大人オリジナル小説
- 学校のない世界は、
- 日時: 2012/05/17 20:23
- 名前: 銀桜 ◆8ux1c8TcRU
最近、学校に真剣に行きたくない銀桜です。
初めまして、おはこんばんちわ。
タイトルの通り、この世から学校が消えたらどうなるのかなーなんて妄想しながら過ごしてました。
それをネタにおっ始めてみましたよと。
何かアイデアとか意見がありましたら雑談のスレで受け付けています。
誹謗・中傷は無い感じで、アドバイスはどしどしもらえると嬉しいです。
たまに病む危険性があります。ほっとけば直るはずです。
そしてお約束の亀更新です。頑張ります。許して。
仕方ないわね、あたしがいないと何にもできないんだから!的な俺得娘がいらっしゃいましたら、汚い部屋ですがどうぞずずいと奥へ→→
- Re: 学校のない世界は、 ( No.7 )
- 日時: 2012/06/18 11:01
- 名前: 銀桜 ◆8ux1c8TcRU
第二章 ハコのない世界
目が覚めた僕は、階段を下りてからいつもの日常を感じつつ、同時にどこか違和感も覚えていた。
その違和感がはっきり姿を現したのはこの言葉を聞いたときだった。
「あれ、早いじゃない。今日仕事あるんだっけ?」
仕事、だって?
僕に向けられた言葉とは思えなかった。
だって僕は現時点では義務教育の過程をたどっているはずなのだから。
早くても数年後に就職する予定なんだ。まだ仕事なんてあるはず無い。
「あるわけないじゃん。今日学校だよ?」
そう答えると、母は変な顔をしてそれから爆笑した。
「学校って、それ、何時代の話よ?っだはは、何、塾にでも行きたいの?」
どういうことだ。
学校がないと言うことか?何時代って…昔はあったのか?
だが塾はあるらしい。行きたくないけど。勉強を教えるのは塾だけなのか?
訳がわからない。
…あの人の言葉。「じゃ、行こうか。」
僕は来てしまったんだろうか?
僕の望んでいた世界へ。
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