大人オリジナル小説
- 【今日も私は】クラス委員×不登校【ワンマンバトラー】
- 日時: 2012/04/13 17:55
- 名前: クロスダム
- 参照: 。
コメディ・ライトから移動してきました。
⇒学級崩壊のクラスと不登校の彼といじめとかまぁこの乱れとる学校を何とかすっかぁ!からの!よっしゃー!という話。です!
- Re: 【今日も私は】クラス委員×不登校【ワンマンバトラー】 ( No.7 )
- 日時: 2012/04/16 18:12
- 名前: クロスダム
- 参照: 。
【山本連打】
ついたはいいんだけど…
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
「宮さん!宮さん!いらっしゃいませんか!宮さーん!」
出てこない。不在なのかな。
「宮さーん!」
「無駄だよ」
…。ふぇ?
振り返るとそこには、中年のおじさんがいた。
黒いメガネをかけた小太りの男の人。
「え、と、どちら様で?」
「ここの管理人。」
おお!グットタイミングで!
「宮さんはお出かけ中ですか?」
「そんなことまで管理人は知らないさ。」
…無駄だよって、じゃあなんで?
「どうしてですか、無駄なのって。」
「いつもこの部屋には息子しかいないんだ。なんどインターホン押しても出てこない。だからやめた方がいい。それにあの子はちょっと…。通っていた学校でもいろいろ問題を起こしていたらしい…。」
ふっと、宮くんの長所を書いた文が、頭の中をフラッシュバックした。
『宮 昌樹
明るく、ユニークです。
自分から進んでクラス委員に立候補するなど、積極性もあります。
クラスメイトに分け隔てなく接することができ、学級委員としてのリーダーシップを十分に発揮していました。』
「そ、そんなことありませんよ!大丈夫です!」
「そうか?でもどうせ時間の無駄だから。訪ねるのはやめなさい。あんたも時間を大事にしな。」
それだけ言うと、管理人さんは奥へ引っ込んでいっちゃった。
「…。」
あたしはまた、インターホンに手を伸ばした。
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
連打だこのやろ!
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン