大人オリジナル小説
- 裏ネットゲーム
- 日時: 2011/12/29 12:16
- 名前: 名無しさん
─名無しさんが入室しました
26 美紗>>名無しさん、いらっしゃい!
27 名無し>>こんばんは
28 黒猫>>おー、いらっしゃい!
29 絵里>>こんばんはー
30 黒猫>>「skyランド」へようこそ!
<< 目次 >>
0章>>1 1章>>2 2章>>3 3章>>4 4章>>5
- Re: 裏ネットゲーム ( No.3 )
- 日時: 2011/12/26 20:10
- 名前: 名無しさん ◆tr.t4dJfuU
3章 別の部屋
急に、目が覚めた。眠ろうとしたけど・・・寒い。
私は、起き上がり、暖房をつけて再び眠ろうとした。
・・・私の部屋じゃ・・・ない。
ドット柄のカーテンも、オレンジのカーペットも、無い。
ただあるのは、薄汚れた、掛け布団と卓袱台1つ。
その上にのっているのが・・・・・・パソコン?
私は、卓袱台に近づいた。
パソコンに映っていたのは、「skyランド」だった。
見てみると、黒猫さん、絵里さん、美紗さんのコメがある。
黒猫>>おーい、みんな!
美紗>>私、変なところにいる!
絵里>>うちもだよ・・・おばけ屋敷みたいな家!
黒猫>>どうしちゃったんだろう?
─名無しさんが起床しました
黒猫>>!?
美紗>>ここ、skyランドだよね?
黒猫>>明らかに違うな・・・
絵里>>おーい、名無しさーん!大丈夫?
黒猫>>いたら返事求む!
美紗>>生きててよ〜!
私は、すぐに書き込んだ。
名無し>>皆さんも、同じ状況なんですか?
絵里>>あ〜良かった。生きてた〜
黒猫>>ここは、2次元の可能性があると思う
絵里>>なんで?
黒猫>>窓があるけど・・・空が無い
絵里>>うそ!
美紗>>ほんとだ・・・
その通りだった。小さな窓がぽつん、とあった。
しかし、空らしきものは、見当たらない。
風景全てが灰色に染まり、天と地の境が分からないほどだった。
私は、まず時間を確認しようと、腕時計に目をむけた。
名無し>>嘘…時計、止まってる
絵里>>え、時計あるの?
黒猫>>本当だ・・・
美紗>>何時?
名無し>>私は4時44分。明け方の
黒猫>>こっちも4時44分
絵里>>じゃあ、ここに来たのは、4時44分?
名無し>>そうだね
私たちは、同じ空間に迷い込んでしまったようだ。
それも、別の場所で。