大人オリジナル小説
- 【今日も私は】クラス委員×不登校【ワンマンバトラー】
- 日時: 2012/04/13 17:55
- 名前: クロスダム
- 参照: 。
コメディ・ライトから移動してきました。
⇒学級崩壊のクラスと不登校の彼といじめとかまぁこの乱れとる学校を何とかすっかぁ!からの!よっしゃー!という話。です!
- Re: 【今日も私は】クラス委員×不登校【ワンマンバトラー】 ( No.5 )
- 日時: 2012/04/14 09:35
- 名前: クロスダム
- 参照: 。
【宮くんの事】
立ち尽くす私を残したまま、先生は去って行ってしまった。
…いかない。
あん〜〜っな勝手に決められても困るし!?関係ないし!?
いやいや私も結局クラス委員だし、あるのかな、関係…。
不意に先生のデスクを見た。
「みや…まさき?」
今考えてみると宮って結構珍しい名字だねぇ。
それは、生徒資料と書かれた紙で。つらつらとあった。
私のクラスの出席番号1番から順々に…。
それらにはどれも生徒の長所と短所が書いてあるもので―
『宮 昌樹
明るく、ユニークです。
自分から進んでクラス委員に立候補するなど、積極性もあります。
クラスメイトに分け隔てなく接することができ、学級委員としてのリーダーシップを十分に発揮していました。』
…はぁ、なんか小学生の通信簿みたい。
懐かしいな、なんか。
あのころは平和だったよ。あのころはみんな素直で聞きわけ良くて…。って私大人か!
「リーダーシップ…。」
私に足りないもの。いいなぁ、そんなにいいところがあるだなんて。
私なんて、クラス委員のくせに、皆をまとめることもできない。
それなのに彼は…私がこうなりたいと思う要素をすべて持っているわけで…
どうして?こんなに素敵な人なら、きっと人気者で、学校が好きだと思うんだよね。それなのにどうして不登校なんてするんだろう。
何が彼を…不登校に追い込んだのか。
知りたくてしょうがなくなってた。いつの間にか。
会って話がしてみたいな。なんか…なんだか…悲しい気持ちがこみ上げてくる気がするけど。
キーンコーンカーンコーン
「堀、チャイムなったぞ。戻りなさい。」
「あっどうも…では失礼します。」
宮 昌樹
その名前が頭をループしてた。