大人オリジナル小説

社会問題、ウチがまるごと解決したるがな!!
日時: 2012/07/17 14:49
名前: クリアドロップ

どうもこんにちは!又は初めまして!クリアドロップです(`_´)ゞ
社会問題は、初めて書きますね、はい。

これを通じて、社会問題と向き合えたらなって思います。

注意◯。●
「荒らし・チェンメ・中傷・関係ない話(沢山)はやめてくださいね」(>_<)
「クリアドロップ嫌いだという方は言わなくてもOk☆Uターンを」σ(^_^;)
「更新はランダムになる模様……」ヽ(´o`;ォィ
「コメント・アドバイス ぜひ是非くれてやって下さいまし♪」( *`ω´)

上記↑がoKな方、どうぞよろしくお願い致します!



●○。話の簡単説明( ネタバレなし★だと思います )○●。

元ヤンキーの菓子野 藍子と皿田 聖は教師。藍子と聖が様々な問題を抱える生徒たち、一人一人に教えることとはーー?


●。○最重要キャラ紹介○。●

菓子野 藍子/Aiko Kashino(女)…元ヤンキーで敵うものはいないといわれておった(ーー;)。元気いっぱいハチャメチャ!
容姿:染め上げた赤髪を三つ編みに結う。色白な方で結構な美人だが動くと台無し。

***

皿田 聖/Kiyo Sarada(男)…藍子と同じ元ヤンキーグループの一員だった(ーー;)。ニコヤカであるが、冷静かつ賢いズル。
容姿:狐のような細い切れ長の目。色白。銀に染め上げた髪はさらさら(?)

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社会問題、ウチがまるごと解決したるがな!! ( No.24 )
日時: 2012/07/28 18:14
名前: クリアドロップ

「もう日は落ちかけてるで、何してんの?」


ウチが訊ねると、中坊は慌ただしく立ち上がった。

真っ赤な夕陽に照らされたその顔は、絆創膏が貼られとったし、新しい傷もあった。

さっきは影に掻き消されとって見えへんかったけど・・。


「どうしたんや、その顔」

「・・だ、大丈夫です!! 」


逃げようとする中坊のズボンのポケットから何かが落ちる。

アスファルトにぶつかり、カラリと音を出して。

ウチは、パッと取り上げそれをマジマジと見つめた。


そう、どっかで・・見覚えがあったんや・・。


「・・っ!? か、返して下さいっ!! 」

「ああっ!! 思い出したで!! これは、薬物や!! せやろ!?」

「・・ちっ、違いますから!! 」


パシッと、ウチの手からひったくりよった。

ハハーン、せやねんなあ・・?悪い子や・・。


「ふぅん、ちゃうんか・・。あ、なあそんなことより!手当てさせてや?」

「え・・ちょ、や・・」


馬鹿野郎。ウチを甘くみんなや?


                         *   *   *



「お、じゃまします・・」

「ええのええの〜、堅苦しいわ〜。さ、座り」


ウチは救急箱を取ってくると、消毒液を綿につける。

擦り剥けた鼻の頭に、ちょっとばかし強く擦り付ける。


「いたっ・・!いたいいたいいたいっ!!ちょっと、アンタ・・何するんですか!!」

「あ〜、ごめーん。ウチなあ、やったことないねんよ〜」


なんつって、あるわボケ。

・・で、ペッタリ絆創膏を貼ってやるとまた帰ろうとする。


「あ、待ちっ!待ちや、ちょっと!!」


逃がすわけにはいかん!

あれは薬物をまだしてへん純粋なやつよ!


ゴッ★

「う"っ・・いだ・・」

このアホ椅子!

足がぁ、ああ行ってまう!待ってー!!中坊ー!!


ガチャリ・・・。

終わった・・・もう、アカン。逃げられた・・。


なにしてんねんウチはあ!!
ウチのボケ ナス あんぽんたんのチンチクリン野郎・・。


「菓子野センセ、何してんですか。ブリッジ?んで、この子は誰の子?」


・・・え、え、ええ!!


「さ、皿田!その中坊ごと上がってこい!もう、皿田最高!! 皿の上の狐って思ってたこと撤回する!!」

「思ってたんですか?じゃあ、帰りな、中坊君」

「ごめ」


                         *   *   *



「ふぅん、で?どうなの?本当の事言わないとボコるよ?」


やっぱ、皿田は強力!!

中坊の名前は、ささら みきや やて。 高校二年生。

高校やで!その背はないやろって、アカンな。


それは、薬物ちゃいますかって。ウチは訊ねたんや。


「・・・だって、俺は断った!! 俺ばっか責めんといて!! 」

「いきなりそんなん言われてもわからん、始めから話してみ」


ささらは、涙を目にため、歯を食いしばりながら口を動かした。

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