大人オリジナル小説

復讐を決めました。
日時: 2011/09/13 15:27
名前: 佐々木さん(´・ω・`)

    


決めた。

そう、わたしは「復讐」を。




わたしは悪くない。



悪いのはすべてあいつらだ。
あいつら皆が悪いのだ。



こうさせたのはすべてあなた方の責任。



さぁ、最後まで苦しみを味わえ。
      

 

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Re: 復讐を決めました。 ( No.3 )
日時: 2011/09/13 16:00
名前: 佐々木さん(´・ω・`)

ピピピピピピッ....カチッ..

「...わわわわああ!!!、寝坊じゃーん!!」

__AM.7:40


いつも家を出る時間だ。


階段をドタドタと力強く駆け下りていき、制服に着替え
髪を整えて、食卓においてある食パンを口にくわえて
急いで玄関に向った。

「行ってきます!!;」

「ちょっと!くるみー!おべん___」


バタン


最後の母の言葉なんて今のわたしには耳に入らなかった。


坂を急いで降り、時計をちらちらみている
けいちゃんのところに飛びつくように抱きついた。


「けーいちゃん!おっはよーー!!!」

「わっ!!...おお、くるみお早う。」

「ごめんね...遅れちゃって...」

「はは。いいよ。寝坊だろ?」


そう優しく微笑むと私の頭を優しく撫でてくれるのだ。



もうキューンとくる。

この笑顔ひとつで何でも許してあげちゃいそう...!!


普通の顔もかっこいいけど、笑った顔なんてもう最高なけいちゃん。



「そういえばもうすぐで修学旅行だなー...」

「あー!!そうだね!!!♪それよりさっ!今日、けいちゃん!!デートしようよ!!」


「...あーごめん...俺バイトなんだ...今日から始めるんだ」

「えッ!!Σけいちゃんがバイト!!?そんな急に...!!ご両親...亡くなっちゃって大変だけど...もうこれからの人生に充分ってくらいの遺産で全然大丈夫でしょ?」


そう。けいちゃんの両親は、けいちゃんが幼い頃に亡くなった。


祖母の手によって育てられたが、
去年の春に祖母も亡くなり、今は大きい豪邸のような家に
けいちゃんは一人暮らしの生活を送っている。


「いやー、まぁそうなんだけど...まぁ気分だよ気分」

「そっかぁ...じゃあもうこれから一緒にいられる時間減っちゃうんだ...」

「おう...ごめんな。まぁ休みもあるしよ。」

「...うん!!そうだね!じゃあ、休みの日にはデートだよ♪」

「わかったよ」


ちょっと寂しくなるけど、しょうがないよね。

素直にそう思えた。



よく思うんだけど、庶民のわたしなんかとこんなすべてが
二重マルなけいちゃんと、よく付き合えたなって...



元々、仲良しグループ4人として仲良かった訳で
思いきって告白をしてみたらどうだ。
なんとOKをもらってしまったのだ。




最初は軽いノリだったけど、今はもうこんなラブラブで...♪


「___みっ...くるみー?聞いてるか?」

「あ?えッ!!?なになに?」

「くるみは人の話聞かない悪い癖があるからなー...」

「えへへ♪ごめんなさい♪」


そう言うと、けいちゃんは優しくまたあの笑顔でわたしの頭を撫でてくるのだ。


「...////」

「ほらっ、学校遅れるよ」

「う、うん//////」



何もしらない今は
これからもずっとこうしていたいと思っていた。
  



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