大人オリジナル小説
- 復讐を決めました。
- 日時: 2011/09/13 15:27
- 名前: 佐々木さん(´・ω・`)
決めた。
そう、わたしは「復讐」を。
わたしは悪くない。
悪いのはすべてあいつらだ。
あいつら皆が悪いのだ。
こうさせたのはすべてあなた方の責任。
さぁ、最後まで苦しみを味わえ。
- Re: 復讐を決めました。 ( No.5 )
- 日時: 2011/09/13 17:08
- 名前: 佐々木さん(´・ω・`)
キーンコーンカーンコーン
いつもは楽しみだった放課後...
今日は、愛もけいちゃんも遊べないだなんて。
残るは徹か...
「おいっ今、徹か...なんて顔で俺のこと見てたなー!?」
「あはっバレた?だってー...けいちゃんはまだしも、愛まで今日は用事だなんて...なんの用事か教えてくれないし...」
「んまー、なんか言えない用事なんじゃねーの?家庭的なこととかさ」
「うーん...」
帰る準備をしながら徹を話しいた。
今の席は、わたしは徹とは近くて愛とけいちゃんとは離れちゃったんだ。
「ちょ、おーい。そこのお2人さんっ♪」
「あ、愛...」
「ごめんねっほんと。家の用事があってさ...まぁ、徹と楽しんでよっ♪」
「う、うん...!!」
そういうと愛は教室を出て行った。
けいちゃんもバイトの時間が夕方からだと言うので
急いで出て行く姿をみて、わたしは声をかけた。
「けいちゃんっ...!」
「あ...、ん?どうした?」
「あのねっやっぱけいちゃんがバイトなんて寂しいよ」
「ごめん、くるみ!!今日はもう行かなきゃ。必ず土曜日一緒に出掛けるからさっ。くるみの好きなとこでいいよ。メールして!!じゃあ」
「ちょ、けいちゃん...!」
そういうとけいちゃんは、駆け足で教室を出て行った。
なんだか寂しいなぁ...
「おいっ、くるみ。そんな寂しい顔すんなや。帰んぞ」
「ふぁーい」
徹とわたしは、いつも4人で行っていた駅に寄って
ファーストフードのお店でだらだらと雑談をしていた。
やっぱ、4人じゃなきゃ会話は弾まないな...
まぁ、徹とも楽しいんだけどさ
「今年、修学旅行どこ行くんだっけ?」
「千葉だよ..千葉ー!」
「おぉー自主研修のメンバーは、俺らの4人に決定だな」
「うん!もちでしょ♪そーだ。部屋割りも隣の部屋にしようよっ。男女で別れちゃうのが残念...。だけどさ夜、徹はうちらの部屋行ってよっ♪うち、けいちゃんと一晩過ごすから♪」
「はいはいー...いくらなんでもやるなよー?」
「ちょっ///やるとかレディのまえでいわないのっ...!///」
わたしたちの席は他の客からダントツ浮いてうるさく騒いでいた。
「そーだ。今週の土曜日、けいちゃんと出掛けるんだっ♪映画でも行きたい気分なの。うち、服かって帰るから、今日先帰ってて;;」
「おーう、了解」
そう言って席をたった。
店の前で別れると、わたしは服屋に一人向かった。
PM.20:00
夜空には星も出ていたもう真っ暗。
両手に買い物袋をさげたわたしは、人混みの中を歩いて家に向っていた。
すると、遠くの曲がり角から出てきたカップル。
後ろ姿が、けいちゃんと愛にそっくりだった。
「え!!??」
思わず声が出た。
「けいちゃん!!愛!!!」
必死で声を出して追いかけたけど人混みにのみ込まれて、2人の姿はあっという間に消えていった。
いや違うよね...
うん。そんなはずないよ...
けいちゃんはバイトだし...
ないよないよ...
見間違いだよ...うん
その日は、けいちゃんからメールは結局来なかった。
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