大人オリジナル小説
- 表・裏・偽り続けて
- 日時: 2012/12/04 15:26
- 名前: 湖白
ここでは、初めまして。
あえて、名前は載せませんが……。
コメディ・ライトで何作か書かせていただいてます。
この度は、ただ何となくですけど
自分の左手首の傷を見て、書こうかな?と思ったので書かせていただきます。
掛け持ちと勉強と部活で更新が遅いと思いますが
見ていてもらえたら感謝です。
……いつか、無くなりますように。
『世界平和』って戦争が無くなる……だけじゃないですよね?
『いじめ』も無くなって……本当の『世界平和』ですよね?
余談すみません。
それでは、綴らせていただきます。
- Re: 表・裏・偽り続けて ( No.3 )
- 日時: 2012/12/04 16:01
- 名前: 湖白
第2話
「おはよ〜」
毎朝、最初に声をかけてくれる友達。
同じクラスで趣味が合う 萩原 菜奈。
「うん、おはよ〜」
テスト前で、菜奈もテスト勉強している。
「……昨日、楽しかったね」
菜奈が小声で耳打ちをした。
「うん、そうだね」
私も含み笑いをする。
「ストレス発散……なった?」
妖しく笑って問うと、菜奈は
「うん!最高だった!!」と笑顔で言ってきた。
「おはよー」
声が聞こえた瞬間、菜奈が嫌そうな顔をした。
「おはよ」
私は笑顔で接する。でも……裏がある笑顔で。
菜奈が嫌っているこの人は、高宮 綾。
同じクラスで明るいと言えば明るい方だと思う。
でも、最近パシリにされている私たちは嫌っている。
私は過去にいじめられてた。
じゃあ、何で味方してあげないの?って?
……馬鹿じゃないの?
人間、その場に応じた対応すれば良いの。
それが……この酷くて残酷な世の中。世界のルール。
選挙とか馬鹿みたい。
皆、言ってることは同じじゃない。
……醜い世の中をどうにかしなさいよ。
それが、最優先でしょ?
本当、この世は馬鹿で成り立ってるよね。
テストの点数が良くても、こんな場合に助けるとか言う馬鹿は
こんな世の中やっていけないんじゃない?
何故、私がここまで酷く思うのか。
何回も言うみたいになるけれど、過去にいじめられていたから。
きっかけは……馬鹿な私が原因―――。