大人オリジナル小説

あなたは誰のために涙を流すのですか?
日時: 2011/11/28 22:30
名前: 清美

はじめまして!

クリック感謝です!

初心者なんですが、よろしくお願いします


プロローグ


あなたは、誰のために涙を流すのですか?


自分のため??それとも人のため??それから、死んでしまったペットのため?

ワカラナイ…ワカラナイ…ワカラナイ…ワカラナイ…

私は、1人だけ涙を流せなかった…

例えば、何回も友達に『死ね』と言われても…

何回も殴られて蹴られても…

私は、誰のために涙を流せばいいんでしょうか?




第1話 >>1

第2話 >>4

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Re: あなたは誰のために涙を流すのですか? ( No.15 )
日時: 2011/11/25 19:23
名前: 清美

第4話 〜続き〜

必要がある時だけ呼ばれる…ない時は、存在を消される…

そのどちらかしかない…たぶん、この学校で私が心を開くことは、なさそうだ…

「あ、安藤さん…」

副委員長が震えた声で言う…

「い、一緒に…来て…くれる??」

「いいよ…副委員長さん…委員長に言われたでしょ?私をいじめなさいって…」

喋りながら歩く…

「な…何で?知ってるの?もしかして、聞いていた?」

「なわけないじゃん…」

そう言って笑った…副委員長は、顔色が前より悪くなった…

たぶん気味が悪いって思ってるだろう…

「ここの教室…だよ…入って…」

言われるままにドアを開けた…

パシャ

濡れ雑巾が体に当たった…

「キャハハハハ」

狂った笑い…

「そんなのも避けられないわけ?ダサ」

クラスメイトが言う…まだ名前も知らない子もチラホラいる…

「・・・・・・・・・」

「何か言えよ!ブス」

そう言った後蹴られた…

「・・・・・」

「何なんこいつ…叫びもしないし、泣きもしない…気味が悪い女だな…」

「ホント、気味悪いよね…」

その時まで黙っていた委員長がこの時初めて口を開いた…

「美沙子…こいつをいじめなさい…」

「え…!?…でも…」

「いいから、早く…思いっきり、そいつを蹴って踏みつけなさい…私の言うとおりにすれば呪縛から解放してあげるわよ?」

「…ホント?」

「ええ、ホント、貴方次第の働きでね…」

「わかった…やります…」

そう言って副委員長は、私の方へ近づいてきた…

そして・・・・

鈍い音がしたと思うと床に押し付けられていた…

顔を踏む足にドンドン力が入ってくるのがわかった…

「キャハハハハ」

再び狂った笑いが響く…

踏みつけられた場所が痛くて…そっと副委員長を見上げた…

副委員長は、もう前みたいな臆病な目をしていなかった・・・・





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