大人オリジナル小説
- 【実話】希望論と絶望論のストーリー
- 日時: 2013/04/06 14:25
- 名前: ♪アリア♪ ◆LKo1nGFka6
#0
この世界では今、いじめがあっている。いじめや差別は人間が人間を傷つける。
時には命を失う人もいて、いじめる側はその事を背負い生きていかなければならない
それなのに
どうして人間は辞めようとしない?
いじめや差別は犯罪と同じだろう?
だったら
やめた方がまだいいんじゃないのか?
――――――――――――
人物紹介
・水無月 華夜(主人公)女
・里月 姫(華夜の親友。いじめグループのリーダー)女
・如月 弥生(姫の親友)女
・七平 窓華(姫の親友)女
・坂口 梨杏(親友が居ない。いじめられている)女
・荒牧 美亜(上の五人の担任)女
・荒牧 泰斗(美亜の息子)男
増える予定ですはい。By.アリア
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- Re: 【実話】希望論と絶望論のストーリー ( No.12 )
- 日時: 2013/04/26 17:59
- 名前: ♪アリア♪ ◆LKo1nGFka6
#5
――ガラッ
――バシャァッ
私がドアを開けた瞬間、泥水が落ちてくる。冷たい目で前を見ると、教室にいた全員がごみやボールを持ってたっていた。
中心には、金属バットを持って立っている姫。
姫はただ、私を見て涙目になっているだけ。金属バットが姫の手から落ちそうになる。
「違うのッ……」
「違う?何が?」
赤面で涙目の姫は一生懸命説明しようと何度も「あのね…」と言い続ける。
「だからね、その……虐めるつもりじゃなかったの。私は……私は梨杏を…偶然先に華夜が来ただけで…」
姫の震えた手が目の前に出る。
私はその手を払うと、自分の席に戻り、教室を出た。
水浸しのドアの前で泣いている姫の横を通るのは苦しかった。
チラッと見えた姫の顔は涙で濡れている。
その時、感じたのはただひとつ。
泣いている姫と悲しみや苦しみに溺れた私は擦れ違い、何処かに消えていった。と言うこと___。
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