大人オリジナル小説

マッドシティ
日時: 2012/01/04 23:10
名前: ピエロ

エピソード1:[出現]

・・・・・・。
・・・何だ、このクソみてーに腐った街は?!
全部俺がぶち壊してやる!

私は刺激に飢えていた。今年も30代を行き来する年。別に私事に不満があるわけでわはない。ただ退屈なのだ。子どもはいないが、裕福にないにしても家庭を大事にしている。ごく普通の一般家庭だと思う。

しかし、“刺激”はごく身近に転がっていた。そう、ごく身近に・・・。
妻が死んだのだ。いや、殺されたのだ。警察にくまなく調べてもらっても、犯人の手がかりさえ掴めない。殺されたのは確実なのだ!私はその時、はっきり人影が見えたのだ!
私は今、怖い。自分が怖い。なぜ、涙が出ないのだ!?

ーその時、男に衝撃が走った。それは“最凶”が現れるほんの少し前の出来事だったー。

エピソード2へ

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Re: マッドシティ ( No.5 )
日時: 2012/01/06 23:13
名前: ピエロ

すいません。何かエピソード3で同じ回が重なってしまいました。正式なエピソード3は、エピソード4へと書いてるやつです。すいませんでした。では、エピソード4を。


エピソード4:[英雄]


脆弱な民を護ろうと、手に入れた力。命を賭して、救済を決意した覚悟。
どれだけ忍従しようと、民にとってそれは恐怖でしかない。
その絶望が今も罪人を抉り続ける。




ボクは今、カツアゲにあいそうです。目の前に空き瓶をもった、いかにもガラの悪そうな人達が歩いてます。その集団のリーダー的な人はジョニーと呼ばれてます。目が合いそうです。どうしましょうか?汗がダラダラ出てきました。
ボクは散歩は止めて、落とし物を探すフリをし、下を見るようにしました。
その時、誰かがジョニーさんの所へ来たようです。何か話しているようです。

あの探し物をしてる子も友達ですか?(・・・! ボクの事だ!違うって言って!)
ほう、違うのですかぁ。知り合いでもないと。(ホッ。良かった)
では、死んでもらいましょうか。(え?え?えっ?!ひ、人が刺されてるー!)
ボクは恐怖で体が動かなくなっていた。アイツが来る!早くしないと!う、うわぁっ!ききき、来たぁ!!触れるなぁぁ!アイツはボクの肩に手を置きこう囁いた。
あの、まだ息がある人が居るだろう?あの人を殺してごらん。でないと君はあの人の代役となってしまうよ?

ボクは少し考えて、よそよそしくジョニーさんに近寄った。ナイフで刺す直前、爆発が起きた。ボクは混乱してナイフを捨てた。アイツもジョニーさんも皆、状況が呑み込めないでいる。
爆発が終わった後に中に人が見えた。ボクはその人を知っている。

―現れたのは、紛れもないボクのヒーローだった―



エピソード5へ

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