大人オリジナル小説
- 表・裏・偽り続けて
- 日時: 2012/12/04 15:26
- 名前: 湖白
ここでは、初めまして。
あえて、名前は載せませんが……。
コメディ・ライトで何作か書かせていただいてます。
この度は、ただ何となくですけど
自分の左手首の傷を見て、書こうかな?と思ったので書かせていただきます。
掛け持ちと勉強と部活で更新が遅いと思いますが
見ていてもらえたら感謝です。
……いつか、無くなりますように。
『世界平和』って戦争が無くなる……だけじゃないですよね?
『いじめ』も無くなって……本当の『世界平和』ですよね?
余談すみません。
それでは、綴らせていただきます。
- Re: 表・裏・偽り続けて ( No.5 )
- 日時: 2012/12/07 18:40
- 名前: 湖白
第4話
「遥華に紹介するね、私の友達の夏海と葉月だよ」
そう言って、2人を紹介した。
「よろしくね!」
うん、2人と打ち解けたみたい。
良かった……。
でも、このことが原因で私は2年間苦痛な日々を過ごすことになったんだ。
あの時、紹介しなければ。
あの時、学校案内しなければ。
あの時、出会わなければ。
あの時、学級委員にならなければ。
……今でもふとした時に思ってしまう。
「何で?」って。
いつからだろう?
私がいじめにあうのは。
……知らない時から、私はいじめられていたんだと思う。
だって、急じゃなかった。
思い当たる出来事が何回もあった。
突如、筆箱が無くなったり。
委員会の知らせが回って来なかったり。
出したはずの宿題が無くなるといったことがあった。
筆箱が無くなったのは、私が委員会で休み時間抜けた時で
委員会の知らせは、連絡係の遥華だった。
出したはずの宿題は、宿題チェックする夏海と葉月。
でも、信じていた。
あの頃は、何もかも信じて過ごしていた。
だから、いつから?って聞かれたら答えられない。
「小4から小5の終わりにかけていじめられた」としか言えないんだ。
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