大人オリジナル小説
- 男性恐怖症少女〜児童ポルノ被害者ノ証言〜
- 日時: 2011/10/18 03:47
- 名前: メランコリックソーダー
あい、初めましての方が殆どかと思われます、メランコリックソーダーです
略してメランコリック、ソーダー、メラソでも何でも呼んで下さい
えー、これは若干私の体験談が入っております
それでもいいおbという心の広い方はそのままお進み下さい
- Re: 男性恐怖症少女〜児童ポルノ被害者ノ証言〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/10/18 04:11
- 名前: メランコリックソーダー
第一章 始マリノ悪夢
第一話【黒い足音】
暗い裏路地を、ただひたすら走る
早く帰らなくちゃ、お母さんに怒られちゃう
本当は、大通りを通って帰りなさいっていつもは言われてる
けど、今日だけは近道の裏路地を走っている
ああ、こんなことになるならもっと早くあの公園を出ていれば良かった
そう思うけれど、今更後悔したってもう遅い
額から顎にかけて汗が滑り落ちる
それを拭うことすらしないで、私はただ走った
あと少しで家に着く場所まで来て、私は足を止めて膝に手を着き、息を整えていた
体が酸素を必要としているのがズキズキするほど分かって、喉がヒリヒリする
息を整え終わって歩き出そうとしたら、反対の方向から力が加わった
肩を鷲づかみにされ、近くの茂みの奥に引き込まれる
何が何だか分からなくて、怖かったけれど一瞬硬く瞑っていた目を開けた
そして私が見たのは、めがねをかけた知らないおじさんだった
「だ・・・だれ!?」
私が思わず驚いてそう問いかけると、おじさんはにやりと口の端を怪しく持ち上げて押し倒してきた
頭を地面に打ち付けてしまうが、幸い芝生だったのでそこまで痛くなかった
痛い、と言おうとしたとき、首に生ぬるい吐息を感じた
その次に、妙に硬い唇の感触
一瞬遅れて、首筋に吸い付かれたのだと理解した
理解してしまったら、もう現状が怖くて仕方ない
これからどうなってしまうのか、自分がこれから何をされるのか、殺されてしまうのか、それとも生き地獄でも見るのか
兎に角何も分からなくて、怖かった
体の中を恐怖が雷電のように駆け抜け、私は滅茶苦茶に暴れだした
けれど大人の男の人に小学三年生の私が勝てるはずも無く、されるがままだった
怖くて怖くて、涙が滲んだ
お母さん、お父さん、助けて・・・!
体中をねっとりとした手つきで触られ、至る所に噛み後などを残される
痛イ、怖イ、止メテ、助ケテ!