大人オリジナル小説
- 【実話】希望論と絶望論のストーリー
- 日時: 2013/04/06 14:25
- 名前: ♪アリア♪ ◆LKo1nGFka6
#0
この世界では今、いじめがあっている。いじめや差別は人間が人間を傷つける。
時には命を失う人もいて、いじめる側はその事を背負い生きていかなければならない
それなのに
どうして人間は辞めようとしない?
いじめや差別は犯罪と同じだろう?
だったら
やめた方がまだいいんじゃないのか?
――――――――――――
人物紹介
・水無月 華夜(主人公)女
・里月 姫(華夜の親友。いじめグループのリーダー)女
・如月 弥生(姫の親友)女
・七平 窓華(姫の親友)女
・坂口 梨杏(親友が居ない。いじめられている)女
・荒牧 美亜(上の五人の担任)女
・荒牧 泰斗(美亜の息子)男
増える予定ですはい。By.アリア
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- Re: 【実話】希望論と絶望論のストーリー ( No.3 )
- 日時: 2013/04/09 12:42
- 名前: ♪アリア♪ ◆LKo1nGFka6
#3
理科はすぐに終わり、終わりのチャイムが鳴る頃には教室へ戻っていた。
弁当箱をもって沢山の人が何処かへ向かってる。
教室に残っているのは私、姫、弥生、窓華、そして梨杏だった。
「今日も美味しい弁当ありがとね?梨・杏・!」
姫が弁当箱を取り上げる。
「もうアンタに用は無いから〜、さっさと弁当買ってこいよ」
弥生と窓華が梨杏の腕を持ち上げ、姫は蹴っていた。
「でもまぁ、万引きしてきたら弁当返すよ?」
姫の顔はにやけている。
「してこなかったら…?どうなるの、ねぇ。教えてよ、姫っ」
「煩いなぁ、梨杏は。勿論お・た・の・し・み・!さっ、行こうよぉ。ごめんね華夜。待たせちゃって」
「かぁぐぅやぁたぁん」
「華夜って読んでよ。イチイチ長くしなくていいのっ」
明るく……明るく振る舞わなきゃ。
でも、本当の心は……辛くて、悲しくて、苦しくて。
私は姫に引っ張られて行く。後ろを振り向いて
“ごめんなさい”
と、口パクで言った。
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