大人オリジナル小説

魔法の粉〜憑かれた少女達〜
日時: 2012/01/17 22:50
名前: まちこ



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まちこと言います!

この話は、『いじめ』じゃなくて『覚せい剤』などの薬物の話です

薬物などの種類の名前を間違えてしまったら教えて下さい!訂正します



プロローグ


サラサラ流れる白い粉…可愛い色の錠剤…小さな瓶に入ってる気体…

これらは、全て薬物…

一度使ったらもう、使わずには、いられない…

依存性が強いのだ…

ダメだとわかっているのに使ってしまう…

ほら、ココにもその魔法の粉に魅入られてしまった少女たちが…

その少女たちがどんな道を歩んでいるのか?

最後まで見届ける勇気は、ありますか?




プロローグ 〜完〜

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Re: 魔法の粉〜憑かれた少女達〜 ( No.3 )
日時: 2012/01/19 23:14
名前: まちこ

第3話


振り向くと親父の姿は、無かった…

どうしよう…もう、家には、帰れない…てか、帰りたくもない…

だから、人気のない公園に入った…誰もいなくて、シンとしている…

ベンチに座っていると…

「あ!昼間の中学生じゃん!」

昼間の不良がいた…

「どうした?こんなとこで1人?」

不良の2人組は、笑っている…

怖くなって逃げようとした…だけど…

「どこ行くの?」

簡単に捕まってしまった…

「逃げないでよ」

「少しだけ話さない?」

「嫌!嫌です!」

たまたま抵抗した時…手が不良の顔面に…

倒れこむ不良…

「…って……てめー!」

怖い…怖い…怖い…怖い…怖い…怖い…

殴りかかろうとする姿が親父と重なって見えた…その瞬間…体中の血を一気に吸い取られた感覚がした…

「…ご、ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い…

「お、おい!大丈夫か?」

そう言われても怖くて怖くて返事ができずに謝り続ける…

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」

そのうちに意識が遠のいていく…なぜだろ?

なぜ、不良は、あたしのことを見て心配そうにしているのだろう…

なぜ…なぜ…?

わからない…わからない…わからない…わからない…

「おい!しっかりしろ!!」

遠くなる中で聞こえる声…

心配そうな顔が見えたのを最後に完全に意識を失った…

             

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