大人オリジナル小説
- 【第2部】信じるということ
- 日時: 2013/07/04 10:28
- 名前: 哀歌 ◆dcuKuYSfmk
「さぁ、復讐を始めようか」の第2部です。
立てちゃいました。
もうしばらく、お付き合いください。
【目次】
プロローグ
- Re: 【第2部】信じるということ ( No.4 )
- 日時: 2013/07/10 15:08
- 名前: 哀歌 ◆dcuKuYSfmk
2話 嫌がらせ
学校に行けなくなって、もう2日。
今日も部屋から1歩も出ていない。
ただ「死にたい」と願いながら。
独り、涙を流していた。
学校に行けなくなったのは、神崎の言葉が原因だった。
「死ねばいいのに」
1年生の頃から言われ続けていた悪口。
ずっと、耐えてきた。
でも、その一言が胸にのしかかり、学校に行けなくなった。
担任から来る電話にも、適当に返事して。
全て知っている担任は、無理に学校へ来させようとはしなかった。
でも、それが苦しかった。
どうしてだろう。
誰かに背中を押してもらわなければ、行けないような気がするの。
弱虫な私を赦してください。
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