大人オリジナル小説

本日の『プリンセス』は
日時: 2012/05/19 10:12
名前: 美月

こんにちは、初投稿の美月です。
初心者です。駄文ですが、暖かく見守ってください…
コメントしてくれると励みになります。
あと、小学5年生の小説ですので…そのへん知っててください。

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Re: 本日の『プリンセス』は ( No.2 )
日時: 2012/05/19 10:48
名前: 美月

2.紙切れ


「…えっ?」
私はびっくりして、慌てて靴箱を見てみた。
すると、確かに全員のところに『紙切れ』があった。
「何これ…何か書いてあるよ。」
美紀がそう言って、3つ折りの紙切れを開いて、その内容を読み上げた。




「…本日のプリンセスは、田川 真子さん。
さあ、初めての『プリンセス』ですね。
『プリンセス』の意味は皆さんまだご存じないでしょう。
プリンセスとは、この学級、5−2を『支配』できます。担任を除いてね。
まあ、5−2の生徒全員を、『従わせる』んですけど…
この権力をもったなら、ちょっと楽しんでみませんか?真子さん、いや、プリンセス。
嫌いな人、嫌な思いをさせた人などを、ちょっと苦しめさせてみたらどうですか?プリンセス。


セナ


追伸、プリンセス以外の皆さん、真子さんのことを『プリンセス』と呼ぶこと。呼ばない、命令に従わないならば、お仕置きお願いしますね、プリンセス。
また、私セナの事は全て秘密です。プリンセス、この地位をお楽しみあれ!長々とすみません。」



「何これ…」
と、美紀が声を震わせて言った。
「変だよね、『プリンセス』とか『支配』とか『従わせる』とか…」
「しかも『セナ』って誰よ!なんなの、この変な手紙。」
「真子ちゃんは優しいから、支配とかしないだろうけど…ふざけが過ぎてるよ!先生に言いつけてやる。きっとつきとめてやるんだから…」
そう言って紙切れをゴミ箱に捨てようとすると、そこには『プリンセス』こと『真子』が立っていた。
そして、こんなことを言った。


「さあ家来、ちょっとプリンセスを手伝って頂戴。」

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