大人オリジナル小説

耐えて耐えて・・・
日時: 2012/02/05 09:32
名前: 音異羅 ◆XuYU1tsir.

いじめってどうしてあるんだろう?

どうして人を平気で傷つけられるんだろう?

どうして人の気持ちになれないんだろう?

どうして気付かれないんだろう?



これは、いじめを耐えていた女の子の、悲しい哀しい物語


藍那
 プロローグ >>01
 憂鬱 >>02
 視線 >>03
 友達 >>04
 他学年フロア >>05
 先輩 >>06
 悪魔 >>07
 震え >>13
 出会い >>14
 教室 >>15
 あだ名 >>16
 お姉さん >>17
 同じクラス >>24
 おはよう >>25
 見たものは・・ >>30
 強張る >>33
 伝言 >>34
 私たち・・・ >>37

??
 人形遊び >>18

??
 意見 >>35

??
 リストカット >>19
 所詮・・・ >>36

有影藍那 プロフィール >>08
館野宮奈々 プロフィール >>09
雛耶要 プロフィール >>10
初季百夜 プロフィール >>11
日野矢燐 プロフィール >>12

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Re: 耐えて耐えて・・・ ( No.24 )
日時: 2011/12/21 20:59
名前: 音異羅 ◆XuYU1tsir.

同じクラス




あたしはもう五年生になっていた

前までは大きかったランドセルも、今じゃちょうどいい具合になっていた

のんのんと燐ちゃんのことは、成長するにつれ、「野乃未」「燐」と呼ぶようになった

だから、二人もあたしのことを藍那と呼んでいる

一年生のときから、仲が良かったあたし達三人だが、二年、三年、四年は別々だった

いや、二年のときは全員別々

三年のときはあたしと燐

四年のときは燐と野乃未が一緒のクラスだった

もちろん、今までに沢山友達が出来た

中でも、一番仲良くなったのは百夜だった

百夜とは三年のときに同じグループになったのがきっかけで仲良くなった

もちろん、燐とも仲良くなり、三人で行動することが多かった


四年になったとき、百夜とは同じクラスだった

だから、寂しいとかは感じなかった

四年でも友達が沢山できた


そして、五年


五年は、百夜とは分かれてしまったが、燐と野乃未と一緒になった

久しぶりに三人集まったから、嬉しくて教室へ走っていった


二人はいつも早く、三人の中ではあたしがいつもびりだった

だから、きっと、今日も二人はもう来ているはず・・・・

多分二人で話しているんだろうな・・・


そんな期待を胸に、あたしは教室のドアを勢い良く開けた



「おはよう!」



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