大人オリジナル小説
- 道化師の人間
- 日時: 2012/04/28 18:28
- 名前: 香
初めまして。私「香」というものです。今回は「道化師の人間」という物語を書いていきます。いじめ系ですが、グロテスクではないかと(思います)。
____プロローグ____
私は道化師。
ただただ笑われる、それだけの存在。
学校でも家でも居場所のなく
常に笑われ者。
いつになったら、この仮面を外せるだろう___________。
- Re: 道化師の人間 ( No.2 )
- 日時: 2012/05/04 06:39
- 名前: 香
paet1 現実
ああ、朝になってしまった。今日もまたあの悪夢が待ってるのか。サボ
っちゃおっかな。でも、駄目だ。そうすると明後日もっと酷くなる。
「サーカスに道化師は欠かせないもの」、か。そんな事どうでもいい。
ただ、私は自分の居場所が欲しい。サーカス以外にも。お母さんもお父
さんも相手にしてくれない。私は何もかも失い捨てられた道化師だ。
「誰にだって未来はある。その未来に向かって走り続けろ!」
何か、そー言ってる熱血タレントいたな。でも私の未来何かたかが知れ
てる。現実は甘くないのに。
渋々、学校へ行く。でも、校門の前で立ち止まる。
ホントに行くの?
また、いじめられるだけでしょ?
だったらさー......
___________________________さぼっちゃいなよ。
心の中でそう思った。もう、不登校になってもいいから学校に行きたく
ない。私は後ろを向いて走る。何処へいくのか行き先も分からず走る。
「はぁ、はぁはぁ。」
こんなに走ったのって久しぶりだ。走るのって、気持ちいい!!でも、
結局、冷たい現実が待ち構えていた。
「真さん〜?」
「!え、ええ!?先生!」
____________________________やっぱり、道化師は縛られてるんだね
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