大人オリジナル小説

死にたいなら死ねばいい
日時: 2011/12/26 18:18
名前: 伝説の少女A

☆*.+プロロォグ+.*☆



「きゃああっ!?」

「うーっわ・・・・」

「やだああああああ!」

「せんせーー!!」


なにやら下がうるさい

そうか。またここから死んだのか

1人、産まれただけで喜ぶのに

1人、死ぬだけで涙を流す


馬鹿じゃないの?



*。.+主な人物紹介+.。*


樺澤 桃花♀高3からさわ ももか

樺澤 胡桃♀中3からさわ くるみ

沢霧 水梨♀中2さわきり すいり

泉野 桐歌♀高1いずみの きりか

井坂 星奈♀中1いさか せいな



そのほかにも出ます。

あくまでも主な、なので。


:わかる人は途中で「え?・・・これ・・・」と

 思う方もいらっしゃると思います。

 完全パクリ、ではなく「イメージして浮かんだもの」です

 ご了承ください。:

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Re: 死にたいなら死ねばいい ( No.2 )
日時: 2011/12/26 18:44
名前: 伝説の少女A

「いらっしゃい。」


無表情であろう自分を彼女に向ける。

すると彼女はビクッと肩を揺らし、目をこちらに向けた。

「泣いてたんだ?最近よくくるのよぉ・・・に・ね・ん・せ・い。」

彼女はフェンスの向こうに立った。

でもあたしは話し続けた。

「お嬢さん、上靴脱ぐの忘れてるよ?

 飛び下りるんでしょ?携帯見せなよ。」

そういうと、彼女はすごく驚いた表情で振り向いた。

彼女は黙ったまま、携帯をあたしの渡し、震えながら靴を脱いだ。


そのスローモーションの中、あたしは携帯の保存メールBOXをひらいた


・・・やっぱり。


「ずいぶんと脱ぐの遅いね。それと、自分のすることわかってる?」


彼女は靴を揃えて、そのまま。

しゃがみこんだ。


「死にたいんなら死んでもいいよ?あたしは知らないしね。

 はやく飛び下りろよ。なんのためにそこにいんの?」

あたしが彼女の突き刺すと、彼女はすごく高い声で、細く、細く、言った。


「変わってますね・・・噂通りです・・・桃花先輩・・・」

え?あぁ、そう。噂・・・、うん。

「やっぱ、知ってたんだ。」

あたしは携帯の画面を読んだ。

「もう耐えられない。辛い。

 皆私なんていらないでしょう。だから、さよなら・・・・?」


あたしの言葉に、また泣き出す少女。

まあ、名前くらい知ってる。

「沢霧さん、馬鹿だね。

 どうせ復讐になるし、とか思ってんでしょ?


 まぁ、関係ないけどさ。早く飛び下りな。

 死ぬクセに、泣くなよ」


彼女は、顔を上げた。

フェンスに手をかけて、ゆっくり立ち上がった。

そしてあたしは彼女の隣に行く。

そして肩に手をおいた。

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