
坂本だ。
私の大好きな坂本。
私の、
初恋の人。